いったん社会に出ると、何やら仕事が気になるもので。

世界一周をしよう!というのはもう二人の共通の思いだったので、全然後悔してないんだけど、
それよりやはり仕事がしたいと思うもの。

私たちはもともとけっこう忙しい、というか仕事量の多い会社にいたから、いきなりこんなにのんびりしちゃうと、どうしても黙ってられない。

毎日が「営業〆まで何日!原稿初稿○%!入稿締め切り!発行。」

なーんて暮らしだったものだから、一息つけるのは週末くらいだった。

ふと歩きながら彼が「やっぱ学生のときの旅とはなんか違うよなー」と漏らした。

・・・同感。

私は彼より一足早く(約3ヶ月)仕事を辞めたので、その後のーんびりとノーストレスな事務的な派遣の仕事をしたんだけど、本当につまらなかった。

ノーストレスだから問題なかったけど、もちろんお金もそれなりにもらったからいいんだけど、物足りなかった。

社会に貢献できてないっていうか、自分の仕事は変わりがきくっていうか、、、

自分を認めてくれるのは仕事を通して感じてたもんだから、なんか足りなかった。

だからって家のことがんばってやっても男の人ってほめてくんないしね。

忙しすぎるのもイヤだけど、それなりにやりがいみたいなものは、やっぱ必要なんだなと思う。

まぁ、私はそれでも仕事優先より家庭優先させたいタイプなので、前みたいに忙しい仕事とか同僚と飲みに行ったりとかはできないんだろうけど、
でもきちんとした形で社会とはつながってたいなーと思う。


帰ったらこんなこと言ってないかもしれないけどね。
チリに入国してからまるで日本みたいに発展していて、すっかり油断しまくりの我々。。



カラマでもう1日ゆっくりする予定でしたが、けっこう体力回復したので、いざ首都のサンチャゴへ向かうことになりました。

チリ地図


飛行機で行く案も出たのだけど、やっぱ値段には勝てないね

結局安さに負けていつもどおり、バスになりました。(それでも一人5500円くらい。チリ高い。。。)

カラマ長距離バス
↑Romani社のバス

でも今回のバスはわりかし快適

バスシート
↑シートもまぁまぁ倒れます

のんびりと寝て飽きる頃には丸1日経過してて、無事サンチャゴ到着です。



とりあえず、大都会です!!

私たち、ちょっぴり派手なパンツ履いてたんだけど、無理無理!!

銀座のド真ん中をヒッピーみたいな格好で歩いてるようなもので、恥ずかしかったー

宿についてすぐに着替えました。

サンチャゴはとても居心地がいいので、少しのんびりします。

ちなみに夕飯は久々に魚類。

うまーい!!

日本で自炊したーい!!
南米を旅していて絶対に必要なのはこの二つ。


DSC_0623.jpg


水は常識。南米では水道水が飲めないのでミネラルウォーターは絶対に持ち歩く。
日本みたいにレストランでも水は出てこないので買って飲むのです。
外人はけっこう2?とか持ち歩いてる。
そのほうが安いから。
ちなみに今日私たちも初めて2?買ってみた。
韓国料理屋で8ボリビアーノ(約100円くらい)。
お得・・
だけど重い。
ということで我々はやっぱりいつもどおりちっちゃいペットボトル持ち歩くことにします。


2つめはトイレットペーパー。
トイレはあってもついてない!
自分で持ってきたポケットティッシュもけっこうあるんだけどなんかもったいないので、
トイレットペーパーを買って持ち歩いています。

やっぱり日本っていいよなぁ~
トイレットペーパー持ち歩いてる人なんか見たことないもんね。
2010年になりました。
私がターニングポイントにしていた25歳もようやく終わりになります。

今年のスタートは、海外でした。
この3年間、いつも私たちの年越しは海外ですが、それが意味することは実は特にありません。
ただ、日常的に暮らしている生活とは別のことをしたいというだけで、海外なんか今どき誰でも行けると思っているし、
普通なことなのかなあと思います。

