今日は、先日書いた派遣切りのその後に関して書きたいと思います
左の卵管も仕事も失った私は、悲しい気持ちはもちろんあるものの、こればかりは仕方ない…
不妊治療をしながら働ける、もっと快適で働きがいのある次の職場を探し始めました
不妊治療を最優先した上でなるべくストレス無く働きたい
そんな事わがままなのかもしれません…
その上、以前もお話しましたが、今の私のキャパではフルタイムで働くのは心身共に難しい
色々考え、履歴書を作成し、面接をして…
なんとかご縁のあった会社で週2日半日、秘書として働ける事になりました
初めての職種ではありましたが、週2日ですし、病院にも通いやすい場所、勤務時間、引き継ぎもきちんとして頂けるとの事で、不妊治療をしながらでも今後に役立つ新たな自分のキャリアを築ける場所に出会えて良かった
と、やる気に満ち溢れていました
ところが…
まず、面接で履歴書を見ながら色々と話した関係で、私がプロレスラーとして活動した後、その会社であるC yber Fightで働いた事を話していたので、あっという間に社内に私がレスラーだった事が広まってしまいました
事実ですし、何も知らない方からしたら、面白い転校生が来た感覚でしょう
コソコソ私に聞こえる感じで「レスラーの子だよ。」と言われたのは気持ち良くは無いけど…
まぁ仕方ない事
色々調べた上司からは、なぜか私の旧姓をフロアに響き渡る声で呼ばれました…
これに関しては流石に、個人情報ですし、嫌でした
極め付けは、引き継ぎをして下さっていた先輩(女性)が2名いらしたのですが、1名に不妊治療の話をしたらもう1名にも伝わっていて、その方に会った初日に、
「不妊治療をしてるって聞いたんだけど、という事はすぐにでもお子さん欲しいんだよね…？？
引き継ぎや契約の関係があるから、不妊治療やお子さんを作るのは春までお休みする事って難しいですか…？？」
私は思考停止してしまいました
本当に何も言えなかった…
何故私は、今日初めて会った他人に不妊治療や妊娠するタイミングを交渉されてるの…？？
たまたま私が不妊治療をしている事が分かったからであって、誰だって妊娠する可能性はゼロでは無いよね？？
しかも、あなたは会社の人事でも、私を雇っている方でも無いよね？？
なんだか悲しくて涙が出そうでした
全ての方が不妊治療を理解してくれない事はもちろん分かっている。
むしろ、理解をしてもらえないこと前提で生活しています。
それにもし、仕事をやっていく中で妊娠して、お休みしてしまったら勤務の都合上困る事もあるでしょう…
仕事だけを考えたらそう言いたくもなるでしょう。
でもさ……
この件に関しては不妊治療への理解以前の問題だと思うんです。
しかも、その方は小さなお子さんが居て、産休を経験している方だったから尚更、なぜそんな発言を？と思ってしまいました…
気の小さい私は、その場の空気を悪くしたくないし、ヘラヘラと何も気にしていない感じでやり過ごしました
入社したばかりだったし、嫌な印象になったら良くない。と…
でも、帰宅してから、何故自分の意見をキチンと主張出来なかったのか、そこまでするつもりはないです！とハッキリ言えなかったのか。と自己嫌悪
そんな、体外受精は引き続き行なっている最中の出来事…
お休みをする選択肢は私たち夫婦には無かったので、残る受精卵２つの内１つを移植していました
結果は……
またもや失敗
残った受精卵はあと１つ。
それがダメなら、また採卵から…
落ち込むと同時に職場での発言を引きずってしまい、心身共に不調になってしまいました…
ただでさえ、精神的な不安や不調に悩む日々が多く、頑張りが必ず実るわけではない、ゴールが見えない不妊治療…
そんな中での、
「子作りタイミング発言」
は今の私にはかなり辛い一言でした…
今の私の状況にはこのままダラダラ嫌な気持ちを持ち続けるのは良くないと判断し、働き始めて間もなかったのですが、この職場では信頼関係を築くのは無理だと思ったし、早めの方が迷惑をかけないと思った為、退職を決めました…
短い期間でしたが、一生懸命勉強をしたので、残念な気持ちはありました
正直仕事内容はやりがいがあったし、頑張りたかった
でも、今の私には頑張れなかった…
今自分にとって1番大切にしたいのは、
心身共に穏やかな生活
はぁ…やっぱり不妊治療と仕事の両立って難しい問題ですね…
不妊治療とお仕事、両方を全力で頑張れる環境を諦めず探し求めます
最後まで読んでくださり、ありがとうございました