産院に非認証施設のNIPT陽性を相談しに行く① | 39歳不妊治療 : 38歳 稽留流産→39歳 中期中絶→?

39歳不妊治療 : 38歳 稽留流産→39歳 中期中絶→?

二人目妊活中のおりんです。

33歳 人工授精1回目→稽留流産(自然排出)
34歳 人工授精2回目→第一子出産(自然分娩)
38歳 人工授精1回目→稽留流産(自然排出)
39歳 人工授精3回目→トリソミー21(ダウン症)で18w 中期中絶(無痛分娩)

それでも二人目が欲しい

 

NIPTの非認証施設での検査でトリソミー21(ダウン症)陽性の結果を見た翌日、産院での2回目の検診を予定していた。

 

この日は金曜日で、私は11週2日目だった。

 

 

 

 

 

 

 

 

選んだ産院は周産期センターでNICUも併設される大病院。

NIPTの認証施設で確定診断の「絨毛検査」と「羊水検査を」実施している。

 

 

私が検査したNIPT非認証施設(DNAサイエンス)は「絨毛検査」や「羊水検査」する病院は紹介してくれないので、自分で探さなければならない。

 

 

DNAサイエンスHPより抜粋:”NIPTで陽性判定が出た場合、無料の遺伝カウンセリングを受けていただき、かかりつけ医やその他の医療機関で確定診断検査をご受検ください。)”

 

 

無料の遺伝カウンセリングの案内が今日メールで着ており、面談日の調整は電話ではなくメールのみ、ということだったので希望日を返信していたが、それに対する返答はまだない。

 

 

非認証施設でNIPTを受けたことは少し気まずいが、周産期センターなら絨毛検査も羊水検査もやってるからお願いできる。そう思ったので相談することにした。

 

 

大病院なので待ち時間が長い。1、2時間待つのは当たり前。

 

 

昨日NIPT陽性結果を見てから、会社の休憩時間・通勤時間・就寝前・病院の待ち時間など、仕事と育児以外の時間は常に

 

”NIPT陽性”

”NIPT擬陽性”

”絨毛検査”

”羊水検査”

”中絶”

 

について検索していた。

 

 

"NIPT擬陽性"については随分検索した。トリソミー13やトリソミー18での擬陽性の事例はいくつか見つけることができた。

 

 

しかし、トリソミー21(ダウン症)で擬陽性で羊水検査で陰性が出た方は二人しか見つけられず、二人とも"バニシングツイン"(初期に双子のうち一人が消えて(流産して)しまい、消えてしまった子のトリソミー21がNIPTで検出された)の現象によるものだった。

 

 

トリソミー21(ダウン症)はNIPT検査での精度が極めて高いことが検索すればするほど明らかになっていった・・・

 

しかも、自ら検査精度の高いと思われる世界最高レベルの検査会社(米イルミナ社)を探してきて選んでいたのだから・・・

 

 

私もバニシングツインなんじゃないか、と初期のエコーをファイルから取り出してよーく見る。胎嚢以外に見える黒っぽい影をみつけて、これがそうなんじゃないの?と自分をなんとか落ち着けようと必死だった。

 

普通、バニシングツインなら初期(5~8週目)のエコーに見えるはずなので、不妊治療の医師から説明があるはず。私は何も言われていなかった。

 

 

中絶についても検索する。

 

 

NIPTで陽性がでたら確定検査の「絨毛検査」か「羊水検査」に進むことが多いが、その場合、検査結果を聞くころには12週を超えるので中期中絶をしなければならない。

 

中期中絶方法は初期中絶とは全然異なるということもそれまでは知らなかった。

 

・初期に行う”手術”とは違い、”分娩”をする

・初期と比べて身体にかなり負担をかける

・21週までは中絶できるが、赤ちゃんが育つ前に早く決断しないと母体に負担がどんどんかかる

・産後休暇を取らなければならない

・死産届を区役所に提出しなければならない

・火葬・埋葬しなければならない など

 

私は初期の稽留流産(自然排出)を経験したことあるが、その時は手続きは何もいらず、会社も休むことはなかった。自然排出の場合、妊活再開は2か月後だった。

 

友人で稽留流産で初期の流産手術を受けた子も、日帰り手術で翌日から仕事をしたと言っていた。生理を1回見送ったら妊活開始できたと言っていた。

 

12週を過ぎた中期中絶は母体への負担も手続きも、あまりにもハードルが高い・・・

中期中絶後は妊活は半年後という情報もある・・・

 

NIPTの陽性のみで初期中絶を決断する人もいる。

 

いま初期中絶すれば、またすぐ妊活を再開できる。

確定診断を待って、中期中絶になれば妊活再開はいまから半年以上かかる。

 

中期中絶するのが39歳と半年。妊活再開は40代。できれば30代で妊娠したかった。

 

人工授精なので凍結している受精卵もない。

 

今なら、まだ上司や同僚には妊娠のことを告げていないから、誰にも知られずに初期中絶できる。

 

 

でも、、、

トリソミー21(ダウン症)陽性の横にある、”的中率89.5%”ということは、10%はまだ可能性あるということだよね?

 

もしその10%に入っていたら、なんの異常もない赤ちゃんを殺してしまうということだよね・・・?

 

これまで毎日仕事と育児しながら辛いつわりがあっても我慢した。上司や同僚に隠してなんとが頑張ってきた。

 

葉酸サプリも飲んだ、つわり酷くても処方された薬が心配で一切飲まずに我慢した、ビタミンAは奇形になるから大好きな鰻やレバーは食べなかった、生ものも食べていない、ずっとお腹にいる赤ちゃんのために努力してきた。

 

今年人工授精1回目は稽留流産してしまって、その後休んでから人工授精3回目で妊娠した。その間、8か月かかっている。その間もお酒や体に悪いものは極力控えてきた。

 

 

稽留流産も染色体異常の一種というし、2回も続けて起こるなんて稀じゃないの?

 

私は39歳のダウン症妊娠確率1%に本当に入っているの?

 

実は誰かの検査結果と間違っているんじゃない?アメリカ輸送中や検査中にだれかの血液と取り違えたんじゃない?

 

 

考えれば考えるほど、自分がトリソミー21(ダウン症)陽性という事実が本当なのか、信じられなくなっていった。(信じたくなかった。)思考回路もおかしかった。

 

そうして、出ない答えが頭の中でぐるぐる回っているうちに、私の診察の番がきた。

 

 

怖い。診察が怖い。手が震える。足が震える。寒気がすごい。

 

 

震えながら診察室に入った。今日も妊婦検診1回目の先生と同じだった。

 

 

(続く)

 

 

 

 

 

ーーーーーー

長男妊娠時からエアリズムのブラトップを愛用していて、普段はMサイズ、つわりが酷くなってきたら締め付けの少ないLサイズ

がとてもよい。(痩せてるときはSサイズを着用していたので、S,M,L全部持っているw)

 

産後も、ブラトップ部分をびよーんと伸ばせば授乳もできてとても便利!