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発電の仕組み

私たちが使用する電気は、どのようにして発電しているのでしょう?

 福島原発事故以降、メディアで毎日のように取り上げられている原子力発電。そもそも原子力発電とはどのような仕組みなのでしょうか。

 原子力とは、ウランやプルトニウムの核分裂や放射性物質の崩壊によって放出される核エネルギーのことを指します。原子力発電の仕組みは火力発電の仕組みとよく似ています。火力発電が石炭や石油などの燃料を燃やして蒸気タービンを回転させる仕組みであるのに対して、原子力発電はウランを核分裂させることで熱エネルギーを発生させることで蒸気タービンを回転させるという仕組みになっています。

 新しい発電の仕組みであるというイメージがある原子力発電ですが、その歴史は意外にも古く、60年前までさかのぼります。1951年にアメリカで初めて原子力発電に成功し、その後多くの国で実用化されていきました。日本では1966年に初めて原子力発電所が設置され、原子力発電はクリーンで安定的なエネルギーであると期待されました。しかしスリーマイル島原発事故やチェルノブイリ事故が起こり、原子力発電の安全性が疑問視され、批判的な機運が高まりました。

 原子力発電のメリットとしては、電力が安定供給できること、CO2の排出が少なく環境に優しいということが挙げられます。デメリットはやはり安全性の問題でしょう。さらには発電後の放射性廃棄物の処理方法も問題となっており、福島原発事故の発生以降、ますます原子力発電に対して批判的な機運が高まっています。