2024年5月28日。
手術の日の朝がついに来ました。
目覚ましもかけてないけど6時起床。
「7時になったら別室で浣腸しますねー」と看護師さんがお知らせに来てくれました。
その別室は陣痛室でした。なるほどー。
浣腸なんてしたことなかったですが、思ったより大変ではなかったです。身を任せていればすんなり(笑)
そうだ、今日の手術を頑張るのは私ではない、先生やスタッフさんだ、5時間も。
私はもう任せるのみ。
8:45に手術着に着替えて手術室へ看護師さんと歩いて移動しました。
付き添いの相方と妹とも手術室前で会い「じゃーねー」と軽く挨拶して手術室へ向かう。
「そんなでいいの?話すこととかない?大丈夫? 」と看護師さんが心配してくださいましたが、最後のお別れじゃないしグレードアップして戻るんだし、そんな感じで手術室へ入室しました。
「ここに寝てください」というベッドが意外に幅狭めでちょっとびっくり。
「落ちないように固定しますねー」と、そのベッドにベルトで固定されて
「マスクつけまーす、まだ眠くなりませんよー」と酸素マスクかぶせられました。
スーハーしながら手術室の中を見回すと、案外普通の診察室みたいだなー、もっといろいろ機械っぽいものがそろっているのかと思ってたけどなー、なんて考えていたところへ
「手術しますからね、よろしく」
と、先生が来てくださいました。
「よろしくお願いします」
と、挨拶をしたら、側にいた看護師さんが
「お薬入って段々眠くなりま…」
語尾まで聞いたか聞いていないか、私は眠りに入ったようです。
そして、目が覚めた時には
「終わりましたよー、全て順調でした」
という看護師さんの声が聞こえました。
「あ。もう終わったんだ、今何時だろう」
というのが最初の印象です。
体感では30~40分ほどうたた寝してしまった、みたいな感じ。
ベッドごと手術室から出ると、相方と妹がいました。
「大丈夫だよ~」
と声を発して2人に伝えようとしたら、
「ゥガガ…」
全然声が出ないし、痰の絡みっぷりがスゴイ!
ここから地獄の一夜が始まるのでした。