三重県津市の介護&障害
認可学童保育あゆみ野です。
私が海外留学や海外体験をと考えるのは、言語だけでなく、日本を外側から見て欲しいから。
多様性やダイバーシティーを唱えながら同調と同質を求め、均一で
平準化された日本社会。
安全で清潔で安心な日本。
生き苦しさや閉塞感を感じながらも、海外旅行から帰ってくると、
やっぱり日本がいいなって毎回思います。
そして、日本で頑張って行こうと思うのと同時に、どうしたらもっとみんなが生きやすく働きやすくなるんだろうと考えを巡らします。
答えは多分、多文化を受けいれる多様化であり、共生なんでしょう。
その為に、子どもからお年寄りまで 障害のある無しに関わらず 支え
あう共生関係をつくる場所として あゆみ野デイサービスを作りました。
当初は、日常的に挨拶をしたり、一緒にご飯を食べたりという理想的な活動が出来ましたが、コロナもあり、現在は完全に分けた形で別々の事業として運営しています。
いつしか子ども達は勿論のこと、働くスタッフも 同じ敷地の中にいる高齢者や障害者の存在を 自分には関係ない存在として認識しています。
人は、見えない存在に想いを馳せることは難しいなと痛感させられる毎日です。
新しい取り組みをチャレンジしても、思うようにはいかず、生きやすい社会にする最適解は未だ見つけれません。
ただ、私が、自分が目指している職場モデルは、昔勤めていた頃のYMCAだったのかな、と思うことがあります。
英語教育、フォニックス、幼児教育、重度障害児・者の水中リハビリ(プールを作った)、重度障害者の外出支援、高齢者介護、難病患者支援、医療的ケア、障害者の就労支援、意思伝達支援機器、発達支援…どれも今の私の事業に繋がる支援ばかりです。
残念ながら、当時のメンバーはおらず、大好きだった恩師も既に亡くなっています。
当時を振り返ると、良いことばかりじゃなかったし、寧ろ仕事的には辛く苦しいことの方が多くて超絶ブラックな環境だったと思います(笑)。
ノスタルジーが入ってかなり美化されていますが、それでも過去の功績は素晴らしく、その偉業に感動し、メンバーの一員でいられたことを誇りに思います。
当時、まだまだ福祉に対する偏見や差別も色濃く残っていた時代です。インターネットもSNSも無く、情報入手も大変な中、様々な福祉的活動を先駆的に行いました。
今のような介護保険も障害サービスも、補助金もない中、よくやったなと感心します。
そのチャレンジ精神と行動力に対して、尊敬の念を抱かずにはいられません。
恩師の娘さんから聞いた、その活動を象徴するエピソードをご紹介します。
娘さんは、今から遡ること20数年前、恩師と一緒に、全身性重度麻痺がある障害者を連れてニューヨーク旅行に出かけたそうです。
ニューヨークでは、公共交通機関で移動したそうです。
体の大きな彼と、その体にあった大きな電動車椅子を、一般道路のバス停からバスに乗せようということになり、
同行した他の日本人は、乗車拒否されるんじゃないかとハラハラしながら見守っていたそうです。
恩師が、手を挙げて路線バスに合図をすると、路線バスの運転手は、バスを停めたそうです。
そして、バスに乗っている他の乗客に「今から車いすを乗せるから待つように」とアナウンスをし、運転席を下りて手慣れた様子で大きな電動車椅子を乗せこみ、戻ってバスを発車したそうです。
バスに乗っていた乗客も、運転手が電動車椅子の乗降介助でタイムロスが発生しても普通に受け入れていたそうです。そしてその後 まるで何事もなかったかのようにバスは進んだそうです。
日本で同じことが出来るでしょうか?
差別や偏見が当たり前だった20数年前でなく、今でさえ難しいのではないでしょうか?
たった1分、2分の遅れで苦情を言う日本とは大違いのニューヨーカーの対応に、「多様性を受け入れる社会とはこういうことなんだ。」と同行した日本人参加者達は大変ショックを受けたそうです。
あれから時は経ち、日本は、多文化共生、多様性社会へと転換したはずです。
けれども実際はどうでしょうか?
この国において必要なことは、車椅子が乗れるバスを整備するとか、カッコいいスローガンを掲げることとかではなくて、
もっと人として本質的なこと、根本的なことのように思います。
長年福祉の仕事に携わってきた思うことは、多様性を受け入れるとか、共生社会とは とかって、自分とは違う他者を受け入れ尊重することではないかと思います。
勿論、多文化多様性社会は、様々な対処すべき課題があり、一概には言えませんが、それでも、
他者を受け入れ尊重し、自分も自立(自律)するには、人として成長、成熟し、他者への共感と実体験に基づく経験、そしてそこから
自分事として学びとることは重要だと思います。
安濃津福祉会では、様々な体験、教育を受ける機会を設けています。
大きなことは出来ませんが、皆さまのお力を借りながら様々な活動を行って参りたいと思います。
今回、恩師の娘さんが運営する旅行会社と 旅行の企画をすることになり、恩師の導きを感じています。
私もこの年になって、ようやく 恩師が 英語と福祉と教育で成し遂げたかったことを 理解できるようになってきたかなと感じています。
まだまだ、力不足で何も成し遂げられていませんが、子ども達が何かを学び取ってくれて、次の時代に引き継いで行ってくれたらいいなと思っています。
恩師のチャレンジ精神と情熱、ソーシャルワークスピリットを引き継ぎ、後世に託すとするか・・・(汗)
Not to be served but to serve.
