信州の櫻 33 シーズン2017
岩原と黒沢川堤防の櫻
昨年まで「染井吉野」は、あまり被写体として狙っては来なかったわけですが、あまりそれだけにこだわるのもおかしいかなと思い、今日は染井吉野だけで構成してみました。岩原は、安曇野の最南端になります梓川の堤防沿いの地籍です。ここには、染井吉野がたくさん植わっていて、中には姿の良い樹もあり、のどかな春の雰囲気を醸し出してくれました。美ケ原や北アルプスを背景にできる場所です。
黒沢側は、三郷温ノ地籍になりますが、川は黒沢岳から流れて来て安曇野を潤しています。ここでもその堤防上に染井吉野が沢山植えられています。こちらは、工場や民家があって、背景はあまり選べません。
染井吉野は、クローンで増えていてその原木は、豊島区の染井村にあったそうですが、全国津々浦々にまで苗木が行き渡っていて、今や花見の多くがこの櫻のようですね。東京の染井吉野は、色がとても薄く、白に近いイメージがありますが、信州の染井吉野は、しっかりピンク色に染まっています。お花見の宴会客がいないのが良いですね。信州は、どこに行っても櫻が楽しめるため、上野公園のように花より人の方が多いような光景はあまり見当たりませんね。
≪岩原の染井吉野≫
≪黒沢川堤防の染井吉野≫
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