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発電の仕組み

私たちが使用する電気は、どのようにして発電しているのでしょう?

 皆さん水車はご存知ですよね。現在はほとんどなくなってしまいましたが、昔は川の流れを利用して回転する水車が数多く設置され、人々の暮らしを支えていました。その水車の仕組みをそのまま発電に応用したのが水力発電です。水が高いところから低いところに流れる高速・高圧の流れで水車を回転させ、発電するという仕組みです。水を汲み上げたり、せき止めたりと様々な仕組みがあり、流れ込み式、調整池式、貯水池式など、同じ水力発電の中でも様々です。再生可能エネルギーを利用した発電の仕組みの中でも、太陽光発電や風力発電よりはコストが安く、発電の安定性もあるため、唯一実用化されている仕組みになっています。

 水力発電の起源は古く、1878年までさかのぼります。イギリスで個人が建設した水力発電が世界で初めての水力発電所と言われています。日本にはその10年後に伝わり、これも自家用水力発電でした。

 水力発電は再生可能エネルギーで、火力発電に比べて環境に優しいというイメージがありますが、逆の意見もあります。水力発電の仕組みを作るためには、ほとんどの場合ダムを作る必要があります。ダムを作る場所と言えばやはり都会ではなくて田舎ですよね。自然豊かな場所にダムを作るために、自然は破壊せざるを得ません。ダム建設のために、多くの森林が伐採され、自然環境が破壊されているという現状もあります。ですから一概に環境に優しい発電の仕組みとは言えないでしょう。