Emotionally unavailable or emotionally turned of | マイノリティのお話

マイノリティのお話

ずっと人前で自分を出せない、自分でいてはいけないのだと思ってました。カウンセリングを受けたら、育った環境に原因がある事がわかりました。

私以外全員ASDだった。

ASDについて勉強したら、今まで見えてなかった事が見え始めた、そんなブログです。

前にブログで書いた人のポッドキャストで、はーーーーーー!!!Bさん、これにぴったり―!という内容が今日上がってて、ウケたので。シェア。

 

 

Emotionally unavailable (感情の対応が出来ない人)、emotionally turned off (感情の対応のスイッチ切ってる人)の亊を話し。

 

 

こちらの「how are you?」とか「今日はどんな調子?」みたいな質問に「I am okay (大丈夫)」とか「I am good (いいよ)」ぐらいしか返事をしてこない。なぜなら、こういう人はこれ以上深く人の感情の対応をできないから。だから、こういう人は自分の感情も話さない。今どういう状況なのか、どう思ってるのか、相手にどんな気持ちを抱いているのか、今後どうしたいのか、そういった亊を話したくない、話す能力がないから、出来るだけ短く返事をする。

 

こういう人の心を開いて、感情をお互いに話せるようにするには、めちゃくちゃ時間がかかる。なぜなら、彼らは自分が傷つくのを恐れているから。彼らは自分自身の感情や気持ちと向き合う亊をしていないから、もちろん、相手に対する感情も、相手の感情にも向きあう亊なんて、出来ない。

 

そして、彼らは常に、相手に「君は感情的になりすぎる」とか「君は繊細過ぎる」とか「ちょっと君は入り込みすぎだよ」と言う。彼らは、自分の問題を、相手の問題にすり替えて、相手を責める事で、自分に向き合う亊から逃げる。

 

さらに、彼らは自分が暇な時、人恋しい時には連絡してくるのに、相手が連絡すると急に消える。あなたが「いつ会おうよ」と設定すると、すぐに連絡をしてこなくなる。でも、その後あなたが一歩下がると、またしばらくして向こうから連絡してくる。なぜなら、彼らはあなたや相手の亊を思う亊なんてできないのだから。自分の感情にすら向き合えず、自分の感情にその場その場で対処する亊で手一杯だから。

 

こういう人に出会ったらどうするか。もう会うのを止める事。時間の無駄!

 

 

まんまBさんの亊言うてたわ。やっぱり、心理的に、あの人、なんか怖いんやろうなぁ。人に裏切られたり、見捨てられたりするのが。おかわいそうやなー。これに向き合う亊さえできれば、難民という過去を持ち、苦労してきた分だけ、人にもすごく優しくなれるのに。

 

深い傷がある人ほど、自分の痛みや弱さを認められたら、すごく、すごく、人にやさしくなれるのになぁ。

 

残念。

 

いつか気が付いて、いいカウンセリングや心療内科での治療を受けられるといいね。

 

 

そういえば、Bさんと会う前の亊。

 

Bさん:どこにご飯食べに行きたい?

私: うーん、カジュアルなところ。

Bさん: え?ちゃんとしたところに食べに行こう。僕はおいしいものが食べたい。

私: ちゃんとしたってどういう亊?

Bさん: フォーマルじゃなくてもいいけれど、そこそこのレーティングは欲しい。こういうのとか。

 

と言って、リンクをいくつかくれたのだけれど「いや、ビジネスごはんかよ」と思えるほど、きちんとしすぎていた。

 

私: いや、フォーマルすぎでしょう。午後からお仕事あるんでしょう?職場の近くのブランチカフェかなにかでさらっと会う?

Bさん: え・・・なんで?ちゃんとしたところに招待してんだよ?え?お金の亊?気にしてるの?

 

私: してへんー!いくら何でも、時々素敵なところに行くぐらいの小金は稼いでるし。ただ、効率的に、Bさんがすぐにサクッと仕事に戻れる場所がいいんじゃないかと思ってるだけ。

Bさん: ・・・君、cute(キュート)だね・・・。

 

私: ・・・今のは褒めてなかったでしょう・・・。いや、ちゃんとしたところでお昼食べたいなら、それでもいいけれど。白いテーブルクロスとナプキンがあるところじゃビジネスの会食みたいになるから、お上品にせなあかんし、爆笑とかできんやん?

Bさん: ・・・わかった。じゃあ、これかな。リーズナブルで、カジュアルだけれど、レーティングはすごくいい。

私: 了解。よさそげ!

 

で、結果、そこはいっぱい過ぎて、ホテルのラウンジに向かったけれど。このやり取りから、どうせ、どんな額になろうと、私においしいもんをたらふく食べさせて、飲ませて、払おうとしているな・・・と思ったので、Aesopのトラベルセットを買って行った。泊ってるホテル聞いたら、割と普通のところだったので、ラグジュアリーなアメニティーはないだろうと思って。で、食べ終わったタイミングで・・・。

 

 

私: 割り勘にしよう?←クレジットカード出してる。

Bさん: 何を言うかと思ったら!そんなのいいに決まってる!

私: そういうかなぁと思ってたから、じゃあ、代わりにコレ。

Bさん: え?僕に?くれるの?

私: そう。多分、どんなに高くても、払ってくれるんだろうなぁと思って。

Bさん: え?これ、Aesopの?

私: そう、あけてみて。めっちゃ感動するから。

Bさん: わーーーー!すごい!これ、どんだけたくさんアメニティ入ってるの!←マジAesopのトラベルセット素敵です。

私: せやろー!Aesopのゲイの店長にめっちゃすすめられてん(爆笑)。

Bさん: 助かる―!今のホテル、アメニティの質が悪くて、髪の毛ごわごわになるし、ボディクリームもなくて、かぴかぴだし。

私: ちょうどよかった。ほんなら、ご馳走様でした。

Bさん: ・・・。

私: ありがとう。いこか。

Bさん: ・・・。

私: 何?どないしたん?

Bさん: ありがとう。ご馳走して、お礼をもらった亊なんて今までないよ。

私: えっ、マジで?いや、ええからええから。はよ、出よか。

 

このあたりまでは心を開いてた気配やったんやけどなぁ(笑)。やっぱり、相当いろいろ乗り切ってきたんだろうな。私ごときで、1日程度で、開ける心や感情ではなかったって亊やなぁ。

 

私の周りには、なぜか数時間でゲイである亊を打ち明けたり、トランスである亊を打ち明けてくれたり、込み入った事情を話だして、「ええ?なぜ、こんな短時間で私に・・・」と思う人がたくさんおるから、行けるかとも思ったけど。

 

根は深かったという亊か・・・。

 

Aesop自分で持っといて、ご馳走になりっぱなしでよかったかも(笑)。