こんにちは♪

オランダ在住、毒親育ちの方向け
天命覚醒メンタルコーチの

田口歩(たぐちあゆみ)です。

ブログへのご訪問、

ありがとうございます。

 

初めましての方は、こちら


前回までの

『ワンダーチャイルドメソッド』関連はこちら
『オランダ生活』関連はこちら
 

こちらもFacebookに投稿したら、
反響が大きかったので転載します。


さて、先日、ホストファミリー&
友人とご飯をしていた時。


日本人・ドイツ人・トルコ人3人で
「オランダの子育てって、
そもそも親に与えられて
いる権利のベースが違う
よね」

な話になりました。

 

 

 

 

  「親のことを聞きなさい」を通用させないオランダ社会


世界では、国によって多かれ
少なかれ、程度の差はあると思う
のですが、親が「静かにしなさい!」
「早くしなさい!」と叱ったりする
ことは「親の役目」として、
社会で認められ、むしろ奨励されて
いる行為
かと思います。

例えば、子供が兄弟喧嘩をしていた
時に、親が子供達に向かって
「喧嘩をやめなさい!」と叱ったり。

しかし、オランダで子供を育てる、
外国人(非オランダ人)の親から
よく聞くのが、
オランダでは「親が
『親という支配的立場』
を使って、子供に
『親の言うことに
従わせる』ことが、
基本的に禁止されている」

と。

英語では
Parents should not anthoritize
their children

とハッキリ表現されていて。




なので、
親は「喧嘩をやめなさい!」
と怒鳴る権利

も与えられていなければ、
「学校を休ませて、子どもを旅行に
連れて行きます」と、子供を
休ませる権利

も与えられておらず。



離婚して慰謝料を払いたくないから、
トンヅラする権利

も与えられていないし。



離婚して、どんなに元夫・元妻に
会いたくなくても、「別れた相手と
協力して、子供の養育なんて
したくない」「自分一人で育てたい」
なんて言う権利

も与えられていない。

親が与えられている権利の一つで
ある、
「親という支配的立場を
使って、
子供に『親の言うことに
従わせる』こと」が、
本当に何一つできない
厳しさ

(というか、オランダ人から見たら
それが当然なのだけれど)を
実感することが多い、
という話になりました。


 

オランダ以外でも、
スウェーデンなど高福祉国家と
呼ばれる国々は、その傾向が強い
ような印象を(個人的レベル
なので、全体的には知りませんが)
受けます。



以前、スウェーデンで子育てをする
日本人の方から「そうは言っても
『静かにしなさい!』と叱れず、
ずっと子供を騒がせておいて
いいのだろうか?と疑問に思う。
時には『うるさい!静かに
しなさい!』は効果的なのでは
ないかな」な話も聞いたりして。

それ位、子供を「他人の大人」の
ように扱うのが特徴的というか。

逆に言うと
「親が国に
管理されている」

のをとても感じます。

 

ベジタリアン友人との夕食は野菜がいっぱい食べられて嬉しい

 

  じゃあ親の「本当の役目」って何なの?

 

じゃあ兄弟喧嘩をしている場合、
どうするのか?



まず親はひざまづいて、
子供と目線を等しくし、
まるで兄弟が大人であるかのように
間に入って、双方の言い分を聞いて、
仲裁をするとのこと。



「あなたはどう思う?」
「そしてあなたは?」と
双方の言い分を聞いて、

「で、どうしたらお互いに
納得がいく?どう歩み寄れる?
自分達で決めようね」と、
仲直り方法を自分達で決めさせる。

親は本当に最後まで仲裁係であって、
叱る係ではない
のだとか。



もし子供がやってはいけないことを
やっている場合、どうするのか?


「やったらダメだよ」ではなくって
「なぜそれをやってはいけないかを、
子供が理解できるまで説明する」。


・・・


ここまで、優雅に
「子供の自主性」を待てるのは
なぜなのか?

逆に、日本では「早くしなさい」が
基本で、親も子供の発育を待てない
ことも多いと思うのだけれど。

「親が子供を待てる国」と、
「子供を待てない国」は、
どんな背景が違うのかしら?



 

  日本の親は責任を背負わされすぎてない?

