私の病気について 高校2年生で入院 | ゆりまめの医学生日記

ゆりまめの医学生日記

関東圏の医学部に通う、現役医学生です!
毎日の中で思ったこと、考えたことをみなさんと共有したいです。
よろしくお願いします。

 

こんにちは。現役医学生のゆりまめです。

 

一昨日の記事で、私が摂食障害であることや経緯についてお話ししました。

 

 

 

今日は摂食障害の症状が1番ひどかった高校生時代についてお話ししていきたいと思います。

 

中学2年生で生理が止まり、外来を受診していたものの思うように改善は見られませんでした。

 

私が宝塚受験をしたことは以前も書いたと思うのですが、中高一貫校だったこともあり中学3年生では受験せず、高校1年生で受験しました。

でも、当時身長は158cmと低め(摂食障害の治療のおかげか今は160cmくらいです)、歌は褒められるけどバレエやダンスはへったくそなまま。ほぼ毎日行われる体重測定に身体のラインがはっきりと見えるレオタード。

「もっともっと瘦せなければびっくりマークびっくりマーク

と自分を追い込んでいました。

 

 

もともとくそ真面目。どんなにレッスンが忙しくても、体調が悪くても、学校の成績を落としたくなかった。

宝塚に合格できるのは一握りだし、なんとなく自分がその世界に向いていないことも分かっていた。

今となっては、あのとき勉強を疎かにしていなかったから、今医学部には入れているなと思うのですが、記憶がないくらい目まぐるしくて辛い日々でした。

 

朝早く起きて運動をして、軽く朝ごはんを食べて学校へ行き、授業開始まで勉強。授業中に宿題を終わらせて、授業後からレッスン前までカフェで勉強。

お昼は小さめのお弁当、レッスン前は小さいおにぎりとコーヒー・紅茶などの許されたカフェの飲み物のみ。

レッスン帰りの電車でも勉強。夜遅いので軽くゼリーを飲むのみ。

家に帰ってお風呂に入って勉強をして23時すぎくらいに就寝。

そしてまた朝は5:30に起きて、運動をして…

 

の繰り返し。

 

教室の先生に「もう瘦せなくていいよ。太って!」と言われても、歌の先生に「瘦せすぎでは絶対に受からないよ」と言われても、学校の先生に「大丈夫?」と聞かれても止めることはできませんでしたショボーン

 

 

そして高校1年生の夏休みにフランスに留学したことでより瘦せました。

ステイ先で毎日チーズが出たのですが、それによりお腹を壊してしまったのです。

また、小麦をたくさん食べるとブツブツがでたり頭が痛くなったりしてしまう私は、主食がパンやパスタのフランスでは炭水化物をあまり食べることができなかったのです。

フランス最終日に撮った写真がこちら。ぼかしてしまってわかりにくいのですが、ガリッガリ…ガーン

 



 

2週間のフランス留学を終えて日本に帰ると体重は38㎏くらいになっていました。

周りの人は本当に心配してくれて声をかけてくれるけど、やっぱり食べられない。

通っていた外来は、「なんで食べれないの。もっと前から食べていたら身長ももっと伸びていたのに。」と毎回責められることに嫌になってしまい、その後行かなくなってしまいました。

今考えると外来の栄養士さんも私に「治ってほしい」と心から願っていたのだと思います。

でも高校1年生の私にはそのような言い方を好意と受け取れなかったのですえーん

 

 

入院してわかったのですが、黄疸の症状で顔はくすんでいて、手も黄色かった。

それが分からなくて「白くないと」と美白化粧品を使っていました絶望

 

 

結局、宝塚受験は失敗に終わり、「これで気にせず食べれるびっくりマークびっくりマークびっくりマーク

と思いきや…

無理でした。「太りたくない」という気持ちは消えないまま。

でも、もう直したかった。抜け出したかった。

 

母にも話して自分でカウンセラーを探し直し、相談。

そのカウンセラーから摂食障害に詳しい病院を教えてもらい、行きました。

そして即入院。

精神科ではなかったので、携帯電話OK、厳しい縛りもなし。いたって普通の病棟に入院しました。

 

 

全身の検査をした結果、骨密度は75%、脳萎縮あり、腸内細菌はほとんどいない、肝臓の値が激ヤバ、極度の徐脈etc...と私の身体は大変なことになっていました。

先生から

「ゆりまめさんは、比較的体力があったからここまでもった。普通なら死んでるよ。あと2日遅かったらゆりまめさんも危なかった」

と言われて初めてその深刻さに気づきました。

 

治療は病院食+高カロリー輸液。

一気に栄養がめぐったことによる軽度のリフィーディング症候群に苦しみながらも、43㎏まで増やして(それでもやっとBMIで瘦せにのったくらい)退院となりました。

主治医的には45㎏まで増やしてほしかったらしいのですが、学校の出席日数や入院費用の関係でその後は外来で経過観察を行うことになりました。

この主治医には本当に感謝しています。医学部に受かったことを伝えたときもすごく喜んでくれました飛び出すハート

 

この入院中に両親が離婚。

治療も楽ではなくて本当に辛かった。

でも黄色かった肌も白くなり、身体もだいぶ楽になりましたニコニコ

 

環境変化や勉強のストレスがありましたが、体重をキープし、無事医学部に現役合格することができました。

 

でもまだ完全には回復していません。食べるのは怖いし「太る」と思って食べてしまう。

学校の成績もまあまあ良くて、友達も恋人もいる。アルバイトや奨学金で医学部に通えている。だけど、治らない。

体重だけの問題ではないのです。

摂食障害はなかなかに手ごわいなと思っています真顔真顔真顔

 

 

どのSNSをみても「○○cm、△㎏」「これで瘦せる」などなど「瘦せ=良いもの」と押し付ける記事が動画がたくさんあります。今も苦しんでいるからこそ、瘦せても太ってもほっとんど自分を取り巻く世界は変わらないことを知っている。

でも瘦せている自分がいる世界を自分自身で変えることはかなり難しいことも知っている。

それでも自分自身で変わらなきゃ、食べ物に体重に体型に執着する世界から抜け出すことができないことも。

 

同じ病気で苦しむ人が少しでも減ること、そして摂食障害になる人がこれ以上増えないことを心から願っています。

こんな苦しみ、味わってほしくない。

 

今回も長くなってしまったので、大学入学後~現在についてはまた今度書きたいと思います。

 

 

明日はランチをしに外へ行きます!せっかくだから楽しんで食べようニコニコ

明日もみなさんにとって良い日になりますように。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブログランキング・にほんブログ村へにほんブログ村 PVアクセスランキング にほんブログ村 ゆりまめの医学生日記 - にほんブログ村