せっかくポータブルトイレやベッドの手すりを設置してもらったのに、母はベッドで座ることもままならず。でも食欲はあるようなので、私が抱えて上体を起こし支えながら二人羽織状態で何とかお粥やらを口に運んだ。これが火曜日。


歩けない、座れないでは私一人で看るのは無理だろうと、ケアマネさんが水曜日の朝一番で入院と介護タクシーの手配をしてくださり、母と大荷物を持って入院する病院へ。介護タクシーさんにはベッドから車椅子に抱えて乗せてもらい、とても助かった。実は半年以上前から私、五十肩を患っていて今回の件でさらに悪化した気がする目


病院では入院前の検査があり、全身CTと血液検査ともに悪いところは見当たらず、ともかく入院して歩けるように頑張りましょうとのお言葉に胸が熱くなった。母は病棟に上がって、私は入院の手続きをして帰宅。


介護用品について。ポータブルトイレは買い取り品で介護保険利用で一割の負担で購入。レンタルの手すりは今回はデモンストレーション扱いでお支払いはなしだった。


また母が以前と同じ状態で帰宅するのを祈るばかりである!

先週の土曜日、夕ご飯前に母がトイレから出たところで階段に背中を向けて強打した。スローモーションのように室内用スリッパごとすってんと。頭が階段の1、2段目で止まった。転倒時は車のタイヤがバーストした時のような音に聞こえた。


あまりに衝撃がひどいと思い、119番で救急車を要請。近くの総合病院に搬送していただくも、外傷なく、意識あり、痛みなしということで、レントゲンやら撮ることなく「頭を打った方へ」という注意書きを1枚もらって帰宅した。

翌日の日曜日、スリッパは危ないから禁止して普段通り過ごし、月曜日デイサービスのお迎えスタッフに転倒したことを告げると、いつもの母と違和感を感じられたらしく病院受診をすすめられた。


この時点では少しいつもより歩幅が小さいな、体に力が入ってないのかな?だった。かかりつけの脳神経外科でCTを、整形外科で背骨、股関節、右腕のレントゲンを撮ったが骨には異常なかった。歩行が不安定なので、車から院内は病院の車椅子をお借りした。


異常なしとのことでその足でデイサービスに送った。


ケアマネさんには救急搬送時から連絡していて、頭や体に異常はないけどだんだんと歩けなくなってしまったとお伝えした。1を伝えると10わかってくださる頼もしいケアマネさんで、母がデイサービス中にポータブルトイレとベッドの手すりが配置完了。母がトイレまで移動せずに過ごせる、と安心していたら、翌火曜日にはベッドでの起き上がりも難しい状況に!

介護保険の期限が9月末までだったので、8月25日に市役所から調査に来られ、先週新しい介護保険証が届いた。


結果は前回と同じ要介護2、期間は2年。


認定結果が変わってないから母の状態が同じかと言うと、そうではない。年齢とともに体力、気力、理解力など明らかに低下している。


お手洗いに行くよう声かけてもトイレの前まで行って終わり。そこからいちいち扉を開けて、トイレの蓋を開けて〜と詳しい解説が必要。


散歩に行けば、僅かな距離で道にうずくまってしまう。仕方なく、夫に電話して母を見ててもらって私が車を取りに戻って、車に乗って帰宅。などなど、手がかかるようになっている。


このまま放置していたら、ますます母の状態は下降していく一方なのは明白。就寝前の仕上げ磨きと歯間ブラシのように、ほんの僅かな距離の散歩も毎日の習慣にしてしまおう。


2年間今の状態をキープできるかな。

悪くなったらなったで認定の見直しをお願いしよう。


介護生活も12年になる。肩膝張らず笑顔で毎日を送りたい。

とても充実した一週間だった。


月曜日、母がデイサービスに出た後、夫とバラを見に行った。コロナ前は友だちと何年も行った場所。今回は夫と行けたことに感謝。










金曜日には山口県立美術館へ。

障害者手帳提示で夫と私、無料で観覧できた。

帰りに美味しいチーズケーキを。






気がつけば今月末で夫が脳出血で退院してから丸2年。退院当初は右腕の中指が微かに動く程度だった。おかげさまで今は真上に上がるまで動かせるように!


認知症の母、脳出血後遺症の夫、高齢の義母を抱えつつ、自分の時間を大切にしていきたい。…、今は義母の通院のアッシーくん(笑)待ち時間にblogを!