ボス・リズ:証拠集め。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

さて。

末期来てるんでね。末期来てる時の作業に入りました。

 

それは何かというと・・・。よく、モラハラ夫と対峙する準備に入る妻がやってる事です。

 

 

出来事、全部書いてます。勝手にイライラして、勝手に理不尽になった時のやり取りを、もはやデジタルメモに書き記し始めました。我慢の限界すぎて。同僚のオーラも、私ほどではないにしろ、リズとはやっていけないと感じていたらしく・・・。

 

 

オーラ: でもさー。リズとのやり取りなんて、メールのに残ってるわけじゃないし。忘れちゃうじゃない?書き留めてるの?

私: うん。ここ数週間の事は、振り返って書き始めた。あと、私の場合はメールにも残ってるかな。

オーラ: そうなんだ。

私: 私の場合は、ラニさんも絡んでる事が多いから、二人とも一緒に八つ当たりされる事が多いし。

オーラ: それ、どうするの?

私: そうねぇ・・・。

 

 

うちの会社にも、もちろん、会社規範があり。もはや、リズの言動はそれを逸脱するレベルに達しそうである・・・いや、達してると思う。多分、「パワハラ」だと、誰かに法務部(会社規範違反を調査する人達がいる)に訴えられたとして。調査チームが、私やオーラちゃん、ラニさんに聞いたら、「まぁ、悪い人ではないけれど。言動に問題が多々ある事は間違いないと思う。本人に悪気はないけれど、パワハラだと受けとられる要素は大いにあると思う」と、口を揃えそうである。

 

本人に悪意がない場合や、悪質過ぎないケースであれば、調査チームが調査内容をまずは、その上司(この場合アビ)に伝える。そして、その上司に「きちんと、部下(この場合リズ)に指導しなさいね」と言い渡し、担当人事部に「きちんと指導がされているか、定期的に確認するように」と言い渡される事になると思う。

 

その他にも、会社規範を個別に学ぶ、「パワハラとは」みたいなトレーニングに登録し、受ける事になったり。外部のエグゼクティブ・コーチをつけて、自分の言動を日々振り返るように指導されたり。

 

まぁ、そんな風になる。

 

 

私: ・・・と、会社の規定通りだと、そうなるかな・・・。でも、それはしないかな。

オーラ: なんで?

私: アビが困るだろうし。

オーラ: 何もしない、アビが悪いんじゃないの?

私: ウン。だから、もう、書き記してるデジタルノートをアビにシェアし始めた。

オーラ: え!マジで!?

 

 

 

そう。もう、私はこの段階に来てしまった。実は私・・・。この会社規範に違反するケースの調査チームメンバーだった事があるのです・・・。なので、どういう風に調査が行われるかも知っているし、どんなケースで、どんなお仕置きがされるかも、大体わかる。リズの程度では、まぁ、せいぜい上司の指導が入るぐらい。

 

アビは忙しすぎて、私やラニさんがリズに困り果てている事もどうにもできないようだけれど。それなら、もう・・・と、もう一つ手も打った。

 

アビにメールを書きました。

 

 

『アビへ

 

来月XX日に、おじい本部長がこちらに出張するので、ワンオンワンをしてもらう予定です。

 

もし、私のためのプランがないのであれば、教えてください。

 

アビが忙しいのはわかっているし、私を特に理由なく移動させたら、変な時期での不思議な移動になるので、体裁が保ちづらいのもわかっているので。何もできないのであれば、教えてください。そしたら、それで、私は自分のつてを使って、動き始めます。今、会社も厳しいので新しい採用枠は作られない事もわかってるので、誰かが今すぐ私を移動させるわけにはいかない事はわかっているけれど。でも、「移動もOKな、そこそこ仕事がデキル社員」のリストに名前を乗せておいてもらうようにお願いする事はできると思っています。おじい本部長、おばはん本部長や、ステフ、その他の人達にお願いするつもり。

 

もし、プランがないのであれば、それまでに教えてください。そしたら、ワンオンワンの時に、もう少し積極的に、次のキャリアについて話す事ができそうだから。

 

アビも、疲れていて、こんな事を聞きたくもないのは、わかっているけれど。でも、私ももう、限界来てるので。

 

ちなみに、このリンクをどうぞご覧ください。私とアビしかアクセスはありません。

思い出せる限りの記録を書いています。』

 

 

つまり、おじい本部長や、おばはん本部長に「移動したい!助けて!」というのではなく、「そろそろ次に行こうかなと思っていて。私に合いそうな仕事があれば、私の事を思い出してね」と、お願いする・・・という事。前に、アビに「もう限界!移動したい!助けて!」と素直に言って、リズの下に移動したのだけれど。これは、実は、自分のキャリアにとってはマイナスな事。

 

要するに「逃げ出したい」というサインだから。そうではなく「ここで学ぶ事はなくなったので、次の仕事を考えてます。私が出来そうな事あったら、積極的に考えていきたい」と言うのは、前向きな社内転職につながるのである。

 

ちなみに、昔の部署の時の大ボス・ステフは、今や、会社内でもかなり大きな部署を担っている。もし、彼女に連絡してしまえば、すぐに、彼女の部下の誰かにメールは転送され「Sangoに仕事を与えて。移動させなさい」となると思う。だから、彼女に連絡するのは、一番最後にしようと思っているけれど。それは、敢えてアビには伝えない事にした。

 

今までと明らかに違う事がある。

 

もう、また、1年待ったりしない。アビに忠誠を誓ったみたいに、じーっとアビの事を待っていた時とは違う。

 

他のボスの下でもいい。他の部署でもいい。

 

積極的に行こうと思ってます。

 

 

なので、アビへの「リクエスト」と言うよりも、自分がこれから取るアクションの「宣言」という意味合いでのメールを書きました。

 

 

そして、やっぱり・・・アビからの返信はない。

 

 

 

ま、そうよね。こういう事、遅らせるの得意だもんね、アビ。でも、私、来月XX日とはっきり日付を書いたので。そこまでにアビが何も私に話を持ってこなかったら、勝手に活動開始しまーす。