この度、第一子を授かることが出来ました
今はつわりも徐々に落ち着き、やっと私たち夫婦のもとに来てくれた子の成長を楽しみに日々過ごしています
7月に出産予定です
不妊治療を始めて約4年。
振り返ると、本当にここまで長い道のりでした
もっと大変な経験をされてる方もたくさんいらっしゃると思います。
ですが、不妊治療は、誰かと比べたりする事では無いと思っています。
私自身も私の経験で私が感じた事しか話せないので、今大変な思いをされていて、あまりこの様な話を目にしたくない方は、そっと閉じて頂ければと思います…複雑な気持ちが痛いほど分かるからこそ言わせてください。
私自身、長い不妊治療の中で、芸能人の妊娠報告を見て、勝手に落ち込んだり、人伝てに聞いた知り合いの妊娠に素直に喜べなくて、そんな自分を嫌になったりした事が沢山ありました
私の経験した不妊治療の経緯を簡単にお話しますと
私たちは夫婦共々、結婚を決めてすぐ妊娠を希望していました
なので、近所の婦人科に早い段階で相談に行き、排卵を見計らう所から始めました。
しかし、なかなか上手くいかなかった為、先々の高度不妊治療を見越し不妊治療専門の病院に転院し、その後引っ越し等もあり、別の不妊治療専門病院(結果的にそちらで妊娠)に転院しました
タイミング法
人工授精
体外受精(採卵2回、移植7回)
不妊治療をしている中見つかった子宮頸がんに繋がる可能性の高い高度異形成。
初めての妊娠判定を貰った後に分かった、子宮外妊娠による入院、卵管切除の手術。
2回目に貰えた妊娠判定は初期の流産。
色々な経験を経て、7回目の体外受精による移植で無事妊娠に至りました
不妊治療は本当にゴールが何か分からず、ゴールとはあって無いようなもので、辛い事、痛い事が沢山ありました。
分からないゴールに「消えてしまいたい。」そこまで思って、家族を困らせたり、涙が止まらない日が何度もありました。
そんな中で、これから先、もし子どもが居ない生活になっても毎日幸せに過ごせるだろうと思えたり、養子縁組など子どもを迎える選択肢を提案してくれたり…本当に夫に支えられた日々でした。
また、家族、周りに居る私の数少ない友達にもすごく助けられました
正直、精神的にも肉体的にも金銭的にもかなりキツい日々でしたが、命を授かることの奇跡、見た目やイメージだけでは、周りに伝わりづらい大変な経験をしている人が世の中には沢山居ることを改めて身をもって知る事が出来、そういう人が近くに居たら寄り添ってあげたいと心から思う様になれました。
本当に本当に大変だったけど、学ぶ事も多い経験でした…
妊娠が分かってからも、初産で35歳以上は高齢出産だからリスクが伴う…という情報を良く目にしては不安になったり、検診で見られるお腹の我が子の早い成長にすごく嬉しい気持ちになったり、無事に産まれて来てくれるまでは何があるか分からないので、喜びと不安の連続です
安定期と言われる時期にはなりましたが、妊娠に絶対的な安定は無いです
きっと無事に産まれて来てくれたら、すくすく成長する姿を見て喜んだり、日々色々な不安があったり…
「親になる。」という事は、こういう事の積み重ねなのかなぁと感じています…
とはいえ、元気いっぱいですので
これからはブログで出産や子育ての事を発信していけたらと思っております
妊娠中も無理せず出来る限り、お仕事もギリギリまで精一杯続けていきたいと思っております
妊娠中の貴重な日々も学ぶ事が沢山あるはずなので、大切に過ごしていきたいと思っております
最後まで読んで下さりありがとうございます