マッチングアプリ・再び。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

マッチングアプリ。最近はもう、あんまり、積極的にやってません。

 

去年は、何しろ初めての国・都市・アプリ・経験で、「どんなもんだろ!」と好奇心と、攻略方法への探求心が優ってしまって、相手を見つける事に貪欲だったと思います。そして、そういう相手ともで会ったし(向こうも相手を探すのに貪欲だったパターン)、そうじゃなくて、軽いノリで「気が合えば」ぐらいの人とも出会ったし。

 

でも、こちらが「気が合えば」ぐらいの感じで行くと、向こうは「ぜひ、すぐにでも次に会いたい。君とは運命を感じるんだ!」みたいな感じだったり、そういうのをひた隠しにするけれど「次、いつ会える?」と静かに期待値が高まってるタイプだったり。

 

こちらが「おお!」と思ったら、セ●レとしてのお付き合いだったり。もう、いい歳のおばはんなんで、自己責任で、それでもかまへんかったんやけど。「せめて、そこに居たるまでの演出ぐらい頑張ってやろうや・・・バーで飲むぐらいの事、せぇへんけ?」と、セ●レにたいする定義や期待値も、人それぞれだなぁと学んだ。

 

ほとんど会ってへんのに、めっちゃ深いやり取りをする事になったB氏とか。なんか絶対心のトラウマ抱えてて、それを正攻法で抑え込もうとするあまりになんかおかしな事になってそうなCEOさんとか、顔が好みだったので割と速攻で一夜を過ごしたが生きてきた中で一番びっくりするほどの感じで「Friends with benefit(ベネフィット付きの友達)」って「ベネフィットがベネフィットじゃなかって、友達としても機能してなかったら、破綻してるやんけ」と思って引いた人とか、ジローラモではなかったナポリ人と、ジローラモっぽかったミラノ人と。二人で10ユーロのバー代を割り勘しようと言われたので「いや、かまへんわ」と私が払ったら、「君のような人と結婚したい」としばらくストーカーされたりとか。永遠にチャットを毎日数時間する事になり1カ月たっても会う気配がなく「ペンパル探してるんちゃうねん」とフェードアウトした人とか。

 

 

そんな人達と色々出会う中、去年の私のテーマは「きちんとコミュニケーションする」でした。「言いにくい話をきちんとできる大人でありたい」と思ったから。

 

 

だから、一応「ありがとう。でも、私はあなたと合うとは思えない。時間を無駄にしないためにも、ここで終わるね。良き出会いがある事を祈ってるよ!グッドラック!」は伝えてから切った。

 

残念ながら、私がそういうとブチ切れたり、「いや、こっちが願い下げだよ!」みたいなマウントを取る人も何人もいて。そういう人は、今思うと「あー。相手にNOと言われる事に慣れてない人や」というのがわかる。そして、そういう人こそ、こじらせさんや、繊細さんや、トラウマの真っただ中さんだという事も学んだ。そして、むしろ、このパターンが多すぎる事も知った。

 

たまに「え!こちらこそ、ありがとう!君には、きっといい出会いがあるよ!僕じゃなくて、残念だけど!」と返してくれる人が居て、そういう人は「あー。なんていい人なんだ!きっと、ちゃんとした大人だなぁ」と思ったりもしたけれど。こういう人に限って、残念ながら同じ言語が話せないとか、近くに住む予定はないとか、色々あるのです。

 

 

今は、まぁ、私も含め、この歳でマッチングアプリでつながろうとしてる人なんて、そりゃ、どっか何かあるよね!と思いながら、適当な感じでやってます。

 

 

 

さて。つい最近、めっちゃ顔がタイプのイタリア人とマッチングした。

 

 

シチリア人: 君とは会話をしてたはずなんだ!どこですれ違っちゃったのかな。

 

 

え?知らんけど・・・。確かに、前に話した時から1カ月空いてるけど。まぁ、会話自体が特に、盛り上がるわけでもなく。でも、やり取りは、何となく続く感じ。片方が質問し、それにもう片方が答える。さらに質問がされ、それにこたえる・・・みたいな感じで。そして「今日はオフィスで仕事してる」という流れの中で、唐突にこんな質問をされた。

 

 

シチリアの人:君が絶対にあきらめたくない人生の喜びを5つ上げてくれる?

 

 

・・・は!!!!!!!!これで思い出した。この質問、された事ある!あーーーーー!!!!去年の初めの頃かなぁ、別のマッチングアプリでこの質問されたわ。で、質問返したんやけど、気に入らんかったのか、その後会話が弾まず、フェードアウトしたんやった!

 

 

私: 思い出したわ!あなた、別のアプリでマッチングした亊あるわ!そんで、この質問聞かれたわ!

シチリアの人: え?じゃあ、君、返事しなかったんだね!

私: 爆笑!したわ!したし!たぶん、あなたの理想の回答ではなかったんやない?その後、会話は発展せずに終わったわ!

シチリアの人:僕は他にマッチングアプリはしてないけど。

私: 去年してたやろ。去年の話や。あー、思い出した。面白。

シチリアの人: だから、それがどうしたの??

私: いや、つまり。私とあなたは、お互いに見た目とプロフィールはそこそこ好みやから、マッチングしてしまうけれど。会話は弾まへんし、あなたの質問に対して、私は理想の回答をしない人という事よ。

シチリアの人: それは重要なの?

私: 重要やろ。

 

 

という事で、ここで私からは会話終了。急に思い出したわ。この唐突に質問される感じ。そこで思った。やっぱりさぁ。私がこういう、典型的な質問で会話をするタイプの人やったり、ちょっとキレるタイプの人やったりを引くのは、やっぱり、私の好みの問題じゃないの?と(笑)。私は、今までとは違うタイプの人と出会うべきなんやないの?と。

 

 

そう思っていたら、また!また!!!!!懐かしい人から連絡が。

 

 

 

B:Hey. Are you there?(ねぇ、そこにいるの?)

 

 

えー。まだ続けるの?終わろうよ。と思いながら、やっぱり、ブログネタになるので、続ける私。

 

 

私:はい、いますよ。

B: 明日からそっちに行くんだ。

私: そうなんや。明日から天気下り坂みたいやで。

B: え!太陽が照ってると思ってたのに!

私: 天気予報でそういうとる。

B: わかった。

B: まだ予定が立たないけど。時間があったら、ご飯行く?

 

はぁ?いかねぇよ。と思ったけれど。別にそんな事言って、角を立てる必要はないな・・・と持ったので。

 

 

私: Let's see. (様子を見よう)

 

 

と返事をしておいた。その後、Bから何度か「今日は、ビジネスディナーがあって」とか「まだ仕事をしてるんだ」とか、数日間、「いらんよ・・・」という感じの報告連絡が入っていたのだけれど。「そっか。どこに食べに行くの?おいしかったら、店教えてね」とか、「お疲れさーん」とか、適当に返した。

 

 

B: 明日の朝なら時間が取れそう。

私: 私、明日オフィスに行く日だわ。

 

 

と、適当に交わしながら過ごしたら、どうやらお国に戻られたらしい。連絡が来なくなった。やっぱり、いやだわぁ。「キレられたら面倒くさいな」と地雷を気にしながらコミュニケーションせなあかん人・・・。

 

まぁ、Bさんもそれほど積極的に会うつもりないみたいやし、この感じで。ぬるっと終わる事を祈ってます。

 

 

今、数人やり取りしてる人がおるけど。さて。どうなるかなー。