二日目は、原爆ドームから広島平和記念公園を歩きました。
初めての訪問です。
もっと早くに来ておくべきでした。
TVや教科書で、今まで何度も目にしてきた原爆ドーム。悲惨な戦争の象徴。日本の心の傷跡。
8月の炎天下、実際にその前に立ってみると、71年前にこの地で苦しみ、悲しみ、絶望の底を体験された方々のお気持ちを想像せずにはいられません。いくら想像しても、決してし切れるものではないのですが…
原爆死没者慰霊碑の前で、静かに手を合わせました。
そして、広島平和記念資料館へ。
現在リニューアル工事中で、ほんの一部のみの見学となりましたが、当時の遺品や写真が語りかける強さは圧倒的でした。
資料館の一番最後に展示されていたパネルです。
「原爆投下された年の秋、75年間は草木も生えないと言われていた広島に新しい命が芽吹きました。焼け跡に蘇った緑に、人びとは生きる勇気と希望をとりもどしました」とあります。
破壊するもひと。
殺し殺されるもひと。
苦しみの中から生き抜くもひと。
平和を祈り、築くもひと。
いつでも思い出しましょう。
「過ちは繰り返しませぬから」







