えーと。油田コンサルタントの人、Bさん、15分の人、エノテカさん、ケープタウンさん、そんでツアーマネージャーさん。
こうやって並べると、ダントツBさんが見た目が格好良かったわ。中身、大変だったけど・・・。あっ、いや、15分の人は言われんぐらい、酷かったわ。もう、ノーカウントにしたいぐらい。
ケープタウンさんは、ケープタウン出身の人。アプリでチャットを始めたのだけれど、「ザ・まとも~」な人の香りがしたので、会う亊にした。彼もまだこの国に来てそれほど時間が経っていないので、話が合うかなと思って。午後か夜に軽くビールを1・2杯が私の理想なのだけれど、彼はなぜか「コーヒーを」という。まぁ、ええけれども。
明日の朝「コーヒーはどう?」と聞かれたのだけれど・・・。
私:あー、行きたい気持ちはすごくあるのだけれど。正直、明日、朝起きられる気がしない。今日、友達と飲みに行く約束をしていて、朝方終わる気がするから・・・ごめんなさーい。
ケープタウンさん: あー(笑)。わかった。じゃあ、仕切り直ししよう。そういえば、どのエリアに住んでいるの?
私: あっ、ごめん。友達が来た!じゃあ、またね。
ケープタウンさん: あ、わかった。また!
そして、飲みに行った日の翌日、起きてから、ケープタウンさんの最後の質問に返事をしてない亊を思い出した。
私: A地区だよ。
で、しばらくいろいろ何かをしていて、ふと、またWhatsAppを見たら、ケープタウンさんから何やらメッセージが。
ケープタウンさん: ケープタウンさんがメッセージを取り消しました。
なんやろ・・・。なんか間違えたんかな。で、さらに翌日。
ケープタウンさん: 一昨日の夜は楽しかった?
私: 楽しかったですよ。結局、朝方2時頃に家にたどり着きました。
ケープタウンさん: メッセージ取り消してごめんね。
私: いや、別に。何を送ってくれたのは、謎だけれども。
ケープタウンさん: 起きているなら、コーヒーでも・・・と思ったんだけれど。申し訳ないな、と思って。
いや、本当かどうか知らんけれど。なんじゃ、この究極の繊細さんみたいな感じ(笑)。え?断られるかな、と思って、もう、先にメッセージ削除したん?なんじゃ、この人、おもろいわ。
私: なんだ、そうやったんや。
で、しばらく間が空いて・・・。
ケープタウンさん: 今日も朝はゆっくり?
私: いーや、今日は生産性の高い朝を送っております。家中のモップ掛けと洗濯。
ケープタウンさん: そうなんだね。もし、よかったらだけれど、コーヒーでもどうかと思ったんだけれど。
私: うん、ええで。でも、家事終えてからでもええかな。
ケープタウンさん: もちろん!!! (←めっちゃ気分が跳ねたのが見える)何時ごろがいい?
私: ええとね・・・30分ぐらいで出られるかな。
私: いや、嘘。30分はちょっと言いすぎやわ。濡れたモップ見てたら、30分はアグレッシブすぎる事に気が付いた(笑)。もうちょっとかかる。
ケープタウンさん: わかった(笑)。時間かけていいから。住んでるところ、A地区だよね。
私: ハイ、そうです。
ケープタウンさん: じゃあ、ここでどうかな。
私: わぁ、私に近いところをありがとう!歩いていける!
ケープタウンさん: どういたしまして!
