三重県津市の社会福祉法人 安濃津福祉会

津市認可学童保育 放課後児童クラブ「あゆみ野」(以下、学童保育あゆみ野と表記)です。

 

今回は学童保育「あゆみ野」の目指すところ、特徴などについて書いてみます。

長文ですが、よろしかったらお付き合いください。

 

お急ぎの方は、【放課後児童クラブとは】を飛ばして【あゆみ野が目指すところ】をお読みください。

 

 

まずは基本的な

放課後児童クラブとは】

 

「放課後児童クラブ」は、共働き家庭など留守家庭の小学校に就学している児童に対して、学校の余裕教室や児童館、公民館などで、放課後等に適切な遊び及び生活の場を与えて、その健全な育成を図るものです。

 

実施主体は、市町村。

自治体が設立・運営のどちらも行っている施設と、設立のみを自治体が行い、運営はNPOや民間企業などに任せている施設、設立・運営ともにNPOや民間企業などが行っている施設があります。

 

対象年齢は、小学1年生から6年生まで。

保護者が労働等(※1)により昼間家庭にいない就学している児童です。

その他、特別支援学校の小学部の児童。

(※1)「保護者が労働等」には、保護者の疾病や介護、看護、障害なども対象となります。

 

児童の人数は、40人。1つの支援の単位を構成する児童の数は、概ね40人以下です。

 

職員体制は、2人。放課後児童支援員の数は、1つの支援の単位毎に2人以上。ただし、その1人を補助員をもって代えることができます。

 

開所日数、開所時間は、原則、年間250日以上開所。学校がある日は1日3時間以上、学校が休みの間であれば 1日8時間以上開所すること。

 

施設・設備は、遊び及び生活の場、並びに静養する為の機能を備えた専用区間を設けること、また、支援の提供に必要な設備及び備品等を備えること、専用区間の面積は、児童1人につきおおむね1.65m2以上を確保すること。

 

放課後児童支援員の役割、

①子どもの健康管理、出席確認等の安全確保、情緒の安定を図る。

②遊びを通しての自主性、社会性、創造性を培う。

③宿題、自習等の学習活動を自主的に行える環境を支援する。

④基本的な生活習慣についての援助、自立に向けた手助けをする。

⑤活動内容について家庭との日常的な連絡、情報交換、地域との遊びの環境づくりへの支援をする。

⑥児童虐待の早期発見、市町村等、児童相談所、保健所等の関係機関と連携して対応する。

⑦その他放課後における子どもの健全育成上必要な活動を行う。

 

その他、

保護者への支援・連携、学校との連携、関係機関・地域との連携、安全対策、配慮を必要とする児童への対応、事業内容等の向上、利用者への情報提供、要望・苦情への対応等

 

(出典:放課後児童クラブ関連資料 厚生労働省)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

当法人は、運営する介護事業所の職員さんのお子さん達を預かる為に、平成27年4月に無認可で、民間学童保育を立ち上げました。

 

その2年後の平成29年4月に津市から「放課後児童クラブあゆみ野」として認可を受けました。

設立・運営ともに当法人が行い、津市から運営費用の一部を補助頂いています。

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

 

あゆみ野が目指すところ】

 

学童保育あゆみ野は、「地域共生社会」を担う次世代リーダー育成を目指しています。 

 

子ども達は、この先、厳しい社会で生き抜いていかなければなりません。

 

それには、強く、逞しく賢くなければなければなりません。

賢さというのは、勉強が出来るというだけではなくて、正直さや、忍耐強さ、やさしさや謙虚さなどの人間性やコミュニケーション力です。

 

本当の意味で、人として賢い振る舞いができるということです。

 

その為には、沢山遊び、学び、幅広い年代の多様な人達と交流する体験をして、相手だったらどう思うのか、自分がどう立ち回ったら相手と上手く共存し、共栄できるかを学ぶことが必要です。

 

これは、ビジネスも含め全ての社会活動において重要なことです。

 

