広島山口蔵めぐり3日目ファイナルは一日かけて三次ワイナリーさんに行ってきました。
ここのワイナリーも最近メキメキと頭角を現してきているワイナリーだと思ってます。
経路検索で調べると広島バスセンターからJR三次駅まで高速バスで行き(2時間弱)そこからローカル線のバスにのって三好ワイナリーとなってたので、
その経路で行くことに。
なんと乗車した高速バスはJR三次駅経由の三好ワイナリーまで直で行ってくれるバスで幸先いい感じでした^^
後から聞くと一日に往復一本はワイナリーまでいくとのことでした。
午前中に予定より早く着いたので、ワイナリー内をブラブラと
お!ワインツーリズムのポスターが!広島、島根近郊のワイナリーが紹介されてました。
山梨ワインツーリズムみたいな感じではありませんでした^^;;

芝生とステージがあります。日曜日とかは家族連れや観光客で楽しめる感じになってるんでしょうね。

館内に入ってアポイントをとってる営業の沖田一希さんをきょろきょろと探します。
よく考えたらお互い顔がわからなかったので会えるのかなと思いながら探してたら、同じように人を探してる人を発見し
なんとか合流。^^
早速、圃場を案内してもらいました。
車で約5分のところに契約農家さんの圃場があります。
ほとんどの葡萄の木にレインカット(ビニールで雨を遮ったもの)が施されてます。
外国と違って多雨な日本ではこういう情景をよく見ます。
でもこうみると壮大ですね。
昔は房だけにレインカットを施してたけど、最近葉っぱも雨で病気になる可能性があるので今では全体にレインカットを施しています。
盆地性の気候で寒暖の差があるそうです。実は豪雪地帯最南端の芸北も近くにあるんですね。
土地は粘土質で若干石灰質の岩が混じってて、色は若干赤め。
そして、一番標高の高い(約400M)圃場に連れて行ってもらいました。
ここは、三次ワイナリーのフラッグシップでもあるTOMOEシャルドネ新月の圃場です。
丁度、葡萄の花が咲いていました!白く細くのびているものが花です。たくさんあります。拡大してみてください笑
きれいに咲いている期間は短いとのことなのでラッキーでした。

地面からの水の跳ね返りを防ぐのも考慮して棚栽培で育ててます。
一枝に一房のみ実をつけるように間引き栽培もしています。
そうすることによって香味が凝縮されたしっかりとした葡萄になります。
収穫時期は9月ごろに大勢40人くらい集まって真夜中に一気に収穫します。(ナイトハーベスト)
収穫時間は品質低下を防ぐため寒い時間帯の深夜から早朝が良いとされています。
収穫後はすぐに、腐敗、醗酵を抑えるためすぐに低温で保存します。
そしてびっくりしたのは樹齢約25年の太い枝。円周40cmくらいあるのでしょうか。棚栽培だからというのもありますがこれはまさに葡萄の木ですね!


こだわって育てられた葡萄で醸されたワイン。しっかりとしたボディのある美味しいワインでした。
ちょいお高いですが^^;;
そして、隣の見下ろしたところにある畑も紹介してもらいました。

セミヨンの畑です。
三次市は霧が多いらしく(三次のゆるキャラは「きりこちゃん」笑)、この一帯の中でもセミヨンの畑が窪んでるので一番霧がたまるとのことです。
霧は水分ですから、葡萄栽培にとってはあまりよろしくないものです。
病気なども発生しやすくなります。
しかし、三次ワイナリーではこれを逆手にとって、なんとセミヨンの貴腐ワインを作ってるとのこと!^^
タイミングもあるらしく菌が付くときと付かない時があるので貴腐ワインもヴィンテージによるそうです。
丁度、2016は貴腐ワインが出来た年とのことで数年後が楽しみですね。
でも、逆に2016の普通のセミヨンのワインがないとのこと!え!^^;;
移動して最後に自社圃場を見せてもらいました。

