信州の桜 12 くよとの枝垂桜
飯田市毛賀の「くよとの枝垂れ」 斜面を流れ落ちるように道をまたいで、伸ばした枝いっぱいに花をつけて、重みで枝が折れそうな姿を見せてくれます。名前の由来は、ここに供養塔があったことで名付けられたようです。樹齢は300年です。
古木・一本桜を中心に信州の桜を自分なりにリストアップしていますが、現在までの427か所のうち、20年かけて265か所を撮影しました(達成率62%)です。このリストには染井吉野や栽培種はほとんど入っていません。江戸彼岸や枝垂れ、小彼岸、大山桜、山桜、彼岸桜などが中心です。
それにしても信州は広いですね。南北212㎞東西120㎞あり、3,000m級の山々に囲まれていて、概ね6つの平地に山々で分割されているので移動距離が半端ないです。4月~5月にかけては桜と春祭りが集中していて1年で一番忙しいシーズンを送っています。