こんばんは。ゆりまめです。
京都旅行で疲れていたのか、起きたらお昼前でした
普段は休日でも早くに目が覚めるタイプなのですが、今日はぐっすりでした
さて、今回は解剖実習について②の続きです!
そのブログはこちらから。
③では解剖のテストについて紹介します!
ああー、ほんとうに大変でした(笑)
ゆりまめの通う大学では、前期に2回、後期に2回定期テストがあります。
解剖実習がはじまったのは後期からなので、解剖のテストは2回受けることになります。
2回目のテストは、1回目のテスト範囲も含まれるため特に大変でした
実習も後半に進むにつれてよりハードになりますからね。。。
大学(というか解剖学を担当する教授?)によって異なると思うのですが、テストの概要は以下の通りです。
- 穴埋め問題と、指定された身体の部分や臓器の絵を描いて説明する問題(通称:お絵描き問題)の2部構成
- 穴埋め問題も説明問題も、基本的に英語で答えを記載しなければいけない
- お絵描き問題では絵の上手下手は関係なく、正確さが重要視される
- 60点以上で合格!(他のテストも)
大学によってはラテン語での記載を指定される場合もあると思います。
私の通う大学でも、昔はラテン語での記載を求められていたようです。一応、英語まででよかった
しかし、英語での暗記はスペルミスや他の単語との混合が起きやすくて苦戦しました
「あれれ日本語は覚えているのに、英語忘れた」
とテスト中になることも何度かあり、そのときはもう日本語を書きました(笑)
絵を描くこと自体は好きなので、お絵描き問題は比較的得意だったのですが、
例えばヘルニアの過程や男女差など、さらに説明まで暗記するのはとっても苦労しました。
当たり前ですが、テスト本番まで何が出るかは分かりません!!
解剖のテストを開くときは医学部受験のときより緊張しました
解剖のテストの大変さは
なんてったって、全身をくまなく暗記しなくてはならないことです。
脳の構造から、手足の小さい骨の名前、走行する神経や血管、臨床的に見られる病気との関係性などなど
他の教科と違い、レジュメを覚えれば得点がとれるというものではないのです
さらに、ほとんど毎日遅くまである解剖実習と両立して勉強を進めなければならなかったり、他の班員が解剖を担当した部分については知識が手薄になってしまったりすることも、大変な理由です。
もちろん、解剖以外のテストもあるのでその勉強も必要です。
「解剖だけに1点集中してしまって、他の教科は全部再試...」では結局苦労しますから
さらにさらに、なんと班ごとの平均点が実習室に張り出されてしまうのです。
自分が失敗すると班員のみんなにも迷惑をかけてしまうというプレッシャーもありました。
私の班は真ん中くらいでした
勉強方法自体が難しい解剖のテスト。
1回目も2回目も、半分くらいの人が再試になってしまいました
私もテスト直後は「やばい、落ちたかも」とひやひやでしたが、再試を回避できてよかったです。
解答用紙から「どうか受からせてください」オーラを先生が感じ取って下さったのでしょうか(笑)
先生、ありがとうございます
解剖以外のテストも前日に詰め込んだ成果が出たのか、無事に通過できました
解剖のテストを乗り越えたからには、1回も再試にかからず卒業できたらいいな
これで、解剖実習についてシリーズは終了です!
少しでも解剖実習についてイメージが湧いてくだされば幸いです。
先輩から「解剖実習は大変だよ」と話は聞いていましたが、実際に実習がはじまると想像の何倍も大変でした。
それと同時に、医師になるんだという自覚がよりはっきりと感じられましたし、
何よりも解剖実習ができる環境への感謝の気持ちを常に感じていました。
「医師になる」という夢が医学部に入ってグッと近づきました。
でも医学部を受験できたこと、奨学金を頂きながら・アルバイトに精を出しながらも医学部に通えていることは当たり前のことではありません。
どれだけ大変なときでも、たくさんの人のおかげで私の今の生活があることを忘れてはいけないなと思います。
明日もみなさんにとって良い日になりますように。
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