父からいただいたサックスは今でも続けていて、音楽大学へ向け頑張っている
アリーが通っている高校は音楽専門の学校で、演奏家を目指す人と講師を目指す人で別れており、まず校舎が違うのだ。
「アリー!おはようー!」
と坂をかけてくるのはサックス仲間の友達、カノンだ
『わぁ!カノン、相変わらず元気だね~笑』
「えへへー笑まあね笑」
『ふふっ』
「そういえばアリー、」
『ん?』
「あたしね、すっっっっごい変な夢見たの!」
『そーなの?どんな夢?』
「なんか魔女のような…いやでも違うんだよな~、なんかわけわかんない人が"世界を変えたいと思わないかー"とか言ってきて…」
あ…れ?
なんか似てる…
小さい時に見た、恐怖の塊に似ている
『その夢…私も似たようなの見たこと…あるの』
「えぇー!そうなの?」
『うん、その時はすっごい怖かったから覚えていて…。なんか、考えといてくれとかいわれた気がする』
「そうそうそう!私も!」
『不気味よね、その夢』
「うん、でも私は気にしてないけどね!」
『なんで?気持ち悪いじゃない』
「まあ、そうだけど。世界征服みたいなのは、こんなちっぽけな人間ができるわけないしね!」
『まあ、それもそうね。こんなのいちいち気にしてたら、生活の邪魔だしね!』
「そうそう!じゃあ今日も学校、頑張ろうね!」
『うん!』
と言ってそれぞれの校舎にわかれる、
カノンの言うとうり、あんまり考えないようにしよう。
さぁ、今日もがんばろーっと!
「ははっ、やっと見つけた。ユラン」
「はい。」
「あの子を逃がすな。大切な子なんだからな」
「わかりました。」