2010年、私は人生においても新たにスタートを切ることになります。
仕事も、プライベートも、すべて、新しく始めることになります。

旅に出ることは、両親には告げずに来ました。
だからいまだに両親は知らずにいます。
仕事を持たずにただ海外を見たいという気持ちだけで旅に出ることに、多少なりとも疑問を感じていたせいかもしれません。
私のことだけでなく、彼に対しても悪い印象を与えてしまうのではないかと思ったので、それがいやでした。
もともとは彼が「世界一周したいんだよね~」とか軽い感じで言ってくれたのが始まりで、
その言葉がなければおそらく私自身も行動に移すことはなかったからです。
でも、きっかけはなんであれ、決めたのは私自身。
自分で判断をし、選択をし、実行をし、責任を取ることが私を成長させていると思います。

まぁ両親に言わなかったのは、余計な心配をかけたくなかったというのが一番強いですが。
(うちの母は驚くほどに心配性でしょっちゅう変な夢を見たといっては電話してくるので)
だいたいのこれまでの人生についても「ほんとにアンタはどうしようもない」といって私のことを怒りますが、
決して私の判断を他人のせいにはしないし、なんだかんだいっても私を尊重してくれるし、信頼してくれているので、心強い親ではあります。

いろいろ考えることはあるけれど、それでも私たちは旅に出ています。


長い人生の中で、親のいうように、仕事を持ち、家庭を築き、実家なんかに帰って暮らすことがもしかしたら親孝行なのかもしれないけれど、
私たちにとってはそれだけが幸せではないのだなーと思います。
これから先、たぶん50年くらいは生きれると思うけれど、こんなに体力があって、感受性も研ぎ澄まされているうちに、一緒に素晴らしいものを見れるなら、
この先の人生は旅をしなかった人生よりも、少なくとも私たちには意味のあることのような気がしています。
たとえば子供にも「昔こんなふうに世界旅行に行ったんだよー」なんて教えてあげられるし、それが子供にとってもまた何かを感じる
きっかけを与えることができるかもしれないし。

今年の春には日本でまた生活をすることになりますが、2010年、これまで生きてきた25年間よりもより広い心と高い目線を持ち、
仕事をして、親を安心させるためにも落ち着かなくてはいけないと思っています。
そのスタートまでにあと2ヶ月の旅を、何事もなく、そして充実させていけるよう、自分自身もしっかりしていきたいなあと思います。


あ、プライベートでも今年はたくさんみんなと飲みに行きたいです!
2009年はこの旅のためにお金を貯めていて、少し飲みに行くのを控えていたので、仕事が決まってまた前のように稼ぎができたら、
ぜひぜひいろんな話をしましょうー!!

さて、少し重い話でしたが、旅のほうはこれからチリのサンティアゴへ向かうところです。
カラマという町に現在いますが、ここからバスで22時間。
あー・・・また長い旅になりそう~。。
サンチャゴはすっごく海鮮がおいしいらしくそれが楽しみ!
前に彼のご両親に海鮮をごちそうになったり実家でホヤを御馳走してもらったことがあるけれど、
そんな感じで新鮮でおいしいのが食べれるんじゃないかって今から二人してわくわくしてます。
醤油とわさびを購入せねば。


ではでは、サンチャゴではゆっくりできそうなので、その際にまた更新します。
チリは安全な上に物価も安いので旅するにはオススメですよー
ボリビア生活、すっかりネットから遠ざかっていました。

年も明けて5日も経ちますが、改めてあけましておめでとうございます!

2009年、大学卒業と同時に入社したRを辞めて旅に出るという、軽く無謀にも思える計画も無事にクリアし、2010年、気持ちよくスタートを切れています。

ボリビアでは年末年始をさまざまな土地で過ごし、いろいろと伝えたいことがほんっとーにたくさんあるんですが、ひとまず現在チリのカラマという町にいるので、取り急ぎお知らせです。


ひとことだけ言えるとすると、チリはかーなーり!過ごしやすくてすでにビール飲みまくってます!!
やー、酒好きとしてはたまらないこの生活。。。
ペルー・ボリビアと富士山より標高の高いところにいたせいで大好きなお酒もほどほどにしてたので、標高がさがった今、ものすごーく楽しくてしかたないです。


明日かあさってにはサンチャゴに移動し、そこからイースター島か、中米か、気分次第でどこかへまた行こうと計画中です。


ひとまず近況報告。


2010年も大好きなみなさん、仲良くしてくださいね

コピー ~ DSC_0742