カリブ諸国探訪第1弾「セントビンセントおよびグレナディーン諸島」、第2弾「セントキッツ・ネイビス」、第3弾「セントルシア」、第4弾「ガイアナ」に続く第5弾!
ちなみに、第1弾・第2弾・第3弾・第4弾の記事はこちら。
「セントビンセントおよびグレナディーン諸島ってどんな国? 1基本情報編」「 2 観光編」「3 食事編」
「セントキッツ・ネービスってどんな国?1 基本情報とSKNにたどり着くまで」「2 首都バセテールを歩いて観光編」
「2 北西部の観光編」「3 南西部の観光編」「4 食べ物編」
「ガイアナってどんな国? 1 基本情報編」「2 首都ジョージタウン観光編」「3 食事編」
(だんだん長くなってきて疲れるな・・・)
今回ご紹介するのは、アンティグア・バーブーダ。
(英語だと「バービューダ」と発音するようだ。)
オリジナリティー溢れる国旗は、街中にあった石碑によると、あアンティグア・バーブーダの芸術家レジナルド・サミュエルのデザインで、1967年2月27日に採用された。
赤は国民の内なる力強さを、黒は国土とアフリカの出自を、青は希望を、金は新しい時代の幕開けを、白いVは勝利を象徴し、金の太陽と青と白でこの国が誇る太陽と海と白い砂を表しているのだそうだ。
ところで、アンティグア・バーブーダ(以降A.B)という国を知っている日本人て、一体どのくらいいるのだろう?
A.Bは、カリブ海の東南にある小アンティル諸島に位置する島嶼国で、主にアンティグア島・バーブーダ島・レドンダ島からなる独立国家だ。
ちなみに、小アンティル諸島には、トリニダード・トバゴを始めこのブログで紹介した(北から)セントキッツ(セントクリストファー)・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーンも含まれている。
そして、セントキッツ(セントクリストファー)・ネイビス、セントルシア、セントビンセント・グレナディーンと同様かつてはイギリスの植民地だったのだが、独立を果たし、英連邦の加盟国となった。
外務省のデータによると、種子島とほぼ同じ440㎢の国土に10万人弱の人が住んでいるらしい。
人口の約9割をアフリカ系が占めていて、公用語は英語、主な宗教はキリスト教なのだそうだ。
かつては、サトウキビから作られる砂糖が主な収入源だったらしいが、諸外国に対抗できず砂糖産業を諦め現在は観光が産業の中心となっているのも、近隣諸国と同じである。
そして、これまた近隣諸国同様、世界経済の状況や自然災害に左右されやすい観光業だけに頼る産業構造から脱却するために、特産のブラックパイナップルや、サトウキビ栽培、
(島のあちこちで見られるこの円筒形の建物は、かつて収穫したサトウキビを収納していた倉庫だそうだ。)
牛・羊・山羊などの牧畜、
(広々とした牧草地で草を食む羊)
(我が物顔で道路を横切る山羊)
水産業などの農水産業や、オフショア・ビジネス振興による、産業の多様化を図ろうとしているらしい。
特にパイナップルは国の特産品なので、パイナップル畑(ピンクがかった色の部分)
だけでなく、モチーフとして、いたるところで目にする。
(「パイナップルは我々のおもてなしの心のシンボルです」)
クルーズ船のターミナル(桟橋)にあった「ようこそ」や「また来てね」の看板
門柱の上や、
ベランダの手すりにも!
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さて、A.Bと日本との関係はというと、A.Bに対する主要援助国となっていて、水産関係や、海水の淡水化などの方面で援助をしているようだ。
島内観光している時に見つけた日本の援助で建てられた水産施設
うろうろと覗き回っていたら、魚の買い付けに来ていた地元のホテルのオーナーから握手を求められ、「素晴らしい施設を作ってくれてありがとう。おかげで新鮮な魚が容易に手に入るようになったよ!」と感謝されてしまった!
いや〜、日本人だというだけで私なんかがそんな風に言ってもらっちゃってすみません。
セントビンセントでもこんなことあったな。
(その時の様子はこちら。「セントビンセントおよびグレナディーン諸島ってどんな国? 1基本情報編」)
ともあれ、基本情報はこれくらいにして、次はいよいよ観光編だ!
(「アンティグア・バーブーダってどんな国? 2 観光編」に続く。)
(今回の記事の情報は外務省ホームページ(アンティグア・バーブーダ基礎データ | 外務省)とwikipedia(アンティグア・バーブーダ - Wikipedia)より。)
Q:黒い服よく着る?
黒い服はたくさん持っているけれど、「濃い色には虫が寄ってくる」と聞いたことがあるので、T.Tではなるべく来ないようにしている。