2010年になりました。
私がターニングポイントにしていた25歳もようやく終わりになります。

今年のスタートは、海外でした。
この3年間、いつも私たちの年越しは海外ですが、それが意味することは実は特にありません。
ただ、日常的に暮らしている生活とは別のことをしたいというだけで、海外なんか今どき誰でも行けると思っているし、
普通なことなのかなあと思います。

2010年、私は人生においても新たにスタートを切ることになります。
仕事も、プライベートも、すべて、新しく始めることになります。

旅に出ることは、両親には告げずに来ました。
だからいまだに両親は知らずにいます。
仕事を持たずにただ海外を見たいという気持ちだけで旅に出ることに、多少なりとも疑問を感じていたせいかもしれません。
私のことだけでなく、彼に対しても悪い印象を与えてしまうのではないかと思ったので、それがいやでした。
もともとは彼が「世界一周したいんだよね~」とか軽い感じで言ってくれたのが始まりで、
その言葉がなければおそらく私自身も行動に移すことはなかったからです。
でも、きっかけはなんであれ、決めたのは私自身。
自分で判断をし、選択をし、実行をし、責任を取ることが私を成長させていると思います。

まぁ両親に言わなかったのは、余計な心配をかけたくなかったというのが一番強いですが。
(うちの母は驚くほどに心配性でしょっちゅう変な夢を見たといっては電話してくるので)
だいたいのこれまでの人生についても「ほんとにアンタはどうしようもない」といって私のことを怒りますが、
決して私の判断を他人のせいにはしないし、なんだかんだいっても私を尊重してくれるし、信頼してくれているので、心強い親ではあります。

いろいろ考えることはあるけれど、それでも私たちは旅に出ています。


長い人生の中で、親のいうように、仕事を持ち、家庭を築き、実家なんかに帰って暮らすことがもしかしたら親孝行なのかもしれないけれど、
私たちにとってはそれだけが幸せではないのだなーと思います。
これから先、たぶん50年くらいは生きれると思うけれど、こんなに体力があって、感受性も研ぎ澄まされているうちに、一緒に素晴らしいものを見れるなら、
この先の人生は旅をしなかった人生よりも、少なくとも私たちには意味のあることのような気がしています。
たとえば子供にも「昔こんなふうに世界旅行に行ったんだよー」なんて教えてあげられるし、それが子供にとってもまた何かを感じる
きっかけを与えることができるかもしれないし。

今年の春には日本でまた生活をすることになりますが、2010年、これまで生きてきた25年間よりもより広い心と高い目線を持ち、
仕事をして、親を安心させるためにも落ち着かなくてはいけないと思っています。
そのスタートまでにあと2ヶ月の旅を、何事もなく、そして充実させていけるよう、自分自身もしっかりしていきたいなあと思います。


あ、プライベートでも今年はたくさんみんなと飲みに行きたいです!
2009年はこの旅のためにお金を貯めていて、少し飲みに行くのを控えていたので、仕事が決まってまた前のように稼ぎができたら、
ぜひぜひいろんな話をしましょうー!!

さて、少し重い話でしたが、旅のほうはこれからチリのサンティアゴへ向かうところです。
カラマという町に現在いますが、ここからバスで22時間。
あー・・・また長い旅になりそう~。。
サンチャゴはすっごく海鮮がおいしいらしくそれが楽しみ!
前に彼のご両親に海鮮をごちそうになったり実家でホヤを御馳走してもらったことがあるけれど、
そんな感じで新鮮でおいしいのが食べれるんじゃないかって今から二人してわくわくしてます。
醤油とわさびを購入せねば。


ではでは、サンチャゴではゆっくりできそうなので、その際にまた更新します。
チリは安全な上に物価も安いので旅するにはオススメですよー