● リフォームの機会に、一緒に行っておきたいこと

こんにちは、片岡すずみです。

さて昨日は、スケルトンリフォームの、1つ目のメリットをお話させていただきました。

今日は、2つ目にいきたいと思います。

それは、配管から新しくできるという点です。

部分リフォームでも、できなくはないのですが、今日お話する理由によって、少な目です。

見えない部分ですが、意外と大事なんですよ〜

そもそも配管というのは、壁や床下を通っている、給水管、排水管、ガス管などのことを言います。

こんなイメージです ↓

スケルトンリフォーム(リノベーション)とは02

そして配管には、耐用年数があるんですね。

素材によって大きく変わりますが、短いものだと20年程度しかありません。

特に水が通る管だと、中が錆びて、水漏れを起こしたり、詰まってしまうことが。

水漏れは、カビの発生に繋がります。

また場合によっては、下階まで漏れてしまうと、賠償しなければならないこともあります。

そうならないように、専有部分の配管は、オーナーが自ら、メンテナンスしないといけないんですね。

でも新しい物に交換するには、壁や床を解体しなければなりません。

もとに戻すには、リフォームするのと同じ手間がかかります。

配管は、色々な所を通っていますよね?

ですので、スケルトンにするのと、あまり変わらなくなってしまうんです。

費用的にも、期間的にも。

部分リフォームは、残す部分を気遣いながらの工事のため、繊細なんですね。

その分、スケルトンリフォームの方が、工事規模の割に早くて、安上がりというわけです。

ですので、

「最初は部分リフォームのつもりだったけど、スケルトンにした」

という方は、少なくありません。

交換後は、ステンレスや樹脂製の、錆びにくい素材にすることができます。

そうすると、古いタイプよりある程度は、メンテナンスが楽になります。

せっかくのリフォームの機会ですので、配管の点検も、行ってみてくださいね。


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