● 居心地のよさは、和と洋の間に

こんにちは、片岡すずみです。

西洋のデザインに、和の要素を少し加えたスタイルが、私は一番好きなんですね。

居心地の良さと、華やかさを両立させることができるので。

今の日本の暮らしに合っていると思いますし。

ずっと前からある表現だと、「和モダン」なんて言ったりしますが、それとはちょっと違うんです。

和と洋にプラスして。

古いものも、新しいものも。

カジュアルも、フォーマルも。

様々なものが混ざったインテリアなんです。

これはミックススタイルとか、エクレクティックスタイルと呼ばれています。

例をお見せすると、こんな感じ。

これは今年開業したばかりの、リッツ・カールトン福岡の写真です。



各アイテムが調和していて、素敵なお部屋ですよね!

注目していただきたいのは、ベットの頭側の壁です。



編んだ竹のような物が貼られているのが、見えるでしょうか?

これは古くから西日本で作られてきた、竹細工をモチーフにしています。

まさに、西洋と日本のデザインが、上手にミックスされた内装です。

だからなのか、落ち着いて休めれそうな、居心地の良さを感じますよね。


そしてですね。

さすがラグジュアリーホテルだと、思う点もありまして。

それは、この寝室に接するバスルーム!

和テイストの部屋に、ヒノキや露天風呂のようなお風呂が併設されたホテルは、よく見かけるんです。

それはそれで、素敵なんですよ。

でも、敢えてイタリアンモダンのデザインを組み合わせたのは、すごいと思いました。

定番から外れるのは、勇気がいりますからね。

でもその分、他の見慣れた空間より、センスが光ります。



そう、これなんですよ!

私が皆さんにご提案したいのは!

ただの和風でもなく、隙のない洋風でもない。

クラシックも、モダンも、カジュアルも。

すべてが上手くミックスされたインテリアなんです。

まだわかりやすい事例はないんですが、この話しに興味を持っていただけたなら。

アーユルインテリアのトータルコーディネートについて、ご覧いただけたら幸いです。


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※ 竹細工の写真は佐賀県公式サイトより引用