何や何や?
遂にやってもたって?
まさかのテラでも釣れたんか?
そんなはずは無い。
じゃあ何やねんって?
それはね....
ホゲったって事。
今年一発目のホゲを割と早い段階で引くとは思わなかった。
何故ホゲ散らかしたか、振り返ってみる事に。
当日の潮は大潮新月
満潮上げ止まり迄が勝負の時間
行く迄の予想としては、マズメの回遊でポロっと拾って、あとは激流の中でたまに回遊してるであろう個体をポツポツ拾って、終わってみればそれなりの釣果になるんと違うのかと、相変わらず能天気な考えで挑む。
この中でのキーポイントは激流。
普段なら2〜3g迄のジグヘッド単体で大体が賄えるが、水深あるポイントの激流には、余程隣との間隔を開けない限り、ボトム付近に入る事はないし、入ったとしても狙えるところはごく僅か。
そんな考えから用意していたのが?
ジグヘッドは3g〜10g
キャロはタングステン5g〜10g
ちなみにロッドやリールやラインに関してはいつもの相棒❤️
コレで激流対策は出来たはずだと、あとは回遊を信じてキャストしてると、何かしらチャンスは訪れるはず。
しかし、釣りする前に一点だけ気になる事が。
それはね?
マズメ寸前に底引きか分からないけど、網を入れて走っている漁船が4〜6艇ぐらいが居た事。
このポイントで初の出来事で、前回はプレジャーがガラガラ音立てて、届く距離を行ったり来たりしていて、あまり芳しくなかったけど、今回はマズメ寸前やし、ちょっと遅いタイミングでは関係ないやろうと気にしてなかった。
しかし、よくよく考えてみると、過去にマズメ寸前に漁師に掻っ攫われて痛い思いした事が何度もあった。
そりゃそうやんな!
フィーディングタイムで沖から回遊してくるところを一気に掻っ攫われる訳で、網から逃れた奴も警戒モードに入るだろうし、何ならルートも少し変えるかも知れない。
つまり、この時点で回遊してくるアジの個体数は確実に減った事は間違いない事だ。
ここでポイントを大きく変えるのが得策ではあるが、今更変える事は出来ず、何処でチャンスがあるはずだと思ってしまったのが、これまた己の下手さ加減が見てとれる。
そしてもう一点。
マズメ絡みは割と潮もまだマシだった速さが、段々と流れ出して、最速の頃には10gのタングステンキャロでも歯が立たず、正直なところ何してるのか分からない様な状況にも関わらず一心不乱にキャストしてるだけ。
もうね病気よ病気。
過去に囚われ、来るはずのない夢を見てるだけの変人そのもの。
目の前の状況を理解せずに、過去の良かった事を思っているだけのイカれた奴に成り下がってしまった。
過去に囚われるのが人一倍嫌いなはずなのに、それをやってしまったのが、ホンマクソ過ぎる。
この時、何故一度キャストを辞めて、現状把握して考え治さなかったのか?
またターゲットを変更し、新たなる発見をしなかったのか。
もっと出来る事が他にあるはずだと考えなかったのか?
完全に狂人に陥ってしまっていたのであろう。
そんな訳で完全なる敗北を喰らってしまった。
後から振り返ってみると、いろんな失態を犯してしまっている事に気付くが、デカアジという魔物に狂わされてしまい、目の前の状況を理解せずに夢想に囚われてしまった奴の成り果てた姿だ。
この悔しさ・情け無さを忘れる事は無いであろう。
そんな訳で、これから更に追い求めて行くぜ。