妹ちゃん:なるほど・・・。 | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

アメブロさん、アメトピにはあげんといて~なやつです。身バレを避けながら、ひっそりやってます。

 

 

私の家族は、私以外漏れなくASD濃いめである。その中でも、おかんはADHDも色濃く入っていて、妹ちゃんもADHDハイッテル系。そして「私、お母さんに似ている」と自覚はあるものの、圧倒的に自分が発達障碍かもしてないという亊への嫌悪か、あるいは生きづらさがあっても自分が何とかせねばと思っていないか、人には一切迷惑かかってないと思っている自覚のなさかしらんけれど、「私、発達障碍ってやつかもしれない」っとは言いつつ、本を読んだり、診断受けたりなんて亊は考えてなさそうである。

 

「不便」を「解決すべき問題」ではなく、「不満」としてとらえるタイプなので、「何故か生きにくい」で終わっているのかな、とも思えるし。「嫌な亊からはとことん回避」が、永遠に発動した状態かな、と思う。

 

そんな妹ちゃんと、『相談・協力して』両親の亊をいろいろ決めたいのだけれど。

 

多分、頭ではわかっているのだと思う。知識・常識として、「相談・協力すべき」と。でも、それをどうしていいのかわからないのだろうし、そもそも「相談」とか「協力」なんて、曖昧な概念を理解するのは難しいのだと思う。さらに、基本的に「私ばっかり」とか「どうせ」とか「~のせいで」など、他責+自分目線強め+自己肯定感低めなので、そもそもが「建設的な対話で問題解決へ」なんて気質はないし、多分、それをスキルとして学んでいないのか、あるいは、学んでいても仕事外では発動できないのか・・・である。

 

 

私: ~についてだけど、Aを考えてるんだけど、どう思う?

妹: ・・・でも、Aだと、あーでこーであーなんだけど・・・。

私: うーん、でも、前にBだと、あーでこーでって言ってたから、Aかなって思ったんだけど。

妹: ・・・どうせ・・・。

私: 何?

妹: もう、好きに決めたらいいじゃない。そっちで勝手に。

私: え?今相談してるんだけど。Aかな?それとも、Bかな。私はあーでこーでだから、Aかなって思ったけど。他にも、懸念点があったら相談したいと思って。

妹: ・・・どうせ、私が・・・ああ!もう、いいよ!勝手にしたら?!

私: ・・・いや、相談をして決めようよ。

妹: どうせ、私が言ったところで・・・ああ!もう!早く部屋から出て行って!うるさいな!出て行って、てば!

 

 

ま、基本、相談も協力も、無理でした。

 

 

言う?両親の亊を決めなきゃいけない時に、「うるさいな」「出て行って」「勝手にしたら」「好きに決めたら」・・・言う?言わないよねぇ?言いませんよねぇ?言いたくても、言わないよねぇ・・・。

 

 

妹ちゃんは、普段、定期的に両親の様子を見に来たり、緊急連絡先だったり、書類関連をいろいろしてくれているけれど。それもあって、自分に都合のいいように何かを決めたいのであれば、そういえばいいと思うのだ。「~もやってるし、~に関しては、私に負担の内容にBにしてほしい」と。なぜ、キレる亊しかできないのだ。

 

挙句・・・。

 

妹: 私、今から、帰る亊にしたから!

私: ・・・え?そうなの?今日、夜ご飯、鍋しようって・・・。

妹: ・・・そんなの勝手に食べといたら?!

私: フーン。

 

そもそも、こういう状態になった後で、予定変更して急に実家から自分の住んでいるところに帰るとか、なかなか、私ならしないけれど。そういえば、昔から、おかんにブチ切れて、急に実家から去ったりしていたから、宣言しているだけましなのか・・・。ちょっと前に近しい親戚とした会話。

 

 

 

私: 普段は、妹ちゃんが来てくれて、いろいろやってくれてるわ。

親戚: そうよね。妹ちゃんは、いつも物腰柔らかくて、感じがいいから。

私: ・・・え?嫌、家族内ではなかなか辛辣やで。

親戚: 嘘。そんな風に見えないけど。

私: 両親の亊「どうする?」って聞いたら「私に迷惑がかからないなら、なんでもいい」って言うで。あの人。

親戚: ・・・あはははは!そんな、みんな思ってるけど、誰も口にはしない亊、言うの?(笑)

私: せやろ。

親戚: そういえば、昔、あなたのお母さんに聞いた亊あるわ。妹ちゃんは、怖いって。

私: そういう亊やねん。

 

 

 

そうそう。ちょっと前にも、同じように、妹ちゃんの機嫌が悪くなった。はー、また、機嫌が悪いの漏れ漏れの状態で、私に八つ当たりしてる・・・と思ったのだけれど。

 

私: ~しようか?

妹ちゃん: いらない!

私: え?じゃあ、~ならいい?

妹ちゃん: いらないって言ってるでしょ!

私: ふーん。わかった。必要やったら、言うてね。

妹ちゃん: そんなご機嫌取りみたいなの、やめてよ!

 

 

・・・最近、どっかでこのセリフ聞いたな・・・と思ったんやけど。あ!Bや!Bから聞いたセリフや!なるほどね~。私としては、特に「ご機嫌取り」とは思ってないのである。そもそも、私が融通が利くタイプやし、どっちでもいいし、そのぐらいの亊は苦にはならんと思ったら、簡単にオファーするタイプの人なのである。別に、人の役に立ちたいとか、機嫌取りたいとかいう亊ではない。

 

 

このまま、八つ当たりされるぐらいなら、この程度の亊、喜んでする・・・という、至って自己中心的な考えゆえなのだ(笑)。

 

 

結果的に「ご機嫌取り」なのだけれど。ニュアンスの違い、分かっていただけるだろうか。「相手の機嫌を取りたい」から、自分の信念を曲げている、という亊ではないのだ。「自分に八つ当たりされるのが嫌なので、自分が曲げられる亊は融通を利かす」なのだ。

 

これを、Bは people pleaser (ご機嫌取り、ゴマすり)と捉えたのかもしれないな。違うねん。もう、40年も、こんな感じの家族と暮らしてきたので、多少の八つ当たりは慣れているし、私自身が相手に合わせた方が楽やねん。その方が、相手のとげとげした感情を受け取らなくて済むから。

 

 

まぁ、いずれにせよ、この人とは両親の亊で「相談・協力」が必要なくなったら、さようならします。