韓国映画「とりかえしがつかない」 | AZUMIX

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韓国で映画バイヤーとして世界中を飛び回った後、
現在アメリカVAにて暮らし中!

事前にどんなストーリーなのか全く知らず、
ポスターとチラシ見た感じから勝手に
誘拐サスペンスもの」かと思ったら違った・・・ :shock:
まぁ、そういう事もあるよね。 :cool:

:arrow: :arrow: とりかえしがつかない(돌이킬수없는) :arrow: :arrow:




監督:パク・スヨン
出演:イ・ジョンジン/キム・テウ/ジョン・インギ
韓国公開:2010年11月4日

ストーリー:静かな村で7歳の女の子が行方不明に。
そこで、行方不明になる少し前に引越ししてきた家族に容疑が掛かる。
そこの家の長男は、以前幼児暴行事件を起こした事のある前科持ちだった。
真犯人は誰なのか?

一番最初に書いたように、
サスペンス映画と思ってみたから
開始30分ぐらいして、あ・・・違ったっぽい。って思ったよ。 :roll:

簡単に言えば、犯罪者の出所後の偏見や
そういう問題についての話。
だから、「とりかえしがつかない」ってタイトルなんだよね。
とりかえしがつかない事をしてしまった後の人達。って意味なんだと思う。

今まで、そういったテーマの映画は
日本映画でもアメリカ映画でも韓国映画でもたくさんあったけど、
大体主人公が出所して、 その人がどんな風に生きてくか。
もしくは、家族達とのかかわりと、家族達も受ける差別
見たいな感じの映画が多かったけど、

この映画が一味違った点は、
少女の行方不明という事件を通して、
周囲の人達の視線で描いてる所が多い気がした。

ちなみに、2003年に韓国で同名のフランス映画が公開されたんだけど
「돌이킬수없는=とりかえしがつかない(Irreversible)」とは
全く違う映画だよ :mrgreen: