パパといっしょに
前回の「バースレビューのすすめ」に続いて今回はバースプランについてのお話です。バースプランはママさん達もご存知ですよね・・・
「出産方法の希望」「陣痛の時はああしたい」「出産の時はこうしたい」などママさんが主体的になって計画を立てます。
また経産婦さんであれば、上のお子さんのお産の時に叶わなかった「夢や希望」を叶えるチャンスでもあります!
・夫だけでなく上の子にも立ち会ってもらいたい
・分娩台ではなくお布団の上で生みたい
・好きな音楽を聴きたい
・アロマを使いたい
・お産の進行状況をわかりやすく説明して欲しい
・胎盤を見てみたい
・産声を録音したい
・・・・などなど
そして、バースプランはついママさんだけで考えてしまいがちですが、是非パパさん・パートナーの方と一緒にプランを立てて欲しいなと思います。
パパさんへの希望もありですし、またママさんがどんな思いでこの妊娠・出産にかけているか・・・二人の作戦会議とでもいいますか、夫婦で出産に対する意識を高めるためにいいきっかけになると思います。
また、産科の先生は「バースプランは、産院スタッフと信頼関係を築くコミュニケーションツールと考えるとよいでしょう」とも言われています。
そして、私が母親学級で「バースプラン」の内容をお話する時に是非加えて欲しいこと、それは・・・
陣痛で苦しんでいる私を褒めちぎって下さい!
です!笑
助産師さんや看護師さんから「そうそう!その調子!上手!上手!」「今、一番しんどい所やけど、めっちゃ頑張ってるよ!」という言葉掛けがあるのとないのと大違いです!自己効力感が爆上がり間違いなし!
実は、私は3人目の出産の時に娘にちょっとしたトラブルがありました。娘の首にへその緒が2重に巻かれ、そしてそのまま肩から胸にかけてたすき掛けをした状態でへその緒が巻かれていました
どうしても下がって来れなくて最後の最後に苦しみました。バリバリの経産婦なのに生まれなくて・・・勤務交代時の忙しい時間帯でスタッフも4~5人やってきてるし・・・「時間を取らせてしまい申し訳ない!」(産婆母ちゃん職業病のような心の声)
結局、腹を上からガンガン押されてやっとこさ娘を取り上げてもらいました。娘が生まれた瞬間の私の第一声が、「ありがとうございます」でも「可愛い」でも「よかった!嬉しい~」でもなく
あぁ~うまく生めなかった・・・
だったんです。すると、今まで私の腹をガンガン押してた若い産婆さんが、こう言いました。
そんなことないですよ!上手にできてましたよ!おめでとうございます!
と・・・私はその言葉が本当に嬉しくて、「そんなことない!」という言葉がなければその後の娘との関わりにも影響が出ていたと思います。
この11月に娘は22歳になりますが、誕生日にはその言葉をいつも思い出して温かい気持ちになります
なので、私は何があってもどんな状況でもママの味方でいたいし、頑張るママさんを褒めちぎることをポリシーとしています。
バースプラン!これから出産を迎えられるママさん達!是非、出産に対する想いをメモなどに書き記してみて下さいね
それではまた・・・ありがとうございました