木工房とんとんのブログ

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趣味(風景写真・木工)のことなど日常のつれづれを思いつくままに書きますね。

5時前に目が覚めた。早く寝たので無理もないか、トイレにも行きたくなってるし。外はもう明るくなっている。

 

外に出ると富士山は見えるがややかすんでいてすっきりとした富士山を見たかったのでがっかり。
トイレから帰ると太陽が昇ってきて朝露が輝きだした。

 

よく冷えているので残っていた薪を取り出して火をつけた。冷える朝にはこれが一番。

 


朝食を済ませたらしばらくはまったりと陽が昇るのを見届けた。

雀が車の周りでちょこまかと飛んできては帰り、忙し気に虫か草の実を探していてひととき時を忘れて見とれてしまった。


まだたっぷりと時間があるし場内を回ってみようとぶらぶらと歩いてみた。

以前来た時にはなかったふもとっぱらのモニュメント、というのかな看板の前で記念写真を一枚。


後ろの方もこんな風景、こちらを正面にしてもどこにも引けを取らないような風景だ。


昨日から一部のエリアが貸し切りということで使えないが、それでもまだまだ十分に空いている。

ほんとに広い、甲子園球場が4・5個入るというが・・・




散策から戻り片づけを始めた。

テントはなくタープだけなので片づけは早い。

それでも面倒だね。張るときはうきうきと始めるんだけどね。

いつも恒例だが帰るときは車で場内を別れを惜しみながらゆっくりとめぐって出てゆく。

今度はいつ来れるだろうね。

 

今回来る前は天気が良く青空の中の富士を堪能すれば終わりにしようかと考えていたんだけれどこれでは消化不良、また来なきゃね。

中央炊事場の前で最後の一枚。


キャンプ場を出てからは家内に本栖湖を見せてあげようと本栖湖に向かい一周した。

この湖はフィッシングやカヌー、ウィンドサーフィンなどのスポーツの湖となっているようだ。

よく澄んだ水で周りには人家もなくとてもきれいだ。


帰りは甲州いろは坂と呼ばれる、九十九折れの国道300号線を通って新緑の山々を楽しみながら身延町に降りた。

ここは一度長野方面から上ってきたことがあるが下るのは初めてだ。
知らない道を走るのは不安もあるが楽しさもある。道の駅なんぶに立ち寄ってそこから中部横断自動車道にのり新東名高速道路に入った。
新東名に入ってからはトラックが多くて閉口した。以前日曜日に走った時は快適だったが今回は不安を感じながらの走行だった。


西名阪道路を通り家に着いたのは6時半ころ、予定通りだった。900km


ここに初めて来たのは2014年11月3日、この頃はまだキャンプブームではなかったのかテントの数も数えられるほどだったんだけどね。

あくる年長渕剛がここで10万人コンサートをやったのがいい宣伝になったのか、2018年11月に来た時はすごい数のテント群になっていた。今では土曜日や連休日の予約はちょっとやそっとでは取れなくなってしまった。

でも炊事場やトイレがきれいになって嬉しいね。

 

 

今宮の茶畑を出てからはお昼時になっていたのでふもとっぱらキャンプ場の入り口を少し通り過ぎて道の駅朝霧高原で昼食。

三保の松原辺りでは蒸し暑くなってきてたがここまで来ると少し肌寒い。

キャンプ場の受付は早くも渋滞。

平日なのでかなり空いてるのかなと思ったがちょっと驚いた。

このところ天気が悪かったので集中したのかな。

ちょうど前の車は大阪の車、いつも関西方面から来ている2・3台の車を見かける。

遠くても一度は来てみたいよね。


 

ライブカメラがある真ん前にしようかと思ったがここはまだぬかるんでいたため断念。
結局はいつもの辺りに陣取った。

近くには10人ばかりの若い子たちのグループで、少しにぎやかだがもう若くない夫婦には若い子たちのそれもいい。


設営したところはこんな感じ。

 


2本の木の下にしたが木陰にはなるものの翌日鳥の糞を落とされて泣きwww
 

 

