初めてアリスを利用した時から気になってたんですが……
改めて撮影機材について考えてたら、その無駄のない設備投資に感動しちゃいましたという話をします。
ほぼ私の想像の世界で語ってるので、事実と異なる記載が多いかもしれません。ご容赦ください。
私がスタジオアリスで初めて見たのがこれ。
※公式のリクルートページのスクショです(2023/8/18)
このカメラスタンド、凄くない??
スタジオアリスさんの使ってるキャスター・上下左右スライダー付きのカメラスタンド。
本体のPRO77って型番が映り込んでるので、調べました。
これだー!!にじゅうろくまんえん……
でも、この機材を知った時の感動といったら!!
普段三脚使わない人はピンと来ないかもしれないけど、すごい便利アイテムなんですよ、これ。
特に水平出しが楽そう!!(使ったことないけど)
水平出しとは?
写真の背景が傾くことで不安定な印象にならないよう、カメラの向きを背景に合わせて水平にセッティングすることです。違ったらごめんなさい
一般的に、水平出しを行う時の装備は2つ
手持ち撮影なら、カメラの内臓ジャイロセンサーによる画面上のガイド。
スマホでも結構見かけますよね
もう一つが、三脚やホットシューアクセサリーに水準器をつけること。
DIYする人には結構馴染みあるかもしれません
写真館で撮るのは記念写真。
撮ったらすぐにデータを見てもらわないといけないので、修正してる暇はありませんね。
それも、主役が子供の場合、長時間待たせることはできません。
なこの状況下で、手持ち撮影して手ぶれで失敗してました……なんて許されませんよね。
だから、三脚を使いますし、カメラ本体ではなくリモコンシャッターなんですよね。
そうはいっても、頻繁にカメラを移動するシチュエーションでは、三脚をその都度調整して水平で撮り続けるのは結構面倒です。
〜ここから面倒ポイント(スルー推奨)〜
まず3本足を広げて、水平が出るように脚をロック。
この時、足の開き具合や伸ばし具合でおおよそのの高さも決まります。
思ったより高かった、思ったより低かったら、やり直し。
三脚は畳んで運べるものが多いですが、この伸縮段階が少ないと、やむを得ず自分で良いとこ狙って長さ調整してロックことになります。
でも、3本同じ長さ、同じ角度にしたつもりでも、ちょっと傾げてたりするんですよね。
脚を揃えれば長さを揃えやすいけど、角度は厄介です……
仕事で一眼レフ使って面直撮影する時、毎回めちゃくちゃ苦労してます
〜おわり〜(まさかのただの愚痴)
そこでアートプロの出番です
図式すると。
思わず図解までする(伝わるのか……??)
1.スタンド側で調整すること
撮影エリア決め。具体的に言うと、
・被写体までの距離
・背景に対する横方向の角度(正面・45度・側面とか)
・カメラの高さ位置
2.カメラ本体で調整すること
写真の構図決め。具体的に言うと、
・被写体への縦方向の角度(俯瞰・正面・アオリ)
・写真の縦横方向(三脚座を併用してるので0度/90度の2段階使用)
・画角(全身/バストアップ/顔アップなど)
三脚を使ってたら、1の三つも全部三脚で調整します。そうすると、2方向の回転軸で調整が必要で、これが大変。
三脚座がなかったら、さらに一軸追加で三軸調整。なのに、1°のズレでも水平は出ません。
アートプロを使ってるから、上下の首振りという一軸の回転調整だけですみます。
だからカメラの移動も短時間でささっとできます。
そのおかげで、撮影中に隣で背景を用意しておいて、撮り終わったらカメラと人がすぐ移動!が可能になんです。
これ、アリスユーザーさんなら覚えあるでしょ!?
アートプロ無しでこれやろうとすると、1組のために三脚とカメラを何個もスタンバイさせないといけませんし、背景パターン数を稼げません。
三脚と比べて足も引っかかりにくいし、持ち上げて先端が子供にぶつかるなんてこともありません。
あと、移動がキャスター式なこととも関係あると思うんですが、ケーブルを天井に繋いでますよね。(電源ケーブル?)
結果的に、子供がケーブルに引っかかって転ぶ〜とか、機材倒して壊しちゃう〜
なんて心配する必要がほとんどないわけです
もう、考えれば考えるほど、アートプロすごいです。
そこにおそらく全店で投資してるスタジオアリスさんも、すごいです。
これ使いこなせば、スタッフが楽なのはもちろん、子どもの負担も少ないし、たくさんの撮影パターンを稼げるから親も大満足だし、アリスさんの利益にもつながるし、人材教育も楽だし、良いことだらけ!
費用対効果大きすぎる。すごいぞアートプロ。すごいよスタジオアリス。さすが最大手の設備投資。
ほんと、こんな機材あるんだ〜!って、勉強になりました
大型すぎて家には置けないし、そもそもこんなお金出せないけど
私もアートプロに注目して撮影に挑んだことはないので、実際どんな使われ方してるかはわかりません。
全然違う使い方してたらすいません
年賀状撮影の時にじっくり見れたら良いな〜。
この記事に興味持ってくださった方、是非アリスで撮影して確かめてみてください
思わずすごい長文になってしまいました。
最後まで付き合ってくださり、ありがとうございます