 

色々考えてみると、
「親の顔が見たい」を始め
日本の親は「養育義務を
背負わされすぎている
んじゃないかしら?」

と思ったのでした。


つまり、「日本社会にとって都合が
良い、迷惑がかからない子供に、
それぞれの親が育てろよ」

養育義務を背負わされ「すぎている」
ように思うのです。


特に、母親にそれが一極集中しすぎ
ていて。



なので、日本政府の全ての子育て
政策の根底に流れるメッセージって


「親という支配的立場を使って、
子供に『親の言うことに従わせる』
ことを権利として付与してあげるから、
日本社会に都合が良い、
迷惑がかからない子供を作るんだぞ、
その為だったら支援してあげるさ、
母親の皆さん」

って聞こえていて。

だから「そんな子育て支援、
意味ない」という現場(特に母親)
の声が上がるんじゃないかな、と。



(勿論、各自治体によって
支援内容は異なっているからこそ
「こんなに支援してもらって
ありがたい」と言う母親の満足度の
高い声も、きっとあるのだと思い
ますが、あまり聞いたことは
なかったり)

なので、一見、親の養育権利が
制限されているオランダは、
子育て要件(離婚しても一緒に育て
なければならないなども含めて)が
厳しいように思えるかもしれない
のだけれど、実は逆なのかな、と。



国が親の養育権利を定めている分、
親が養育責任の全てを背負いすぎ
なくて良くなるから、親による
子供への虐待も発生しづらければ、
親が貧困だから子供も貧困という、
貧困の連鎖を繰り返さなくて済み。

詰まるところ
「親ガチャで当たろうが、
外れようが、子供に
不利益があまりもたら
されない仕組みになって
いる?」のかな?

と感じたりすることはとても多いです。

 

あれこれ考えるから、食べても食べてもお腹いっぱいにならないw

 

  子供は「自分で自分の在り方を決める権利」が生まれながら与えられている

 

そもそも、こちらの子育て法だと
「喧嘩での仲直り方法も、
子供自身が決める」からこそ、
「親が育てた子供」ではなく
「子供が自分で決めた在り方」に
なっている為、


「親の顔が見たい」と言われても
「この子は、自分で在り方を
決めてますので、子供に聞いて
くれます?」になるような。



だから、逆にオランダの子供は、
子供として大変だな、と思ったり
することはあります。


と言うのも、
小さな頃から、
ない知恵を絞って、
自分で自分のことを決める
訓練を、毎秒させられて
いる

わけで。

最終的には
「自分で自分の在り方を決められる
能力」こそ、人生を乗りこなす上で
一番身を助ける

からこそ、合理的といえば合理的
だけれど。

小さな頃から「大人」として
接せられることで
「思いっきり依存的に甘えられる
時期」を失う子供達は、、、
いたりしない?と思ったり。



で、三人で話し合って
「いいとこ取りが一番じゃん?」と
いう結論になりました。



オランダのやり方、トルコのやり方、
ドイツのやり方、日本のやり方、
色々ある中で自分が「これを参考に
したいな」と思ったものを取り入れ、
カスタマイズしていく。

そういう点で、多国籍国家は
学ぼうと思えば、学びが非常に多い、
と。

 

 

  「親の言うことなんか聞かない!」と言われたら?

 


面白かったのが、トルコ人ルーム
メイト(シングルファーザー)は
「息子がまだ2-3歳の時に
『それはやったらダメだよ』と
注意したら『NOと言うな』と
口答えされて、すごいショック
だった」
と。



「結局はオランダ社会で育っている
から、親という立場に対しても
『従わなければ生きていけない』
という感覚が植え付けられていない
からこそ、親に対して早くから
NOが言える
んだと思う」
と苦笑い。


「そういえば、私も息子君に
『お父さんが君に話をしている時
には、お父さんの話を聞こうよ』と
提案したら『アユミの言うこと
なんか、聞かない』
って言われたわ」
とシェアして、大爆笑。

「私達大人は『なぜそうする必要が
あるか』を、子供が納得できる形で
説明できる状態にしておかなきゃ
ならんのよね、大人の方が鍛えられ
ちゃうね」
なんて。



だから
「親の言うことを
聞きなさい!」が通用
しない国の子育てって、
親になる方が鍛えられる

ような気がしました。

「子供の教育のために」オランダに
移住される日本人の方も多いよう
ですが。

本当に色んな教育法が、
子供に対してだけでなく、
親に対してもあるので、むしろ
若い方などが
「自分が親になる為に」
「養育法を学ぶ為に」
「自分を教育する為に」