当時の職場の壁のステンドグラスに書かれた聖書の一文。
私は、特定の信仰は持っていませんが、迷い悩んだ時に指針となり
導いてくれた言葉です。
どんなに障害が重く、ねたきりであっても、個人の尊厳は変わらない。
目の前の人の課題、社会の課題に向き合おう。
この世は光に満ちていて、愛にあふれている。
自分達が居ない未来の夢を見ることを止めないで。
どんな困難があっても挑戦をやめない。
立ち止まらず行動しつづけよう。
私よ。
私達に力を。
皆様、子ども達の活動の様子、是非ご覧ください。
ここからはお知らせです。
↓ ↓ ↓ ↓ ↓ ↓
~放課後児童クラブ 利用者募集しています!~
2025年度 新入生募集中
2024年度生 募集中
放課後児童クラブあゆみ野1、2(一身田)
放課後児童クラブあゆみ野3(長岡)
放課後児童クラブのぞみ(芸濃)
祝日を含む
月曜日から土曜日開所します。
(特定の祝日・土曜日はお休みする場合があります。)
求職中、産休、育休中などで、2025年4月から学童保育を利用するわけではないが、年度途中から仕事に復帰したいなどのご予定がある保護者さまも是非、お早めにお申し込みください🙏
【ご注意】
お問い合わせのお電話を頂きましただけでは、受付は完了していません。
お申し込み手続きを頂き、お子様の健康状態を記載した健康カードを提出頂きます。健康カードを拝見して当学童保育でお受け入れ出来る児童に面談のご連絡させて頂きます。
これで、受付完了になります。
受付完了後、面談させて頂きます。
親子で来所頂き、お子さまを学童保育で短時間お預かりさせて頂き、在校生との交流の様子を見させて頂きます。
その上で、入会の合否を決定させて頂きます。受付したら入会というわけではありません。
どのお子様も大切なお子様です。
そのお子様をお預かりしますので慎重に判断させて頂きます。
保護者の皆様にはお手数をおかけしますが、何卒ご理解、ご協力をお願いします🙏
お電話での
お問い合わせはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
◯月曜日から金曜日の午後4時から6時ぐらいにおかけください。(学童保育スタッフが応対しやすい時間帯です。)
◯混雑時は、つながらない時があります。
◯学童保育以外のスタッフが電話に出る時があります。お電話口で
「学童保育につないでください。」とお伝えください。
詳しくはこちら↓
◯令和6年度 学童保育 放課後児童クラブあゆみ野募集について
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
⇧⇧⇧⇧⇧⇧
2025年度新入生お申込みの方
安心、お値打ちな放課後児童クラブあゆみ野
定期利用コースをお申込みください。
お問い合わせ分類 ⇒ 「放課後児童クラブ」を選択。
内容欄に「定期利用コース」と、ご記入ください。
是非、ご検討くださいませ。
児童発達支援・放課後等デイサービス
「子ども発達未来塾」
・津市長岡拠点
・津市一身田あゆみの拠点
・津市芸濃町のぞみ拠点
ご利用者様 募集しています!
未就学児から18歳までの発達障害児の療育支援を行っております。
18歳以降も安心!
希望者は、卒業後も同じ場所、同じスタッフの支援が受けられる生活介護事業所があります。
生活介護事業所は、居場所やリハビリ、生活訓練、就労準備をする所です。
昼食や送迎、入浴サービスもあるので、大人になっても長く安心して通えます。
生活介護事業所に通いながら自立に向けて施設の仕事や企業様から頂いた仕事を手伝ってもらい、就労の準備をすることも出来ます。
就労できる方には、施設や他の企業様で障害者雇用もご紹介しています。
・津市一身田あゆみ野デイサービス拠点
・津市芸濃町デイサービスのぞみ拠点
~安濃津福祉会の重心多機能型事業所~
『望 あゆみ野 大古曽』利用者大募集です!
未就学児から成人まで 医療的ケア児を含む 重心児・者をお預かりします。
また、三重県津市の望あゆみ野大古曽で、
パソコンが苦手な私小倉に代わり、パソコン操作や視線入力を
セッティングしてくれる技術スタッフ、
重心多機能型施設の望あゆみ野大古曽で、療育に当たってくださる
看護師さん、児童発達支援員さん、運転手さん他
大募集です!
〒514-0113
三重県津市一身田大古曽1453-3
電話059-232-6111(代表)
FAX059-232-6113
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩
【寄付のお願い】
物品寄附、現金寄附お願いたします。
(恐れ入りますが、送料は ご自身でご負担頂けますよう
お願い致します)
当学童保育、前述しましたが土地・建物の負担が大きく運営が大変な状態です。
あなたのご寄附が、子ども達の教育・福祉に役立てられます🙏
皆さまのご厚意のお陰でここまでやってこれました。
ありがとうございました。
これからも尚一層精進して参ります。皆さまどうぞよろしくお願い致します。
【ご寄付のお願い】
百五銀行 一身田支店
普通 359216
社会福祉法人安濃津福祉会
三十三銀行 一身田支店
普通 6039520
社会福祉法人安濃津福祉会
安濃津福祉会Facebookページ
または、代表 小倉由起子Facebook ページからもお問い合わせ
頂けます。
【スタッフ大募集!】
●介護スタッフ:年齢・資格・経験問いません。
ソーシャル・ワーカーとして一緒にソーシャル・アクションできる意欲のある人を求めています!
●重心で働きたい人
(看護師さん、保育士さん、特に夕方まで働ける人)
●学童保育で働きたい人、
(特に外遊びできる人、子ども達に保育の中で勉強や工作、パソコン、英会話等教えられる人大募集!)
お待ちしています。
是非ご応募ください💕
お問い合わせはこちら
↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓
〒514-0113 津市一身田大古曽1453-3
TEL:059-232-6111
FAX:059-232-6113
メールでの
⇩ ⇩ ⇩ ⇩ ⇩