私は高校2年生の時
交換留学で
オーストラリアに行ったところ、

日本文化について質問されても
何もわからずに
全く答えられなかったという、

大変お恥ずかしい
体験をしましたショボーン


その時、

「次に外国の方から
尋ねられた時は、

日本人として誇りをもって
日本文化のことをちゃんと
説明出来る人になろう❗️」と
強く思いましたプンプン


そして、
大学に入学してすぐ
茶道と華道とお琴を
習い始めました。


その後、
結婚して転勤族になっても
お茶だけはずっと
続けて来ましたが、

前にブログに書いたいきさつで
2018年に師匠と
袂を分かち、

その後ずっと茶道からは
離れていました。


師匠が亡くなるまでは
他の社中の門を叩くつもりは
毛頭なかったので、

茶道裏千家の組織である
淡交会の会費だけは
毎年納めて来ましたが、

母の事があって
今年は会費を納めるのを
うっかり忘れていたのです❗️ガーン


5月にその事を
突然思い出し、

急いで淡交会に連絡して
会費を納めましたアセアセ


会員受領証はその後も
届きませんでしたが、

私はその事は正直
全然気にしていませんでした。


今日、
知らない電話番号から
私のスマホに
着信がありましたキョロキョロ


電話に出てみると、
淡交会の東京第◯●支部の
役員の方からでしたびっくり


その方は、
受領証の発送が
ずっと遅れていたけれど
9月の研究会に間に合うように
研究会の案内と一緒に
今から急いで送りますと
私にお詫びをされた後、

師匠と親が両方亡くなった為
会費の支払を失念していたという
私が淡交会に
電話でお伝えした事情と、

私が終身師範だということを
確認した上で、

「次はどの先生に習おうと
思われていますか?」と
私にお尋ねになりました。


私は、
「そうですね…。


どこか良い所があればとは
思っておりましたが…。


私の師匠の師匠は
業躰のT先生でした。


T先生とは面識もあり
師匠に紹介されて
ご挨拶した事もありますが、

T先生も
昨年亡くなられて、
御子息とは
面識がないのです。


だから、
あてはあって
ないようなものです。」と
その方に正直に
現状を申し上げました。


実は、
私が師匠から離れるよりも
ずっと前に、

師匠は色々あって
T先生と袂を分かっていますが、

その事はその方には
お伝えしませんでした。


「そうですか…。


もしもどこかで
また習おうと思われて
いるのでしたら、

四谷にA先生が
いらっしゃいますよ。


実は私もA先生の所に
通っております。


業躰先生ではないけれど
淡交会直門ですから、

業躰先生よりも
良い所もあるように
思いますけれど、

よろしければ
ご紹介いたしましょうか?」と
その方は私に仰いましたびっくり


A先生は、
色々な本でお読みして
私も名前を存じ上げているほどの
大変に高名な先生です。


四谷なら我が家からは
T先生の麹町と
変わらないくらい、
近いです。


そして私はA先生に
様々な茶道の御本を通じて
長年憧れを
抱いていました。


私は、
扉が開かれた❗️と
心の中で密かに
感動しましたおねがい


私は、
「実は、
夫の母も入院して
具合があまり良くないのです。


今は色々と先が見えない
落ち着かない状態ですので、

落ち着きましたら
またご連絡いたします。」と
その方に正直な気持ちを
お伝えいたしました。


「そうですか…。


今はそういう時期だと
いうことですね。


わかりました。
ではまたお待ちしています。」と
その方は仰いました。


私もお礼を申し上げて
電話を切った後、

もしも、

本当に色々な事が
全部落ち着いて
私の心が整ったら、

今日電話を下さった役員の方に
こちらからご連絡を差し上げて、
A先生の所へ入門しようと
密かに決意しましたプンプン


何年も閉ざされていた
茶道に対する
私の心の扉を、

ノックして
そして開けて下さった
役員の方に、

心から
感謝いたします。