不条理な話 | 幻想少女の森

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  フォトグラファー&朗読者ayumiのプライベートblog


本日は朗読の日Bチーム。
いしいしんじ作「ミケーネ」を読みました。
どう作って行くか、今のところ色々試し中です。

「ミケーネ」というのは、祖父の葬式に何故か2本足で立ち人間の言葉を
しゃべる事ができる猫が参列していて…という不条理な話。

こういうのは好き嫌いが分かれる話だというのはわかるのですが
年配の(しかも理系の)方には好き嫌い以前の問題みたいです汗 

何でしゃべる猫をみんな黙って受け入れてるの?とか
結局、みんなにはこの猫が見えてたの?とか
(主人公が最初、あまりの不条理に驚いて、もしや自分にしか見えていないのか?と
疑うシーンがあるのですが、ちゃんとみんな見えているというのがわかる場面は
一杯あります)
とにかく理屈を追及して、読んだ私が質問攻めになるという(^^;)

難しく考えないで素直に楽しめばいいじゃ~んあせる
だいたい人間て、不条理な事に出会うと普通にいつも通りに行動しちゃうものです。