まず、あのカメラどうなってるんでしょう。




カメラ風な見た目ですが、だいぶデフォルメされていて、ボタンはほとんどなく、蝶番とロックで開閉できる構造。


スタンドが伸びていて、そこにモニタが取り付けられており、モニタと本体の箱がHDMIケーブルで繋がっているようにみえます凝視



頭の突起にスタジオアリスのロゴが入ってますが、カメラを作る技術までは流石にないはず知らんぷり


市販されてるカメラをカスタムしてるものと思います。



多少、Exifのプロパティ書き換えたりはしてるようですが(カメラの名前とか)

あくまでソフト面のカスタムで、ハードを直接いじることはしてないと思ってますキョロキョロ


※ソフトはプログラムとか目に見えないところ、ハードは形として目に見える部分、という感じで話してます。




カメラも精密機械なので、中身だけそのまま外を変える……というのも、結構大変そうですしちょっと不満


カメラの購入先かどこかの業者に、簡易的なハウジングを外注していると思っています。


ハウジングってこんなもの。


水中撮影などでカメラを丸ごと覆う入れ物です。
グリップ感も水没状況の確認も防水機能も不要なので、これよりずっとシンプルですが。


水中撮影用のハウジングほどの堅牢性は必要ありませんが、カメラの位置や角度を固定する仕様になってるはず。


とすれば、三脚ビスでの高さ固定に加えて、ラバーなどでカメラの前後を抑える構造があるはずです


つまりただ板を繋ぎ合わせただけの箱ではない、と思います電球キラキラ




さらに箱の表面にはシボ加工があります。

900個以上を1個1個削ってシボ作るのも、全てを3Dプリンタ品で作るのも、日数がかかりすぎて高額になります。

こういう工作では、加工時間と材料はどうしてもコストに直結するものです


かといって、成形用に金型を作ると、今度はそれだけで数十万、数百万の世界です。

現実的なのは、3Dプリンタで型を作った成形品かな?と思ってますキラキラ



箱の設計費、成形型の設計費、型のプリンタ費、そして1個1個の材料費と加工費……と考えると、なかなか良いお値段しそう。


900個以上も作るのなら、仮に初期投資に200万円かけても1台あたりでは2.2万円ほどですが。

※門外漢なのでとても適当なこと言ってます※


もうあのハードケースの時点で、Canonの安いコンデジ買えそう……滝汗




そんなケースをわざわざ用意するのは何故か?



画面自体は大きなタッチパネルで内容筒抜けなので、撮影技術や撮影設定を盗まれるのを防止するとか、そういう心配ではないと思います。


Exifも完全非公開ではないですし、どんな環境で撮っているかは隠しようもありません知らんぷり




どんなカメラ使ってるか隠したいのかな?

もし誰でも買えるカメラだったら、自分でも撮れる!って思われちゃうしね。

高いカメラだったら見せびらかした方が、プロっぽくて印象いいもんね。


……なんてことも考えましたが、そう安直な話でもなさそうです。



結果的にそういう、一部のお客さんのカメラ機種やブランドへの好き嫌い対策にもなりそうですが

機材投資を惜しむなら、前述のようなケースをわざわざ作るのもおかしな話ですね。



あの箱も、ちゃんとスタジオアリスなりに実用性を追求した結果だと思われます。

次回、箱を作る理由を予想します。


※アメンバー限定記事予定です。