車中泊なのでテントは張らないでいいから楽である。

車からタープを張って設営終わり。

ベッドは幅70cmのエアーマットを並べると二人が楽に寝られる。

これがハイエース100系のいいところ。

3列目の背もたれを立てて後ろのスペースに道具を載せても十分な広さがあり、SAなどで仮眠しても荷物など動かさずにゆったりと足を伸ばせられる。

以前娘と3人で寝たこともあるが小柄な体格なので十分寝られた。


とりあえずセッテイング終えてコーヒータイム。

まだ時間が早いのでゆっくりとできる。
天気は次第に良くなってきて富士山がきれいに見える。

明日の日の出が期待できそうだ。

 

 

ここのキャンプ場は無料のお風呂があるのがうれしい。

少し寒いので夕食を終えてからにするか先に行こうかと悩んだが、結局早く済ませた方がゆっくりできるだろうということになった。


ここに来るのは4回目だが風呂に入るのは初めてだ。

昔からあるので3畳くらいの湯船と洗い場蛇口が11個ほどあり楽に入れた。

いつもはここから2・30分ほどにある温泉「風の湯」に入ってから来る。



夕食は焼肉、支度が早いので楽だ。5時半ころから始めたがまだまだ明るいので明かりをつけることもなく虫も飛んでこないのでイライラすることもない。

夕食を終えた後はトイレもかねて散策。

トイレは中央にあるがとにかく広いのでトイレまでだいぶ距離がある。若くない私にはちょっと辛い。


ここは前面にドーンと富士山だが後ろを振り向いても毛無山に包まれてほんとにロケーションがいいキャンプ場である。





そのあとは焚き火を眺めながら暗くなるまでまったりと過ごす。

隣の若者たちはにぎやかだが気にならない。

今日は満月、星空は望めそうにないし寝不足なので早めに就寝。



--つづく--

たまたまウイークデーの連休が取れたので4回目のふもとっぱらのキャンプに行ってきた。
キャンプの聖地といわれるキャンプ場だけに土曜日や通常の連休にはなかなか予約が取れないので、ラッキーと早速4月に5/13日の予約をした。


12日の夜、仕事が終わると早々と家に帰り準備して出発、9時だった。

いつもなら長野県に行ってから精進湖を経由してふもとっぱらに行ってたので上りの新東名は初めて。

 

三保の松原に寄っていく計画だったので豊田JCTで東名に入らなければならないのだが通り過ぎてしまって新東名のまま走ってしまった。

すぐに気づいて次のICで降りて東名に戻ったがくるくると回らされた割には早く戻ることができた。

仮眠する予定だったEXPASA浜名湖には0時20分ころに着いた。

5時頃に目が覚めて初めてのEXPASA浜名湖を散策したがいいSAですね。


広い公園があって展望もよく気持ちのいい朝でした。

でも期待に反して天気は曇り、日が上がるにつれて晴れることを念じて最初の目的地三保の松原に向かう。

東名高速も初めて走ったが昔の高速道路だから道が悪いね。

名神高速もそうだが狭いしカーブも多いしバウンドもよくする。

 

--つづく--

(7)

 朝六時、起床。近くの農家に生乳をもらいに行く。この民宿のいつもの習慣らしい。俺たちも乳しぼりを見に行く。他に女の子達四人が一緒である。

 

 昨日の雨は上がり、少し霧が出ている。空を見上げればきりの切れ間にかすかに青い空が見えている。昨夜の出来事はまるで夢の中のように今日は絶好の日和のようである。農家が遠くに見えている。7,800mほどはあるだろうか。近道をするため牧場の中を通っていく。昨夜の雨の名残の梅雨が、朝の明るい空の光を集めて輝き、布地のスニーカーはその露を吸い込んで我々の足を冷たくさせる。2,3頭の牛がすでに放牧され、思い思いに青尾草を食んでいる。静かな朝である。風もなく空気はひんやりとして自然と我々の胸を大きくさせ、眠気などいつの間にか感じなくなり昨夜の騒動など忘れさせてしまう。

 

 農家の畜舎に着き、乳しぼりを見る。老夫婦が一心にやっている。うまいものだ。やってみないかと農家の人が言うが誰もやろうとはしない。あの生暖かそうな、青筋だった乳房に触れることすら考えるだけでも躊躇してしまう。

