嫌さマックス。アビをイラっとさせる。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

ボス・リズに対して、もう嫌さ加減がマックスである。

 

今週もまた、またしても、勝手にミーティングをキャンセルされた。何の理由もなしに。もう、何度目か。ホンマに、何度目なのか。

 

はぁ、またしても。「これと、あれと、あれを確認せねば・・・」と、期日からさかのぼり計算して、今週のミーティングで確認できれば間に合うぞ・・・としていたものも、確認できなくなった。しかも、期日に間に合わせようとしているのは、そもそも私の提出物ではない。ボス・リズが、アビに提出するものである。そして、アビたその上のボスに提出するものである。つまり、一般的に優先順位は高いもの。

 

こんな感じで、ミーティングをドタキャンされるのは、割とざらになりつつある。そんで、「確認事項があったんですが」とメールをすると、急に、週に2回も1時間でミーティングを入れてきたりする。いや、要らん。普通に、1週間に1回、30分でええねん・・・。大体、こちらの都合を考えず、勝手に向こうからキャンセルする。ミーティングって、双方のためやねんで?ボスから部下に一方的にやってほしい事いうだけちゃうねんで・・・といっつも思う。

 

 

たまたま、アビと話していた時に、それが起きた。

 

 

アビ:どう?元気?

 

私: えー?はい。普通です。大ボス(アビ)のチーフオブスタッフが急に、今日中に確認必要なタスク振ってきたので、それをボス(リズ)に確認しようと思ってたのに、ボスからは、またしても一方的にミーティングをキャンセルされたので、もう一回ミーティング入れられるか確認待ちです。まぁ・・・要するに、いつも通りです。

 

アビ:ああ、そうだね。僕と君のボスは、今すごいプレッシャーの下にいるからね。 ←あ、怒ってる。

 

 

何やら、アビからイラッとした怒りを感じた。

 

いや、でも、知らんがな。そんなん、言われなきゃ知らんがな。なんで、私がそっちで起きてる事を、千里眼でも、サイキックでもないのに、わかってなあかんのよ。ってか、普段から、ちゃんと「今日のミーティングキャンセルします。ちょっと今立て込んでて、無理」って報連相が出来てれば、そりゃ、私だって「なんやろ。なんかあったんかな?」と思える。

 

でもね。報連相が出来ないボスなんで、ドタキャンが当たり前すぎるのよ。

 

それに対して「あー、またや」って思った私の何が悪いのか。

 

アビとリズの秘書のラニさんに確認すると、「今、二人は地獄の底に居る状態よ。大ボスたちから、すんごい課題を出されてる。だから、今日、もう一度ミーティングを入れるのは無理ね」との亊であった。毎回そうなのか、今回がそうなのかは知らんけれど。その度にドタキャンされたり、八つ当たりされたり、そんで、そんな地獄のような状態を知らんかった事で怒られたりするのは、もーいやや。

 

 

次、落ち着いて、ボスとワンオンワンする機会があったら、もう切り出そうと思う。「私はこの部署で何も学んでいる気がしないので、他の仕事を探し始めようと思う」と。

 

 

私はボス・リズにとってとても役立っていると思う。でも、私には何のプラスもない。ただの八つ当たり相手で小間使いなので、スキルの向上も一切ない。アビから見ても、多分、私は便利なのだと思う。そもそもボス・リズは、マルチタスクではないし、リーダーシップも未熟だし、コミュニケーションも苦手である。つまり、リズが苦手で、零れ落ちる諸々を、拾い集めて、リズの気に入るようにする小間使いいると便利なのだと思う。

 

 

くだらん。

 

 

ついでにここに書いておこうかな。覚書のために。

 

 

 

私がリズに伝えるのは・・・。

 

大前提として、今、アビやリズがとても忙しい時期で、そちらの仕事を優先させるべきである事は十分理解できている事。優先させるべきは、私個人の仕事の満足度ではなく、このビジネスを上向きにさせるための対策である事を理解している・・・と伝えた上で・・・。

 

① 最初に想定されていた仕事と内容が違ってしまっている事。

② 私にとって、何のスキルアップも出来ないし、新しい知識も得られていると思えない事。

③ 部長ランクへの昇進も考えてもらっていたが、今の仕事内容だと、とても部長ランクは必要とは思えないし、今の私の役職ランクも必要ないと思われる事。

④ というわけで、他で仕事を探したい。

 

ですね。

 