学びに来られても、非常に勉強になる
のではないかな、と思いました。

私も親でもないのに、毎朝、
説明責任にさらされています。

今日は「卵は完全栄養食品だから、
食べるととっても健康になる」を
伝えようとして・・・

日本語でも難しいのに英語での
説明は本当に難しく。
でもこれの繰り返しなんだなぁと。

毒親・機能不全家庭で育ち、

毒上司・毒社会に晒されてきた私

には真逆すぎて驚きますが、

だからこそ本当に毎日が学び多く。
 

「世界で一番子供が幸せな国」に

住み、
そこで開発された心理学を学び、

そして、学んだ心理メソッドで
毒親育ちの方のメンタルコーチを
している意義を、

しみじみと感じる日々です。


続きはコチラから。

(記事がアップされると読めるようになります。)


リブログ・シェア・転載はご自由に🍀
丸パクリして誰かに話して頂いてOKです💕

 

 

*****************

苦しい親子関係・恋愛関係・

人間関係を抱える方、

努力しても望む現実が現れない方に。

 

あなたが長年抱えてきた

「自分では気づけない
インナーチャイルドの思い込み」を
根こそぎ解消!

 

インナーチャイルド120分

体験セッション
はコチラをクリック!↓


 

 


*****************

限定情報が、いち早く届く

田口歩 

公式LINEアカウント

 


 

#自分の人生を自分で創る #田口歩  #好きに生きる  #願望実現の法則 #夢実現プロデューサー #いつかの夢 #夢を実現 #ビジネスモデルデザイナー #オランダ移住 #オランダ生活 #オランダ移住生活 #オランダ教育 #移住女子 #海外移住女子  #海外移住生活 #海外移住日記 #海外移住実現 #世界一子どもが幸せな国 #ヒュッゲ #hygge #へゼリへ #gezellig #天啓 #潜在意識 #潜在意識の書き換え #エネルギーワーク #起業  #海外起業 #フリーランス #公式LINEアカウント  #自分の人生 #生まれ #自分の話 #キャリアインタビュー#キャリアヒストリー #マイヒストリー #海外留学 #就職活動 #就職氷河期 #男尊女卑 #毒親 #毒親本 #毒親からの卒業 #毒社会 #生存戦略 #安全基地 #自分の居場所 #居場所探し #心のオアシス #自己肯定感を育む #トラウマ体験 #トラウマ解消 #お金のトラウマ #マインドフルネス #インナーチャイルド #インナーチャイルドヒーリング #インナーチャイルドセッション #ワンダーチャイルド #アダルトチルドレン #AC #性犯罪被害 #アムステルダムライフ #コワーキング #コワーキングスペース  #ツリーハウス #ツリーハウストライブアムステルダム #シェアハウス #シェアハウスライフ #シェアハウスアムステルダム #シェアメイト #フラットメイト #アフターコロナ #ポストコロナ #セミナージプシー #資格ジプシー #仏教 #瞑想 #メディテーション #自立 #自立支援 #子育て #子育て支援 #現在地を知る #一時帰国 #確定申告 #結婚制度 #夫婦別姓 #パートナーシップ制度 #リノベーション #DIY #防音 #防音対策 #シェアハウス探し #オランダ賃貸 #賃貸物件 #ダッチインテリア #ダッチデザイン #インテリア #多様性 #ダイバーシティ #金継ぎ #金繕い #コロナ #コロナワクチン #ワクチン接種 #ワクチン副反応 #副反応 #ファイザー #デュッセルドルフ #K20近代美術館 #K20Grabbeplatz #現代美術館K21#K21Ständehaus #EiArakawa #荒川医 #ゲゼレ #マイスター #ドイツ留学 #ドイツ移住 #ダヴィンチインターナショナル #ケルン大聖堂 #米田佳子 #出雲の母 #ソーシャルパノラマ #socialpanorama #メンタルスペースサイコロジー #mentalspacepsychology #クリスマス #クリスマスランチ #クリスマスプレゼント #人間ドッグ #お墓参り #スガシカオ #sugashikao #コプラス #coplus #バンブーフォレスト #グランピング #gramping #キャンピング #camping #お客様の声