今回の速度比較する6枚のカードをもう一度紹介しますね
左上から
カード名 転送速度 スピードクラス
Extreme PRO 16GB 95MB/s Class 10(UHS-1)
Extreme PRO 16GB 45MB/s UHS-1
Extreme Ⅲ 8GB 30MB/s Class 6
Extreme 4GB 30MB/s Class 10
Eye-Fi Mobile X2 8GB 非公表 Class 6
Trancend 4GB 非公表 Class 6
テスト方法ですが、
カメラはUHS-1対応のE-M5を使用します。
露出とフォーカスモードはマニュアルにして、
SS1/80、F2.0、LSFにて撮影します。
まずは9枚/秒の連写で連写速度が
遅くなるまでの枚数を5回計測し、
平均値を比較します。
次にバッファが一杯になってから
書き込みが終わるまでの時間と、
次に撮影出来るまでの時間を
5回計測し平均を出します。
タイムは手動計測なので
少々ラグがあり誤差がありますが、
そのまま掲載します。
まずは連射枚数から…
カード名 連写枚数
Extreme PRO 95MB/S 16GB 17枚
Extreme PRO 45MB/S 16GB 16枚
Extreme Ⅲ 8GB 15枚
Extreme 4GB 15枚
Eye-Fi Mobile X2 8GB 15枚
Trancend 4GB 14枚
思ったよりも差がありません…
しかも計測結果はどのカードも5回とも全く同じでした。
しかし、バッファフルの状態から
書込終了までの時間が大きく差が出ました。
カード名 書込終了時間
Extreme PRO 95MB/S 16GB 4.5秒
Extreme PRO 45MB/S 16GB 8.5秒
Extreme Ⅲ 8GB 8.7秒
Extreme 4GB 8.8秒
Eye-Fi Mobile X2 8GB 15.3秒
Trancend 4GB 25.8秒
ほぼ転送速度なりの結果だと思います。
連写枚数はバッファがフルになるまで
高速連写でき、連写中も書込を行っているので、
その差が連写枚数で現れたのでしょうね。
ただ、枚数の差が3枚で9枚/秒の連写、
時間的には0.4秒もかからないので体感的には
多く撮れているとはほとんど感じません
しかし、バッファ解放までの時間は大きく差が出ました。
さすが95MB/SのPROは4.5秒と激速
LSFですと、ファイルの大きさが10MB程になるので、
もっと圧縮率を上げるとずっと連写出来そう…
という事で、テストして見ました。
Extreme PRO 95MB/S 16GB
Large Basic 33枚
Middle Basic 44枚
Small Basic 53枚
あれ残念ながらエンドレス連写は出来ませんでした
テスト結果をまとめると、
SDカードを速い物にすると
連写枚数の増加は少しだけですが、
書込速度は大きく向上している事が
わかりました。
一番遅いClass6のTrancendと
一番速いExtreme PROでは
6倍近く書込時間が違います。
単写ばかりの人では恩恵は受けないと思いますが、
連写を多用する人やバッファをフルにするほど
速写する方にはこの時間差はありがたいと思います。
この転送速度を見たら、PC取り込みの
時間もかなり短縮できそうですね
次回はこの辺りをテストしてみたいと思います。
SUNDISK Extreme Pro 95MB/s SDHC 16GB
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