前にアビに私がどかーんと怒りを爆発させて「もう、無理!移動前提でボス・リズと話するわ!」と言うた時に、「Not so fast(もうちょっと待ちなさい。そんな早急に決めずに)」と言った。「忍耐力が足りないよ。君が僕の立場なら、一日と持たないね」と。

 

いや。言わせてもらうけど・・・。そもそも、そんな忍耐を持たなきゃいけないほどのお給料もろてへんねん。何しろ、私、まだペーペーやからな。このぺーぺー給料で、何のスキルアップも、新しい知識も得られず、ただの八つ当たり先の小間使いって、何のメリットあるねん。

 

暫く待っていたら、確実に何かをもらえるという保証があるのであれば、そりゃ待つけれど。この世界、そんなのまったくない事は理解している。自分で実力を身に付けな、生存していかれへん。今、私がリズの下でしている仕事は、何のキャリアの糧にもなってへん。履歴書にも、よう書かれへん。

 

実は、前回の出張で、ペーペーちゃんに聞かれた時、答えられへんかった。

 

「Sangoの仕事って、何?」

 

・・・何やろ・・・。

 

「アビって何してるの?」とか「リズの部署ってどんな事をしてるの?」なんて質問には、「この部はね・・・」と、この部の存在意義を戦略から実際の実行段階まで雄弁に語れるけれど。「Sangoって何してるの?」には、何にも答えられへんかった。

 

せめて「これをしている」と言える何かがあれば、私も忍耐強く待てたかもしれへんけれど。何にもしてへん状態で、ただの八つ当たり先の小間使いって、もー、無理。

 

 

 

多分、アビは「Sangoは堪え性が無さすぎる」と思っているに違いないけれど。いや、むしろ、堪え性ありすぎるねん。アビは、毎回自分が「育てたい」と思う部下の下に私を付ける。そして私を上手い具合に使って、自分の思うように部下を育てるつもりでいる。

 

ジョージーは前に言うたとおり、大失敗やったし。私よりも先に、天才肌くんも、陽気ちゃんも逃げ出してた。ティファニーについても同じく。天才肌くんは、さっさと逃げ出した。私も逃げ出したかったけれど、ティファニーがアビに「もうちょっとSangoを私の下に」と言うたので、1年近く、アビの部署への移動が遅れた。そんで、今のリズも、そうそうにオーラちゃんはいやいやムード前回で、ボス・リズも扱いづらくて、ボス・リズの下から移動する事になってる。

 

いつも、私は忍耐強く、くせ強すぎボスの下で仕事のクオリティーは落とさずに仕事をしている。ボスは私を大にお気に入りで、私はボスを大の苦手で。それでも、仕事は最後まできっちりとする。

 

もー、嫌や。

 

 

慈善事業やないねん。なんの利点もないのに、こんな事、よー続けられへん。

 

 

ちなみに、アビが前にこの都市に来た時、「どういうアパートなの?」と聞くので(アビも実は、この都市に住みたかったらしい)、「見に来る?」と、さっと内見程度に、私が今住んでるアパートを見せた。

 

 

その時の会話がこれだ。

 

 

私: えっとねぇ。ここが私のホームオフィス。めっちゃちっちゃいけど。それで、ええねん。仕事は出来るだけ早く終わらせて、外出たいから。小さくてええねん。洞穴みたいな小ささやろうけど。

アビ: ・・・。

私: でねぇ、これがベッドルーム。ホンマに小さいねんけどな。

アビ: ・・・この部屋で、君は、実際に寝てるの?

私: ・・・(いや、他にベッドルームないねんけど・・・どういう意味やねん・・・)え、ウン。

アビ: ・・・そう・・・。

私: で、リビングダイニングがここ。

アビ: ああ!!!やっと広い部屋に出た。広い部屋もあるんだ!

私: ・・・(感じ悪・・・金持ちの心の声、漏れすぎやろ・・・)せやねん・・・ここは、そこそこ広いねん・・・。

 

 

 

 

ああ、そうだとも。あなたが驚くぐらい小さなアパートで、前の拠点でもらってたお給料よりも大分低いお給料で(国の生活基準や税金から計算して、そうなるらしい)、しょーもない家族問題で日本とヨーロッパを行ったり来たりして、航空運賃にお給料のほとんどをツッコミながら生きてるねん。

 

 

アビが私に求めてる忍耐力の分の対価、もろてへんねん!