赤ちゃん連れフォトグラファーのAzusaです。
ご覧いただきありがとうございます。
投稿七十二回目は
「【勝負あり！】ミス・ユニバースとの
グローバル誌の表紙撮影対決！
選ばれたのは果たして誰の写真か！？」
について書きたいと思います。
（初めてお越しの方は
こちらの自己紹介をご覧いただけたら
嬉しいです！）
先日挑んだ
「DE MODE」という
インド、イタリア、ベトナム
パリ、バンコクで発売され
世界に100万人もの購読者がいるという
ビジネスライフスタイル雑誌の
表紙撮影。
しかもその表紙モデルは
ミス・ユニバースベトナム2015の
ファム・ティ・フォンさん。
国内44のコンテストで優勝経験があり
2014年に開催されたミス・ワールドでも
準優勝という経歴をお持ちの方。
そんな大仕事に
無謀にも挑んだ際の
撮影の様子はこちら。
【私がミス・ユニバースの撮影に
挑めた理由を考察します・前編】
小さなことを積み重ねることの大切さ
【私がミス・ユニバースの撮影に
挑めた理由を考察します・後編】
意気消沈した私を救ったのは...
二人の男性プロカメラマンとの死闘を
友人の助けで何とか乗り切ったものの
自分のフォトグラファーとしての
青さを痛感したほろ苦い経験。
それでも
写真への情熱は
きっとあの二人にだって
負けてはいないはず
そう信じながら
撮影後に
夜通しで仕上げた写真を
編集者と共有し
じっと
私たち三人のうちの
誰が撮った写真が
最終的に表紙として選ばれるのか
編集者の連絡を待ちます。
しかし
連絡はなかなか来ません。
この時、私は個展のための撮影で
参加できなかったのですが
他の戦友のみなさんは
一緒に打ち上げをされていたので
余計にやきもきしていました。
とにもかくにも
見てもらわないことには
勝負の土俵にすら立てないので
きちんと写真がシェアできているのかを
確認してみます。
すると翌真夜中に
"別のアドレスにも写真をシェアしてほしい"
との連絡が。
そのアドレスとも写真を共有した後
再度
写真が見られたかどうかを確認すると
50枚ほど送った画像のうちの一枚を
個別に送ってほしい
とのご要望。
"あれ、これはもしやいけるのか...？"
"でも一枚だけか..."
と期待とも不安とも
どちらとも付かない思いを抱えながら
「他にももっと補正が必要なものが
あれば教えてください」 と伝え
再びじっと待ちます。
またもや
何も連絡が来ないまま
半日が経過。
発売日は一週間後に迫っています。
もう写真が決まっていないはずはない。
しかし
要求されたのはこれまでのところ
一枚きり。
メイクと衣装を替えて撮った
3つのパターンのうちの
たった一つ。
やっぱりだめだったか。
でも仕方がない。
たくさん勉強させてもらえて良かった。
そう諦めかけた時に
目にした編集者のFB投稿。
"あれ、これは...！？"
そこには見覚えのある
一枚の写真。
編集者に個別に送るように指示された
例の一枚。
しかし
にわかに信じられなかった私は
何度も手持ちの写真と
パソコンの画面上で
カラフルな見出しとともに
表紙を飾っている写真の
双方を見比べた後
一つの結論に達します。
"やっぱり私の写真だ！！"
"いやいや、でもまだ下書きかもしれない"
"いやいや、下書きをSNSに投稿しないでしょ"
と頭の中は大パニックで
編集者にメッセージを送り
確認を試みます。
そしてようやく
やはり
自分の撮った写真であることが
理解できました。
なかなかすぐには
実感が湧かなかったものの
じわじわと込み上げてくる喜びを
撮影当日
一から十まで助けてもらった友人と
分かち合います。
表紙に自分の写真が選ばれたことも
去ることながら
私が嬉しかったのは
カバーフォトグラファーには
誌面にて自分の作品を紹介する機会が
与えらえることでした。
そちらで
私が子連れで仕事をしている姿を
ビジネスライフスタイルに
興味がある読者の方々に
見てもらうことができる。
これがきっかけで
もしかしたら何か大きな変化を
起こせるかもしれない。
いよいよ発売まであと一週間。
その後に
私を待ち受けているかもしれない変化に
今とてもわくわくしています。
最後までお読みいただき、ありがとうございました！