そして、ケープタウンさんと出会ったのは、カフェ、ブランチの時間。まぁ、アボカドトーストとか、ポーチドエッグにハリッサソースとか、ちょっとこじゃれた朝ごはんメニューのあるカフェ。そこで、1時間ちょっとほどブランチしました。
ケープタウンさんは、ファイナンシャルサービスの会社にお勤めな方で(多分)、彼自身はアメリカ時間に仕事をしなければならないらしく、イーストコースト時間というてたので、NYの時間帯に仕事をする亊がほとんどらしい。なので、ディナーやドリンクは、休日・祝日しか行けないらしく、朝ごはん・ブランチを提案していたようである。
穏やか~な人。穏やか~な。めちゃくちゃ、穏やか~な人。イメージで言うと・・・キリンさん・・・。背の高い草食動物系です。
ケープタウンさん: 君、本当に、まだここに来たばかりなんだね。
私: そうなんです。まだ、本当にようやく最近落ち着いたばかり。だから、そろそろ会社の外にネットワークを作ろうかな、と思って、アプリを始めたんだけれど。まともな人に出会える率が少なくて。
ケープタウンさん: そうなの?まぁ、僕なんか、マッチングアプリでマッチするのが20-30人こちらから「いいね」をして、数人いるぐらいかな。だから、相手からチャットが返ってきたら、すごく嬉しいんだよ。
私: えっ。そうなの?知らなかった・・・。
後で書くけれど。女性の私側からは、まったく違う。
ケープタウンさん:だから、マッチングアプリなんて、実際、何のためにしているのかわからないぐらいで。
私: そうなんやー。知らなかった。私は、自分から話しかけるタイプのアプリの場合、もちろん、会話にたどり着く亊は多いんだけれども。まともな人は、5人に1人ぐらいかなぁ。私自身がスローなのもあって、最初からぐいぐい来られると、引いてしまうし。
ケープタウンさん:僕もだよ。僕はintrovert (内向的)だから、特に。でも、こっちにきてから、人に会わなきゃと思って、マッチングアプリを始めたんだけど、そもそもマッチングしないんだよ(笑)。
私: ・・・え?なんでかな。ケープタウンさんのプロファイルは、すごくまともだけれど。ほとんどが、サングラスかけてるか、上半身裸ばっかりで、「カジュアルな関係性を」みたいなのが多いから、ケープタウンさんはすっごくまとも。え?みんな、もっとカジュアルな出会いを求めてるって亊?
ケープタウンさん: どうなんだろう。でも、僕は自ら人に会いにいかなければ、新しい出会いはないしね。
私: あー、私もそうかな。私も、introvertで、新しい人に出会うのはすんごい苦手なんだけれども。あ、いや、多分、そうは見えないと思うんですけれど。一見、社交的に見えるだろうから。でも、これ、頑張ってるんです(笑)。多分、翌日あたりに、「はぁー、疲れたぁ」と抜け殻になるかと(笑)。
ケープタウンさん: わかる、わかるよ。
私: もう、そうなると「ああー、家から出たくないわぁ・・・」となって、もはや、引きこもりになるし。
ケープタウンさん: わかる。そうならないように、最低限でも、外に食材を買いに行くんだけれども。僕、家で料理してるから。
私: エライわー。どこに買いに行くん?
ケープタウンさん: マーケットに行く。でも、まだ魚屋や肉屋で「それ、何グラムちょうだい」と言えるまでにこの国の言葉が上達してないから、そこまではできなくて。かごに入ってるアプリコットで精いっぱい(笑)。
私: めっちゃわかる(笑)。私、一人だと、そういう場で同じようにもじもじして、多分、カット売りされてるチーズを指さしして「く、ください・・・」って言うので精一杯やねんけど。多分、誰かと一緒に行って、しかも、それがintrovertの人なら、私の中でバランスとろうとして、なぜかすんごいextrovertになるだろうから、「おっちゃん、まけてぇや!」が言えるかも(笑)。
ケープタウンさん: 何それ、どういう亊(笑)。どうだろうな、僕も少しは勇気が出るかもしれない。君、introvertには思えないんだけれど。
私: ケープタウンさんが、めっちゃintrovertな感じだから、私がバランス取ってextrovertにしてるねん(爆笑)。だって、introvert二人やったら、会話もできんやろ。初対面で。
ケープタウンさん: なるほど、ありがたいな。
と、つるつるのスキンヘッド(多分、御髪はない)にすらっとした背の高いブルーグレーの美しい目をされた超内向的なケープタウンさんと、introvert談議でそこそこ盛り上がり、ブランチを終えた。
ケープタウンさん: そろそろ、僕、戻って仕事の準備をしないと。
私: ハイ、そうですね。私に近いところに来てくださって、ありがとうございます。楽しかった。まともな人とまともな話が出来て。
ケープタウンさん: そうだね。
私: じゃあ、すみませーん!お会計を! (←クレジットカード出す)
ケープタウンさん: 二人で分けようか?
私: そうしましょう。
と、割り勘にして終えた。
シャイで、物腰のやわらかい、でも、正直者な、ブルーグレーの目がやさしい人でした。一番笑ったのは・・・。メニューを見ながら。
ケープタウンさん:み、見えない。小さすぎて、見えないんだけど。メガネが必要なんだけど!
私: 爆笑。わかる、わかるわー。めっちゃわかるわー。急に来るよね、老眼て。このメニュー、ギリよね。ギリ。
ケープタウンさん: ああ、この距離なら見えるよ(笑)。
私: もういっそ写真撮って拡大してもいいよ。
ケープタウンさん: いや、ギリ行ける(笑)。
という、老眼話を展開したところでした。
そして、家に帰る途中、あるアプリからチャットが上がった。
つづく。