前回、主にE-M5と12-35mm F2.8の組み合わせの
使い勝手を紹介しましたが、
今回はE-5と50-200mm F2.8-3.5 SWDの組み合わせの
使い勝手とE-M5との比較をレビューしたいと思います。
前回のレビューを読んでから今回読んで頂けると分かりやすいです
また、焦点距離が違うのであくまでも参考程度でお願いします
今回の運動会でE-5で撮影したのは、
短距離走、リレーや、大玉送り、綱引き等の団体競技でした。
短距離走は低学年で距離が短かったため、
直線コースで行われました。
コース脇からスタート地点まで約30mから撮影
換算400mmでスタート地点を狙うと
こんな感じ
設定はJPEG画質 LSF、
フォーカスモードはC-AFのダイナミックシングルターゲット、
連写は 5枚/s で撮影
この設定でいつも撮影しているので
クセも分かっていて、注意点は
AFが抜け、背景にあってしまう、
もしくはAFが間に合わなくてピンずれを起こす事。
また、この小学校のコースはスタート地点が南、
ゴールが北側と逆光、
さらに背景に応援席のテントがあり
そちらにAFが合いやすいとかなりの悪条件…
AFが抜けた時、シャッターを一度離して、
合わせ直しますが、背景にAFが合ってしまうと
なかなかリカバリーしてくれない事もあります…
CANONやNIKONの機種を使った事がないので
C-AFがどれくらい追従してくれるのか分かりませんが、
この辺りがオリンパスの弱点でしょうか。
ま、E-1の頃の比べてたら天国ですし、
これはこれで慣れたんでこんなもんと思って使っています
おかげで6~7割くらいの確率で撮れるようになってきました
E-1で初めて運動会撮った時は2割いかなかった事も…
慣れたら5割くらいになりましたけど
話がそれましたm(_ _)m
条件的にはE-M5の方が順光、
ゴチャついていない背景でも撮影出来た、
広角のため被写界深度が深くピンずれしにくい
等、条件がかなり良かったですが歩留まりは
E-M5の方が良かったです。
大玉送りや綱引き等の競技
結論からいけば両機種とも問題ありません。
綱引き競技のすぐ横で撮影出来ましたが、
望遠レンズが威力を発揮しました
少し引いて望遠で撮るとなかなか迫力のある
写真が撮れました
ま、これはE-5のおかげというか、
50-200mm SWDレンズのおかげですね
ちなみに大玉送りはこんな感じです
リレーはE-M5と違い高学年でしたので
スピードが速く、E-M5よりも悪条件。
しかし、トラック内側で少し離れた距離で、
換算200~400mmの望遠で狙い、
横方向にパンしながら撮影したらとっても良い感じ
9割程度の確率で撮影出来ました。
向かってくる被写体でなければ
E-5のC-AFもなかなか優秀です
さて、統括ですが予想以上にE-M5健闘といったところでしょうか
実際、撮れた写真はE-5と比べても遜色ない写真で
これなら望遠レンズを買って運動会を本格的に撮って見たい
と思わせるには十分な性能でした。
特に 9枚/秒 の連写はスゴイですね
運動会等にはもってこいだと思います
しかしミラーレス機でここまで撮影出来るようになるとは驚きです。
ただ、これは電子ビューファインダー機全般に言える事でしょうが、
一眼レフのOVFに取って代わるといえるのは
まだ先だなぁと感じたのも確かです。
昔に比べればとてもキレイで見やすく、
連写中もそこそこ追えるくらいにうつります。
技術は驚くほど進歩していますが、
そうは言ってもOVFと比較するとまだまだ
動体の追従性、見えの気持ちよさという要素がクリア出来ていません。
SONYのαはかなり良くなっているとの事なので
さらに技術が進歩すればOVFを超える時もくるかも知れません。
今後に期待ですね
今回、二台で交互に撮影してみて思った事は
最新ミラーレス機E-M5の大きな進歩と、
E-5での撮影は気持ちが良いという事です
何というか、写真を撮っているぞという満足感というか、
充実感というのはE-5の方が上なんですよね…
E-M5のシャッターの音や振動が小さすぎるからか?
またはEVFの見え方の問題?
カメラを構えた時のバランス?
欠点にもなり得るいろいろな音や振動や重さ、感触等、
いろいろな要素が合わさってそう感じるのだと思います。
E-M5が悪いというわけではないんですけどね
E-5で撮影する楽しさ、気持ちよさを再認識しました
もちろんこれからもE-M5をバシバシ使いますけど、
今までより少しE-5の出番が増えるかも知れません
更新の励みになります。
一日一回で良いですから、
バナーをクリックしてください
よろしければこちらも…
にほんブログ村