朝食はパンである。農家でもらってきた牛乳を飲む。先ほどの牛の乳房からほとばしり出る父の光景を思い出すと少し躊躇したが、飲んでみると少し匂いはあるが意外といける。お代わりまでしてしまった。

 

 食事中に昨夜の話が出る。女の子たちは大笑いをしながら聞く。あれだけの大騒ぎだったのに彼女達は何も知らないのである。旅の疲れでよく眠っていたのだろう。またその騒ぎの張本人も朝まで知らないで眠ったのだ。あれだけの大きな鼾を掻いて眠っていれば無理もないのだが・・・

 

 食事がすむと他の人たちはすぐに出発するらしい。汽車の発車時間がギリギリなのだと言う。駅までは10分以上かかるだろう。例の帽子の男に駅まで荷物を運んでやってくれと頼まれて快く引き受ける。

 

 駅に着き、彼らの荷物を降ろして暫くすると彼らが息を切らして駆けてきた。汽車はすでに構内に入っている。記念写真を撮りたかったがそんな暇はない。挨拶もそこそこに改札口で見送る。

宿に帰るとYやMが宿の男二人と外に出て騒いでいた。男たちがなにか台らしき物を家の前まで運んでいる。

「おい!もうじき来るぞ。」

と男が俺達に向かっていう。

「なにが?」

「あいつらの乗った汽車、もうじきあそこを通るから見送るんや。」

と言いながら顎でその方向を指す。どうやらいつも泊まった客をここから見送っているらしい。その方向を見ると、すぐに汽車の音がしてきて、はるか向こうに汽車が見え隠れしてくる。そしてやがて100メートルぐらいのそばを通るのであるが、すると、男たちは先ほど運んできた台に飛び上がり、いきなり大声で叫びだした。

「アホー!バカー!死ネー!死ネー!」

「もうー来るなぁー。」

 

 これにはさすがの俺達もたまげた。両手を挙げて思いっきりその手を振り、そしてありったけの声を振り絞って思いつく限りの罵声を浴びせかけるのである。汽車のものも気づいたのか、窓から顔を出して盛んに手を振り何か叫んでいる。多分こちらの言ってることは聞こえないのだろう。彼らは笑顔で何か言っているらしいがなんといってるかはわからない。さよならぁとか、元気でねぇとかありきたりの言葉を並べているのだろう。が、こちらはアホ、バカ、シネーとか言ったような罵声ばかりなのである。

 俺達も負けじと一緒になって大声で叫び手を振る。しかし俺たちのは男達のそれとはまったく迫力がない。

 汽車は行ってしまった。辺りはいっぺんにその本来の静けさを取り戻す。すると男達は何事もなかったように台から飛び降りるとその台を片付け、家の中に入って自分の仕事に戻るのである。

 

まったくたまげたという表現が当を得ているおかしな『トシカの宿』であった。

 

終わり

(6)

 俺たち四人と、先客の男四人が相部屋になり、俺達は右側である。俺とHが上の段の右側と左側に寝た。狭いベッドである。毛布は2枚。夜は寒いだろうと思ったが、先ほどの馬鹿騒ぎの興奮と、酒がまわっているからか寒くなかった。かえって暑いくらいだ。いつもなら三十分ほどは誰かが、もう寝るかと言うまで一息喋るのだが、今日は相部屋のためおとなしくしている。疲れてはいるけれども先ほどの興奮のためかなかなか寝付かれない。時たま誰かが寝返りをうつ音が聞こえてくる。家の中はシーンと静まり返り、屋根が小雨をはね返す音と、時折吹いてくる風に木々がざわめく音だけである。

 

 しばらくすると、小さないびきが聞こえてきた。先客のうちの一人らしい。寝つきの悪い俺には羨ましい響きである。俺はいつでも寝床に入ってから一時間くらいはくだらない考えが頭の中をめぐって、右へ左へ寝返りをうっている。

 

