元ITコンサルタント が 何を語る? -49ページ目

教科書 マニュアル 手順書 プロセス

詳細な定義において、教科書とマニュアルと手順書とプロセスは別モノでしょうが、根本的なところはおなじだと思っています。

IT業界にいて思うのは、いろんな作業において、プロセスとか手順書とか、きちんと決められているところが普通だということです。

そうでないと、人によって異なるプログラム(例えば処理のやり方などが微妙に違う)が多くなり、品質が悪くなります。

最近思うのは、このような「ルール」がきちんとできていないプロジェクトが増えてきてるなぁということです。

IT業界にいて高々12年程度ですが、昔に比べて、プログラマ(PG)やシステムエンジニア(SE)の質が悪くなっているような気がします。

それは、ドキュメント(設計書)やテスト(プログラムが正しくできたかを検証すること)のやり方ひとつを見てもよくわかります。(相手に伝わる文章か?論理的に正しいことができているか?ということ。)


つまりいわば「教科書」レベルのことすらできない人が出てきているのか、ということです。

もっというと、教科書のことは所詮教科書なので、基本的なことしか対処できません。

現実の世界はもっと複雑で、「応用問題」です。それは教科書には、解き方は書いていません。
(というより応用なので、むしろ書くことができない)

そういう現実の応用に直面して、結局教科書程度の考えでしか対処できない、つまり、よく考えることなく適当に教科書のことをあてはめているような場合が多いです。本当に多いです。


これは何故なんでしょうか?

理由はいろいろあるでしょう。検索サイトに頼るようになって自分で考えられなくなったとか、ゲームばかりして読書する人が減ったとか・・・

こんな気持ちで今の中学生を見ていると、ほぼ完全に一致します。

つまり、教科書レベルのことはやろうとしても、応用になると、もう破壊的行動にイッてしまうような生徒です。(まぁ昔からいましたが・・・今は昔より教科書が易しいことを鑑みれば、事態は深刻でしょう)


例えば数学の問題ひとつにしても、少しひねられたら完全にアウト。
そんなの実力ではないですし、
しかもそのまま大人になったら、少なくとも知的労働には就くことはできないでしょう。


今の自分は、ITの現場に少しでも改善の風を巻き込むとともに、
教育の現場でも少しでも「粘り強く、考える」子どもを増やしたい。

教育の現場では、そういう環境を子どもらに与え続けないといけない。
単に問題解けてよかったね、解き方はこうだよ というだけでなく
「何でそうなるの?」
「これは何?(きちんと定義付けして考えられるか)」
などのコミュニケーションが重要なのでしょう。

そして、何かのきっかけを与えてやれば自分から知識を得る行動をしだす。。。
となればいいですが。


そう思って頑張ります。