今年の心残り | 自転車に家族を殺されるということ

自転車に家族を殺されるということ

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2014年1月28日に判決が出て裁判は終わりましたが、私の交通犯罪遺族活動は続いています。

遺族活動として、この1年を振り返る時、
本当に何もできないままだったことが残念です。


一番の元凶は、やはりフジテレビでした。


結局、フジテレビは、反省せず、屁理屈を並べて、
絶賛悪あがき中なので、解決は3月以降になります。


ここで細かい内容に触れることはできませんが、
BPOのサイトに議事録が掲載されていますので、
よければそちらをご覧ください。
私の事案が審理されているのは放送人権委員会です。


BPOサイト
http://www.bpo.gr.jp/


細かい二次被害が野放しになっている問題に対して、
「ゴミ掃除」を行うと今年初めに宣言しましたが、
そんなフジテレビの問題がずっと続いたこともあり、
今年はずっと大人しくしている必要がありました。


フジテレビは本当に余計なことをしてくれました。


今でも、はらわたの煮えくり返る思いがあります。


ついでにフジテレビに冗談半分で注文を付ければ、
ジャニーズカウントダウンは再度中止してほしい(笑)
妻が見てしまいます(笑)
一般的男性として、ごく普通の感覚だと思いますが、
ジャニーズなんかを見て年を越したくはないのです。
せっかく神聖でおごそかなはずの年越しの瞬間が、
俗なもので汚された気持ちになってしまいます。


閑話休題。


また、あいの会でも、ふと後から振り返って
「しまった!これを言うのを忘れていた!」
ということが何度かあったことも悔やまれます。


今年は内閣府が犯罪被害者等基本計画に関して、
パブリックコメントを募集し、私の意見も含めて、
あいの会としては、計18案を出しました。


私からは保険会社のアルバイトをする医師の実態と、
司法解剖の現状について意見を出しました。


しかし、後からもっと直接的な被害を受けていて、
パブコメにも意見として出すべきことがありました。


訴訟における精神科医の診断書執筆拒否問題です。


私の場合、母を殺されてから、父が鬱を患ってしまい、
旗の台にあるメンタルクリニックに通院していました。


そして訴訟になった時に、その医師に父の鬱について、
診断書をお願いしたら、拒否をされた経緯があります。


弁護士と一緒に直接訪問して、やっと書かせましたが、
後日提出されたカルテの内容をみてびっくりしました。

「遺族から言われたから嫌々書いたんだ」
と内情暴露の記載もあり、その後も私への暴言が続き、
医師のカルテと呼べる代物ではないことが判明しました。


加害者側がこのカルテに飛びついてきたのは当然です。


この話は後日きちんと書きたいと思いますが、
そんな二次被害をなくす責務が経験者としてあったのに、
うっかりしていて、それを果たせませんでした。


宿題は山積しています。
来年は少しでも悔いの残らない1年にしたいと思います。