きょうは♪ | 大TOKYOしみじみ散歩日記

大TOKYOしみじみ散歩日記

お独り様となった50路男の、ぶらぶらノンビリンの東京物語

映画・マンガ・小説・芝居・テレビに動物
そして大切な母ちゃんとの想い出も時おり混ぜ合わせて

書き留めてゆきたいなと、思います

1970~80年代のアメリカ映画の代表的なコメディエンヌ

ゴールディ・ホーンの誕生日♪

映画ファンには、その人が見始めた時代のジャンル毎のスターがいるもので
70年代中頃から映画館へ通うようになった私にとって
(喜劇女優)といえば、彼女でした

「ファール・プレイ」
「プライベート・ベンジャミン」
この2作品が飛び抜けて、彼女のイメージを喜劇女優として印象づけています

そう、実はその他の70年代後半から80年代にかけて作られた彼女のコメディは、あまり個人的には楽しめなかったのも事実です

同時期に同じような位置で人気を高めはじめていたマーシャ・メイスンが、夫のニール・サイモンのシナリオ以外ではパッとしなかったのと同様
ゴールディ・ホーンも(コメディエンヌ)というジャンルに縛られて、思うような役が来なかったのかもしれません

更にタイミングが悪かったのは、同じ喜劇でも当時のアメリカは
ウディ・アレンの評価が高すぎた

彼の、台詞とジャズが溢れるお洒落なコメディを見て哲学や社会学を論じるように語るのが当時の批評家に課せられたお題だったと思います
(ウディ・アレンも好きなんですよ、私は♪)

彼女も自分でプロデュースしたりもしたのですが出来も評価もイマイチばかり
追い討ちをかけるように90年代に入って選んだ作品が

「永遠に美しく」(1992)
面白さより私は酷く惨たらしい作品に出たなあと思いました

96年、そんな彼女のコメディエンヌの道に幕を降ろしたのは、かつて彼女の喜劇を抑え込んだウディ・アレン監督
ミュージカルコメディ「世界中がアイ・ラヴ・ユー」で

彼女は新しいコメディエンヌ、ドリュー・バリモアの母ちゃんを演じました

以後、彼女がスクリーンで活躍する姿は殆どありません

実は彼女、70年代半ばまでは若手演技派としてアカデミー賞も受賞しています
でもそんなキャリアを微塵も感じさせず、ファンを笑わせる事に直向きになってくれたスター

ゴールディ・ホーンが

私は大好きです(^ω^)

HAPPY BIRTHDAY🎉