こちらは垣根栽培で行ってます。社員自ら育ててるとのことです。
色々な品種が育ってました。


シラー、ピノノワール、の他にプティヴェルド。
試験的に
ソーヴィニヨンブラン、リースリング、カベルネソーヴィニヨン等、、、
仕立て方法も試験的に色々試していました。いろんな品種、仕立て方法、年毎にそれぞれ果実の分析をして、気が遠くなりそうな作業ですね^^;;
圃場見学をたっぷりとしたあとは沖田さんとBBQランチ!笑
(私が一人だったので見かねて、、、^^;;)
BBQの素材とワインを合わせて3種のワインセットを頼みました。
沖田さんは車運転のため飲めなくて、、、^^;; 付き合って頂きありがとうございます。^^;;
三次ワイナリーの説明を軽くしてもらいました。
生産量 約20万本。
畑は契約農家 4.6Ha、垣根栽培 2ha
知りませんでしたが、広島には4つのワイナリーがあるらしく、、、
世良ワイナリー、福山にもスパークリングのみのシティ派ワイナリーがあるそうです。
ほんと、日本ワイナリーは増えてきましたね。
昼食後は工場内の見学に
製品の出荷場の横を通って

ワインを醸造する10KLのステンレスタンクがずらりと!
除梗機は2台あって、ランクが上のワインは葡萄を手作業で選別するとのことです。
除梗機の中を見せてもらいました。初めてかも^^;;

真ん中のワインレッドの様なものが回って、丸く空いてる部分から葡萄の実が落ちていきます。
枝はこのドラムの中に残るという仕組みです。
穴の大きさは2パターンあるそうです。(デラウェアは小さいですもんね)
バルーン式の大型プレス機(圧搾機)

奥のほうにバスケットプレスもありました。小仕込みで上位ランクのワインの時に使うんでしょう。

そしてエレベーターで地下に降りて秘密めいたお部屋へ。
ワイン貯蔵庫でした^^;;
たくさんの樽が熟成されてました。樽はオークでフレンチとアメリカンのタイプがバラバラに存在してるとのことです。


ひんやりとしてて13度保たれているとのことです。
湿度もしっかりと管理されてて湿度75%以下になると天井に設置しているスプリンクラーからミストが噴射されます。
実際に噴射しているところを見せてもらいました^^

すごいなと見ていたら、遠くから女の人の笑い声が。
え?空耳?地下なのに。怖い!
今の声は何かと尋ねたところ、どうも一般のお客さんが通る見学用の通路があるらしくそこから聞こえてました。^^;;
私はその内側を見せてもらってたのですね^^;;
そして、最後に館内に戻ってワインのテイスティングをしました。



約14種類飲みましたがどれもレベルが高いです!^^;;
中でも目立ったものご紹介します。
まずセミヨン。
ステンレス熟成も和柑橘のニュアンスをイメージさせる爽やかなワインでよいのですが、
セミヨン バレルセレクションにはびっくりしました。
今までに飲んだことのタイプです。
樽熟成でこんなにも味が変わるんだと驚きました。ジューシーでうま味が倍増。
そして、シャルドネ新月は前述した通り、香りの立ち方もよくバランスのとれた期待を裏切らない味。
樽発酵・樽熟成しているのですが、ボディがしっかりしているので嫌みのないほのかに樽のニュアンスが感じる程度。新樽率も高いとのこと。
(シャルドネリザーブと比べて)

マスカット・ベーリーAはここ数年で最高のレベルと言わせるくらい熟した果実味で円やかな乳酸を感じます。
そしてマスカットベーリーA特有な華やかな甘くチャーミングな香りがします。
メルローは日本ワインの象徴というような優しく繊細なタッチ。ほのかに青臭い草木の香りもしてそれが良いアクセント。
そして、メルローロゼも意外性のある味。カシスを思わす甘い香りにさっぱりとした辛口に仕上がってます。
最後にはもう市販されていないセミヨンの貴腐ワインを。
口の中がとろけそうでした。

さて。厳選したワインを12本づつ、大名店、那覇店 に送ってます。
大名店は少しづつグラスワインとして出していますが、、、^^;;
那覇店は7/2のイベントで開栓する予定です。
ぜひご賞味してみてください!^^
ワイン購入して時間を見るともう16時過ぎ^^;;
沖田さんなが~い時間お付き合い頂きありがとうございました。お話もいろいろとありがとうございました。