 それは、最初は気になるものではなかった。羨ましいくらいだったのだ。しかし、次に気が付いた時はもう、その響きを耳から引き離すことができなくなっていた。先程感じたのよりは相当大きくなり、狭い部屋の暗闇にこだまして雨風の音と共に我々の部屋の静けさを消してしまった。もう羨ましい響きなどと言ってられない。皆も気になるのだろうが相手グループのこと故我慢しているのだろう。これで我々の仲間内の一人だったりすれば、鼻をつまむわ、毛布をかぶせるは、ひどいものになるに違いないが、今日は誰も何も言わない。相手のグループの人たちも沈黙を保っている。俺も何とか眠ろうと努力してみた。耳を塞いでみる。しかし、そんな格好でいつまでもいられる訳がない。下の段のMがギシギシと音を立てて寝返りをうっている。

 

 いよいよその鼾は大きくなってきた。その主の仲間達も眠られないだろうが、何とかしようという者もいない。三・四十分も経っただろうか。もっと長い時間が過ぎたように思われる。鼾はますます大きくなり、先程より往復の鼾となってきた。それでもみんな何も言わない。誰もがめいめいに何とかして眠ろうと四苦八苦しているに違いない。しかし、もはや我慢の域を超えようとしていた。

 

 俺の親父も大きな鼾を掻くので、鼾には慣らされているはずだったが、しかし、この人の鼾は親父のそれなど足元にも及ばないだろう。親父のが人間の鼾ならこの人の鼾なら熊、大げさに言えば象の鼾ほどの違いはあるだろうか、もちろん、熊の鼾も象の鼾も聞いたことがないので例えての話であるが・・・。もう、すごいのなんのって、一度聞かせてやりたい。多分想像できないだろうが、そんな大きな鼾が狭い部屋にこだますのであるからたまったものではない。

 

「たまらんなぁ。」

とうとう、誰かが我慢の緒が切れた。向かい隣の下に寝ているYである。

「何とかならんのか。」

俺が言う。

「しかし、エライ鼾やなぁ。」

 Mが言う。ゴソゴソと俺達四人が起き出し、明かりをつける。先客達の三人も起きる。当の本人だけは大きな口をあけてガーゴー、ガーゴーと深い眠りの中である。一同その姿を眺めていたが、誰からともなく笑いだす。

「アハハハハ…。」

「しかし、すごい鼾やなぁ。」

「アッハハハ…。」

 大笑いである。隣の部屋まで聞こえるのではないかと思われるほどだ。

 

 がしがし、笑ってばかりいられない。この鼾をなんとかしなければ朝まで眠ることなどできやしない。仲間の連中が彼を揺り起こそうと試みる。

「おい!おい!」

 しかし起きない。今度はもっと大きく揺すってみる。が、効果はいっこうにない。

「横向きに寝かせたら小さくなるって聞いたけど。」

 仲間内のメガネをかけた人が言う。

「じゃあ、やってみるか。」

 仲間連中が二人がかりでやってみるが、大きな男であることと、上段と下段の間が低いためうまく行かない。

「だめだ。」

「どうしょうもないなぁ。」

 二度三度やってみたが、とうとう、連中もあきらめてしまった。しかし我々としてはどうしょうも無いでは困る。連中は我慢できるかもしれないが、俺達はとてもこんな鼾に朝までつき合いきれるものではない。時計を見ると二時半である。寝床に入ったのは十一時ごとだったからもう一時間半もたったのである。

 

 しばらくその姿を眺めて考え込んでいたが、

「おい、あの二人呼んでくるか。」

とYが言う。

「そうするか。」

と、俺。

 Yと俺が部屋を出て玄関の左側の部屋で寝ている例の二人を呼びに行く。二人は今ごろ何の用や、という眠そうな迷惑顔で部屋から出てくる。薄目を開け、メガネをかけながら言う。

「何や、どうしたんや。」

 俺達は訳を話す。しかし、寝ぼけ眼で聞いているため、あの大きな鼾を説明しても理解できない様子だ。

「とにかく、来てくれ。」

 と俺達が言い、彼らを先頭に自分達の部屋に戻る。

「アハハハ…、アハハハ…」

二人が入るや否やひげ面の大きな男が口を開けて大鼾を掻いている姿を見て、これまた、大きな声で腹を抱えて笑い出すのである。

「こりゃひどい、こんな大きな鼾は初めてや。アッハハ・・・」

そこでみんなまたつられて大笑いである。

とうとう俺たち四人は毛布と布団を抱えて食堂の方へ移動することになった。深夜の十二時時半過ぎのことである。

 

(7)へ続く