専門家ちゃうので、素人考えやけども。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

しのばさんの記事読んで、私が良く読んでる脳科学とか、Neurodivergent 系とか、ADHD・ASD系のブログやらの内容が役立つなーと思ったので、ちょっと自分への覚書として、書いておこうかと。

 

個人的にどっかで読み漁ったやつをまとめてるだけなので、あくまでも、「へー。そうなんや。ホンマかな」ぐらいのスタンスで読んでくださいね。

 

 

ADHD脳について、海外系の記事やブログで良く見かけるのが。

 

ADHD脳は、常にstimulation (刺激)を求める脳なのだそう。「へー!」と思って読んだけど。まぁ、そうよね。

 

ちょっと前(2・3年前かな)、ともさんの記事でADHD脳の報酬系について書かれていたと思う。いろんな記事で読むのが、「1年後に15万円あげるのと、毎月1万円もらうのどっちがいい?」って聞かれると、ADHD脳は、計算が出来たとしても目先の報酬に動かされやすい、というやつ。これは、多分、ADHD脳が「待て」に弱いのも絡んでいると思う。

 

で、確か、報酬系に含まれる神経伝達物質にドーパミンがある。つまり、ドーパミンは脳にとって、快楽物質でもあるという事。例えば、麻薬とか覚せい剤なんかは、このドーパミンを誘発するからアディクションが生まれる・・・みたいな事だったと思う。

 

で、脳にとっての「刺激」ってのは、このドーパミンが出てる状態を指すので・・・。ADHD脳は、ドーパミンやアドレナリンを常に欲してる、アディクション脳みたいな事なのかなと(笑)。

 

例えば、鬱症状なんかでは、このドーパミンが足りてない事が多くて、意欲の低下なんかの症状は、それが原因だったりすることもあるそう。

 

ドーパミンが快楽物質って事は、じゃあ、負の感情(不安とか、怒りとか、ネガティブな思考とか)から無縁じゃないか・・・と思うけれど。

 

「スリル」って、ドーパミンとかアドレナリンが出る。

 

お化け屋敷とか、ローラーコースターとか、「不安」とか「怖い」とか「追い詰められて逃げないといけない」とか、そういう感情は、生物として本来の生きるための闘争とか逃走が出るんだそう。

 

つまり、ややこしんだけれども。

 

ADHD脳 → 報酬系が弱くて、快楽物質のドーパミンやアドレナリンを求めがち → つまり、脳が『刺激』を求めがち → 刺激は楽しい事だけではなく、実は不安・怒り・恐怖も闘争心・逃走本能も同じようにドーパミンやアドレナリンが出る → ADHD脳は負の感情や恐怖ですら、快楽物質として求めがち。

 

 

って事かな?と勝手に理解してる。勝手にです。勝手に。

 

 

平たく言うと。

 

 

私はADHD寄りの脳なので、脳がちょっとアホ気味で、常に快楽を求めており。快楽物質としてのドーパミンやアドレナリンを脳内で作り出すためには、楽しい事をしたり・考えたりだけでは足りなくなり、しょっちゅうネガティブな思考もドーパミンを出す刺激材料として、使ってしまう。何なら、自覚無しにやるべき亊を先延ばしにして自分を追い詰め、「さぁ!もう後がない!」と自分を追い込む事で闘争心を煽り、それによって快楽物質を一気に放出しながら乗り切る・・・という、豪快な手をとりがち。

 

ウン。私のADHD寄りの脳って、ちょっとアホ気味だなぁ。

 

 

つまり、脳の快楽と、感情とは別!という事を肝に銘じておかないといかん。自分のADHD脳の報酬系の弱さを、自分のネガティブ思考やぐるぐる思考で補おうとするとは、なんとも、特殊な回路を見出したとは思うけれど。一時的にはプラスになっても、長い目で見ると、脳が病む事になりそうです。

 

 

気をつけなはれや。

 

 

あ。何度もいうけど。ただの素人の「こういう事かなぁ?」という覚書です。