『ゆすり』の語源
『茶壷に追われて』 小山茂樹(著) 淡交社 より
『ゆすり』・・・脅したり、言いがかりをつけたりして、
無理に金品を出させることです。(広辞苑)
このゆするの語源が茶に関係すると聞くと、
意外に思われるでしょう?
江戸時代に徳川家へ茶を納める役に
『御物茶師』(ごもつちゃし)という役職があり、
万が一の粗相(そそう)があってはなりませんでした。
その為、公家衆が道中を付き添っておりました。
その道中、武家の屋敷に近づくと公家は協力金を
武家に要求するようになりました。
武家にとっても門前で事故があっては一大事
協力金を出すようになりました。
ところが、武家の中にも頑固者がおり、協力金を出さない
武家も出てきました。
そこで、公家衆は、茶壷をゆすって
『さぁ~大変!道の凹凸で献上の茶がこぼれてしまった』
と頑固者の武家を脅し、お金を要求したとのこと。
これが、ゆすりの語源とされています。
面白いですね!