前回、遺族が実刑を勝ち取るためマニュアルより、
加害者が執行猶予をより確実にするマニュアルのほうが
充実したものをたくさん作ることができると書きました。
そんなうんざりする現実を一旦茶化してみるために、
加害者用執行猶予獲得マニュアルの概要を、
いまパッと思いつく限り書いてみようと思います。
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【加害者のための執行猶予獲得マニュアル】
1.公判前に1回でいいから手紙を送り続けろ
2.法廷では棒読みでいいから謝罪セリフを読み上げろ
3.遺族の中に老人がいればそいつを狙い撃て
シンプルにこれだけでOKです。
死亡1名だけならどうかご安心ください!
これだけであなたの執行猶予は絶対的に保証されます!
死亡1名の場合・・・
1+2で執行猶予ゲットは100%確実。
1+2+3でダメ押しの執行猶予120%ゲット確実。
死亡2名の場合・・・
1+2だけだと厳しいでしょう。執行猶予ゲット率60%。
1+2+3で執行猶予ゲット率は80%までアップ可能?
死亡3名以上の場合・・・
論外なのであきらめて刑務所に収監されてください。
(ただし1+2+3で量刑短縮は狙うことは可能)
遺族の中に老人がいるかどうかは不確実要素ですが、
それ以外は確実にポイントゲットできる楽勝領域。
さらに老人がいればオトクなボーナスポイント領域です。
一応詳細を補足します。
1.公判前に1回でいいから手紙を送り続けろ
→ありきたりな文章でOK。ただし手書きで。
書き損じたら修正インクで直せばOK。書き直しは不要。
それだけで裁判官に「謝罪しました!」と言えますし、
裁判官も「うん。謝罪している」と1ポイントくれます。
2.法廷では棒読みでいいから謝罪セリフを読み上げろ
→気持ちを伝えようとか考えなくてOK。流れも読まずOK。
謝罪の言葉を放ったという事実さえ作ればOK。
5秒ほどで言えるセリフをどこかで無理やり言えばOK。
裁判官も「お!ポイント1プラス!」と思ってくれます。
3.遺族の中に老人がいればそいつを狙い撃て
→詐欺師界隈にも通じる世界共通法則。
それは「老人はちょろい」ということです。
特に孤独な老人はまさにネギカモです。
実際に私の父がそうでした。
孤独な人生だった父は人から相手にされることに慣れず、
公判直前に明らかに弁護士指示で届いた手紙を読み、
(そして公判ではご丁寧に取っておいたコピーを提出)
「いやーきちんと手紙を送ってきて見上げたものだ」
と高揚して喜々と話し、心底ゾッとさせられました。
(父の年の離れた妹である叔母にそのことを話したら、
「ありえない・・・」とやはり絶句していました)
私が加害者弁護士に父と接触するなと言っても、
とにかく父に標的をあわせ接触しようとしてきましたが、
「老人はちょろい」
「(父のような)孤独老人はネギカモ」
という攻略ポイントをわかっていたからなのでしょう。
また不在時に老齢の親が加害者訪問を許してしまい、
「まあまあ!遠いところをわざわざすいませんね~」
とお茶まで出してもてなした例も・・・。
とにかく老人は狙い目です。
弱く愚かな老人の歓待を受けたら、法廷でそれを誇張し、
「謝罪を受け入れてもらえた」と主張しましょう。
それでさらに1ポイントをゲットできます。
とにかく刑事裁判はポイントゲーム。
・謝罪の手紙を送った→1ポイントゲット
・棒読みで謝罪セリフを述べた→1ポイントゲット
・老人を狙って謝罪を受け入れさせた→1ポイントゲット
死亡1名なら2ポイントで超楽勝な執行猶予。
3ポイントなら死亡2名でも執行猶予いけちゃうかも!
楽天ポイントも真っ青のオトク感です。
楽天イメージカラーの赤が青に変わってしまいます!
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・・・なんで私がこんな偽悪的な文章を書いたか。
こんな風に一般人の一遺族にもコケにされる愚かさを
全国の多くの裁判官には恥じてほしいと思うからです。
もちろん心ある裁判官がいることも知っています。
しかし私見ながら、そんな裁判官は一部に過ぎない。
逆に言えば、遺族はこんなバカげたポイントゲットを、
1つたりとも加害者に許してはならないと思います。
そうは言っても一方的な1と2は避けようもないので、
(家族に老人がいれば徹底的にガードする。これは鉄則!)
なんならこのブログ記事を印刷して甲号証として提出し、
「こんな愚かなポイントゲームに乗っからないでください」
と裁判官を牽制する道具にしてほしいと思って書きました。












