今日はたまたま、進路のことで先生によばれ話していたら長引き今に至る
『わぁ、真っ暗!早く帰んなきゃ!』
カノンは今日、レッスンがあると言って先に帰ってしまっていた
『う~、なんか怖い』
家と学校は歩いて20分の距離
さほど距離はないのだが、今日は遠回りをしてるのでは?と思うほど長く感じた
すると……
『?!…』
今後ろに気配を感じた
人の気配のような獣の気配のような…
目を凝らしてよく見ると…
にゃーぉ
『はぁー、なんだ猫ちゃんか…びっくりした。』
一気に緊張がほどけると同時に少しの安心が芽生えた
幽霊じゃなかったのが本当によかった…
しばらくしてまた歩き出そうとした瞬間だった
「アニーさん…ですか?」
『え?……だれ?』
どこからか呼ばれる私の名前
辺りを見回しても人らしきものかげはない
『どこに…いるの』
「ここです。」
と言うと同時に目の前に
綺麗な薄紫色をした髪の毛が腰まであり、顔立ちがくっきりした女性がいた
『わ!』
「もう一度聞きます。アニーさんですよね?」
『は、はい…そうですが』
「見失わぬよう、印をつけておきますね」
『え?……しるしって』
言おうとした瞬間
う……
辺りが真っ暗になった
*
アニーを見つけた
見失わぬよう主の紋章を額につける
ブゥン…
多少衝撃はあるが人間の場合は気を失う程度だと聞く
紋章をつけたあと彼女は案の定気を失う
「送り届けます。アラーギ様」
と言うと暗闇からでてきた
「あぁ、そうしてくれ。あぁアニーよ、お前は世界を変えてく人だ。」
そう言って気を失っている彼女の頬を撫でる。
私は彼女を抱え家まで送る
あなたは私たちにとってなくてはならない存在です
アニー……