ADHD傾向強めの人の傾向の 「マテ」 | マイノリティのお話

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ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

最近見た海外ADHD系動画で「それな!」って思った事を覚書代わりにまとめ。

 

① ADHD傾向が強めな私は、基本的に「マテ」が苦手である。

 

素の自分であれば、思い立ったらすぐ行動。衝動性が強い・・・というものあるし。最近見た、海外ADHD系動画によると、自分の忘れっぽさを自覚しているADHD傾向強めな人だと、特に、「忘れたらいけない」「覚えているうちに」と行動したい衝動に駆られるのだそうである。

 

だから、基本的に「ゆっくり待つ」が苦手。

 

でも、もちろん、自覚しているので。自制をしている。子供の頃は実際に多動だった私も、大人になるにつれて身体はそれほど身軽ではなくなるし、前頭葉も発達して自制心を覚えた。でも、脳内はめっちゃ多動だし、衝動的だし、マテが出来ない。そんな時、どうするか・・・。

 

脳内で、本当に「カーテンを一回引く」「一歩下がってドア閉める」「席を立って、脳内スペース一周する」イメージを作っている。

 

例えば、先日アビにリズの事を話した時、アビは「2-3日(多分、2-3週間かも)くれないか」と言った。それを待っている間にも、私の中では、既にアビの手中にあるというのに、色々考えてしまう。

 

リズの下を抜けるとして・・・アビとリズの関係性が悪くならないようにするためには、やっぱり、私が「扱いにくい部下」になるのが正解なのではないか。いやいや、そうではないな、「リズ、私、やっぱり今の仕事好きじゃないので、別の仕事がしたいです」と言わないといけないかな。リズは今の仕事を私に続けてほしいだろうから、そう言い出したら、私が抜けるのも仕方ない・・・って思うかな。いやいや。その場しのぎで「じゃあ、もう今のこの仕事は必要ないわ、代わりにこれを」とか言うかな。いや、言わないかな・・・。いずれにせよ、アビはリズに「Sangoが僕に直接訴えてきた」と言わなきゃいけないな。

 

など、まぁ、色々考えた。そして、その考え中の状態を、何度もメールに書いては消し、書いては消し、アビに送ろうか、やめようか、送ろうか、やめようか・・・をした。

 

結論、アビには、あれから何も連絡してない。

 

アビが「考える」と言ったのだ。良かれと思っての事だとしても、私から、やんややんや言われるのは、面倒くさかろう。それに、万が一、私が「それだ!!!」という解決策を提示したとして、アビの大ボスとしてプライドに差し障る気がする。私がアビに話をした時点で、私は「待つ」のが正解。

 

マテ。

 

きぃいいいいいいいいいいいいいいいいいい!!!!!!!

 

いやいや、マテ・・・。

 

ああああああああがぁああああああああぅうううううぎゃああああ!!!

 

マテマテ。

 

みたいな事を先日からしている。

 

② マテが疲れる理由。

 

海外ADHD系動画を見ていて、もう一つ「なるほどね」と思った事がある。マテをしている間も、「疲れる」という事。

 

普通の人は「マテ」なんだから、何もしていないし、別に疲れない。でも、ADHD傾向の高い人は、自分の衝動を抑える自制心を常に保っておくのと。待っている間に「忘れてはいけない」「覚えておかなきゃ」いけない出来事を頭に保っておくのとで、脳の中は大変なのだそうである。

 

ADHD系にとって、一番楽なのは、脳が行くままにしておく亊。つまり、脳内でいろんなアイディアをとりとめなく、絶え間なく、考えたり、空想・妄想している事なのである。でも、それを止めて、何かに集中したり。集中している一方で、自制心を保ったり。その間にも、覚えておかなきゃいけない事を繰り返し考えたり。そんなわけで、脳が疲れるのだそう。

 

確かにね・・・マテ、疲れる。マテ、って、本当に疲れるのよ(笑)。