やさしさや思いやりは、他者との関係の中で体得するものであって、机の上で1人で学べるものではありません。

 

子ども達には、優秀なだけでなく、人として優しく思いやりのある素晴らしい人格者に育ってもらいたいです。

 

 

 

写真は、高齢者デイサービスで、高齢者や障害者と交流する児童。七夕の短冊を代筆する児童。

 

豊かで人に優しい社会を担う、次世代リーダーを育てます。

 

童保育あゆみ野は、その機会を提供し 素晴らしき仲間を育てるための教育機関であり、フィールドです。

学童保育あゆみ野に是非お申し込みください🙏

 

 

 

 

あゆみ野の環境、設備、特徴】

 

・高齢者デイサービスと同じ敷地内に学童保育の学舎があります。

学童保育は、基本的には専用学舎で過ごしますが、交流や特別授業時は、併設施設のあゆみ野デイサービスセンターで高齢者や障害者と交流します。

 

・学舎は、二階建てで専用の建物です。

二階は、壁に鏡があり、ダンスや空手の際に姿勢をチェックすることができます。

 

・学舎裏手に車の入らないグランドをご用意しています。 

 

 

 

 

・近隣に公文教室やピアノ教室、個人塾があります。スイミングの送迎バスがお迎えに来ます。

施設内で、空手教室、書き方教室、英語教室(一身田は日本人・長岡は海外の先生)、科学工作、プログラミングがあります。

 

・祝日を含む月曜日から土曜日

朝7時15分から夜7時(最大7時半まで)預かります。(特定の祝日・土曜日お休みします。)

 

・併設施設に看護師がいます。

 

・また、不登校や小学校卒業後、中学生になってもボランティアとして夏休み等長期休暇中に利用することができます。(ボランティア講習を行います。講習の修了とボランティア保険加入が必要です。1年間に250円保険料がかかります。)

 

~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~~

保護者の当番や役員等はありません。 

 それは、今しかない子どもとの時間を楽しみ、仕事を通じて社会に貢献し、豊かでしあわせな社会を子ども達に残してほしいからです。 

 けれどもそれは、保護者として、負担をしないということを意味しているのではありません。もっと違う形で社会に貢献してもらいたい、還元してもらいたいと願っているからです。

例えば、いつか子育てが一段落した時にボランティアといった形で還元することもできるでしょう。

 学童保育の運営やイベント、行事などに意見やアイデアを出す、草刈りなどの労務を担うという形もあります。職業人としての専門性を活かして、専門分野でアドバイスをくださったり、広報誌の作成を手伝ってくれたりしてくださる方もいます。

 役員や当番という形にこだわらず、「できる人」が「できる時」に「できること」をする。その助け合いが、共生なのではないかと思っています。

 

・利用料金が、自治体が設置・運営する学童保育より高額な理由。

 当学童保育は、保護者の当番や役員が無い代わり、学校に併設されている学童保育に比べて利用料金が月に約 1 万円程度高くなっています。

当学童保育の料金、内容をご理解の上、比較検討頂き、納得の上でお申込みください。

   保護者の当番や役員はありませんが、ご希望の方には行事等への参加やお手伝いをお願いしております。また、当学童保育の運営状況や児童の保育状況を開示しております。

 

 

 

こちらもご覧ください↓

令和6年度「放課後児童クラブあゆみ野」利用に関するQ&A

 

 

学童保育学舎2階施設で行った夏休み空手体験教室の様子です。

 

image

夏休みに高齢者デイサービス施設で行ったサマーナイトキャンプの様子です。

夕ご飯を食べ、宿題をして、花火大会をしました。

 

 

 

社会福祉法人安濃津福祉会 

あゆみ野デイサービスセンター 

放課後児童クラブあゆみ野 

 

☎︎059-232-6111(代表) 

メール info@anotsu-fukushikai.jp 

 

お問い合わせ・お申し込みはこちら