気は優しくて力持ち、ウチのスタッフのゴルゴH君の
ちょっぴり悲しいランチ。
こちら→ゴルゴのランチあれこれ
かなり無理して購入してしまった都内はずれの一戸建ての住宅ローンと
手がかかり始めた2人の子供の習い事や教育費などに追われ
ゴルゴのランチの予算は100円。
今日も、スーパーの特売で買った5袋198円のインスタントラーメン(しょうゆ味)1袋と
78円の食パン(8枚切り)4枚。
しめて79円!
100円の予算から21円も浮かす、スーパーの達人ゴルゴH!
「最近の趣味は?」
と尋ねれば
「買い物でポイントを貯めることです!」
と即答するゴルゴ。
「○○は水曜日はポイント2倍、○○は雨の日5倍、○○は・・・」
と主婦顔負けの記憶力の持ち主。
その記憶力を、もっと仕事に生かしてもらいたいものである。
そんなゴルゴの今日のランチに彩が加わった。
昨日、H江さん(70代後半)から
「お昼にでも召し上がってね!」
と頂いた「きくらげの佃煮」
まずは
しょうゆ味ラーメンに豪華トッピング!
「うん、スープにコクが出ますね~」
そして・・・
「ちょうどジャムが切れまして・・・」
と、食パンにきくらげの佃煮をぬり(?)
サンドイッチに!!
「うん、ジャムよりいいかも!」
うぅっ・・・マズそう・・・・・
ゴルゴの対面でセブン○レブンの幕の内弁当(498円)を食べていたオレは
食欲がやや減退してしまった。
と同時に、自分がとても贅沢をしているのではないか・・
と思わず反省しそうになったが
「いやいや、オレは決してゼイタクなんかしていないぞ、フツーだぞ!」
この気持ちは相対的、比較から生まれた錯覚だ!」
と自分に言い聞かせた。
オレの気持ちを少々ヘコませるゴルゴのランチ。
いつもながら、ゴルゴのランチに常識はない。
あるのは、ゴルゴ独自のレシピのみである。
「肩凝っちゃってさー」
午前の最後に、モーターグライダー男の友人A(a)がやって来た。
治療を終え、一緒にランチに行った。
そこで、どういう流れか忘れたがお墓の話になった。
「おいAZ、この間ハンガーに来た時に
俺のサンコツマシーン見せたよな?」
「サンコツマシ・・・?」
「そう、去年亡くなったオヤジの骨が入った箱だよ!
ハンマーで骨を粉々に砕いたって言ったろ?」
思い出した。
グライダーの小窓からちょうど出るサイズと言っていた、
妙な棒が刺さっていたあの箱だ・・・
飛行中にその箱を窓の外に突き出し、
なんかを引っ張ると箱のフタがパカッと開き
中のオヤジさんの骨を、刺さっている棒で押し出し
空中に散骨するという
あの「散骨マシン」だった!
あの時、あきれながら手に取って
振ってみるとガサガサ音がした、アレだ!
「どうだ、すげぇだろ?」
「うん、すげぇ。」
「おまえの箱も製作しておいてやろうか?」
「いや、オレは遠慮しておくよ。
でもaよ、その話、あまり人に言わない方がいいかもよ・・・」
良識ある友人として、オレはaに進言した。
その後、aが聞いてきた。
「ところでAZ、お前自身はどうなんだ?」
「オレは墓はいらないね。
野垂れ死にでもいいよ。そのまま土に還るよ。
餓死や凍死は死ぬ前に脳内ホルモンがドピュッと出てきて
意識が朦朧としてきて気持ちいいまま逝けるらしいぜ。
まあ、人間の本質は肉体を越えたスピリットだから
カラダはどうでもいいよ」
「スピリットって・・・ガハハ!」
aが笑い出した。
そしてちょっと真剣な顔をして言ってきた。
「おいAZよ、スピリットなんて話
俺以外のフツーの人の前で話すんじゃないぞ!」
「・・・・・」
お互い様であった。
それぞれが、自分こそ良識あるオトナ(?)と思い込んでいる
勘違い野郎達のようであった。
母方の兄弟姉妹はとても仲が良い。
毎年正月に母の長兄の自宅で新年の集まりがある。
いつもはそれぞれの連れ合いと共に
母の世代のみで開かれている。
「アッチャン(幼少時代のオレの呼び名はいまだにそのままである)もたまにはどうだい?」
母が、長兄のT叔父から言われたらしい。
なんだか今回を逃したら
もう会えなくなる叔父叔母がいるのではないか
という気がした。
ということで
いろいろと体に不具合が出てきている両親の運転手も兼ねて
T叔父宅の近所の中華料理店に
AZ、初参加!
円卓を囲んだ10人の高齢者の中に
ぽつんと、子の世代はオレひとり。
「アッチャン、若者だからな!」
この集まりの年齢比較対照の中では
甥のオレは「唯一の若者」なのである。
「アッチャン、写真撮って!」
「アッチャン、荷物持って!」
予想通り、パシリとしてコキ使われる。
が、世間的には十分おっさんのAZは
この場で若者扱いされるのは、ちょっぴり嬉しかったりするので
張り切って働いた。
老人の集まりの話題は、半分が病気のことである。
「階段下りるとき膝が痛むのよ~」
「腰診てもらったら、ヘルニアって言われちゃったよ」
「明け方に足がつるんだけど、アッチャンどうしたらいい?」
仕事柄、この手の話題は得意のアッチャン、
叔父叔母の質問攻めに合う。
そんなこんなで
皆楽しそうに、話が弾んでいた。
仲の良い母方の親戚に比べ
父方の親戚はいろいろと問題も多く、あまり仲が良くなかった。
「母さんの兄弟は仲良しで羨ましい」
父がよくこぼしている。
息子として客観的に見ても、そう思う。
やはり、血族のカルマ(カルマという言葉はいかようにも取れるので
それぞれの解釈に任せます)ってあるのかな、と思う。
人間関係、金銭問題、そして体(病気や死)などの課題。
人間は肉体を超えた存在ではあるが、肉の衣を纏っている以上
何百年何千年と続いてきた血脈の、家族や祖先のカルマを受け継いできている。
そして、父母両家のカルマがミックスされ
「今の自分」というその家系の最先端の肉体がここに存在しているのだ・・・
そこに、源から分離した個としてのスピリットが宿っているのかなぁ・・・
こりゃ複雑だなぁ・・・・・
なんてことを、醒めた頭でぼんやりと考えていた。
「アッチャン、お茶!」
「はいっ、ただいま!」
「車持ってきて!」
「へいっ、承知の助!」
その後も、若者アッチャンはコキ使われ続けたのであった。
「アッチャン、来年もよかったらおいでよ!」
帰り際にT叔父がまた誘ってくれた。
は、はい・・・
考えさせて・・頂きます・・・・・































































































