南行北行、アーユルヴェーダ的季節の移変わり
アーユルヴェーダセラピストのクミコです。
風と空のヴァータドーシャの季節です。
南行してくる雨季、秋、初冬（インドの季節の順番）
には月が輝きを増し、酸・塩・甘のラサが力強くなる。
冬至に向かいすべての生き物の力は増大していく
北行する厳冬、春季、夏季には太陽の輝きが増し
渋・苦・辛のラサが強力となる。
夏至に向かうに連れて
あらゆる生き物の力は徐々に減退していく
冬至を過ぎて夏至に向かっていく北行の期間に
もしも病気を発生すると症状が重くなる可能性も、、
だから、無茶をしないこと！が肝心のようです。
さて、
4日朝、東京で木枯らし一号が観測されたようですが、
私的には、まだ身体も意識も冬に向けての準備が
整っていない感じです。
日本の晩秋は空気も澄んで、毎年、お天気も穏やかなので
干し大根、干し芋や干し柿作りにぴったりな時期ですね。
冷たく乾燥したヴァータドーシャの影響を受けやすく、
体や手足もいっそう冷えて
関節などの痛みも出やすくなります。
腸に空気が溜り、ガスが溜りやすく
便秘や腹部が張るような症状が出てきます。
便秘症の人は気をつけてください。
乾性、冷性、軽性、微細性、移動性、清澄性、粗性、
などの属性を持つヴァータです。
鎮静するには、
逆の属性の薬物（食事なども含まれる）が有効です。
どうぞお身体冷えませんように、
油断大敵です。
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