「がんばる畜産」エコフィード の取材で八王子の磯沼牧場 へ行ってきた話を書きましたが、
そのつづきをようやくアーップ!
 

というわけで、八王子からずずずいーーっと移動してやってきたのは、

埼玉県東松山市 国分牧場

牧場に併設して、お肉の直売所とレストランがあります。
まずは腹ごしらえ〜〜〜

 

 

ローストビーフ丼〜!

 

 

ステーキ 肩ロース〜!

 

 

 

出ましたーー!ジューシーハンバーグ〜〜〜!

 

 

 

レストランの一角ではお肉も売っています。

ステーキ 肩ロース750円 /100g

ミスジは670円 /100g

なんとリブロース 800円 /100g〜〜〜!

 

なにこの驚きのやすさ!びっくりー!

いわゆる黒毛和牛ではありません。

しかし、れっきとした国産牛です。ホルスタインの虚勢牛で、この直売所とレストランの裏にある牧場で育てたれた国分牧場産!産直の牛肉なのです。

自社生産だから驚きの格安で提供できるというわけです。
 

 
国分牧場代表 國分唯史さん。

HPから抜粋すると、国分牧場では現在約130頭の肉用牛を育てています。 

野菜やコメと違って、牛の肥育農家は育てていても出荷してしまうと
自分で育てた牛を食べることが出来ません。
(牛や豚などは、決められた食肉処理場でしか解体できないと法律で定められています)
そこで、自分の子どもたちに自分たちで育てた安心安全なお肉を食べさせたいと、
生産出荷するだけでなく、小売業をはじめ、平成23年11月に牛肉の直売所をオープンしたそうです。

 

 
珍しいガンジーの子牛がいます。
(八王子の磯沼牧場からやってきました)

 

 

ブラウンスイスと黒毛とホルスタインの交雑種F1が仲良く一緒に休んでいます〜。

 

 
なんとも歴史と趣のある牛舎です〜。
 
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続いて、やってきたのは、国分牧場から車で20分。
同じ、埼玉県東松山市にある 「コエドビール」ですーー。
 
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日本のクラフトビールとして知らない人はいない、
いまやフランス、アメリカ、イギリス、香港、タイなど世界10カ国で飲まれてい
それが、どうして畜産番組に関係あるかって?
それはね、
 
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これです!
ビールの麦芽絞りかす!
牛に食べさせるエコフィードです。
(磯沼牧場で撮影。麦芽かすじゃなかったかな。写真はイメージです)
 
 
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この右下にあるのが、コエドビールの麦芽かす!いわゆるビール粕です。
コエドビールの工場では、ちょうぞ仕込みが終了し、掃除をしているところでした。
麦芽かすそのままでは水分が多いため、脱水して、真空にします。
ビール粕は毎日出ますが、牧場へはまとめて運ぶので、その間の腐敗を防ぐというわけです。
これ、一袋で600〜700kgでしたかね。
 
国分牧場や磯沼牧場と、こうした(エコフィード)連携が始まる前までは、
コエドビールのビール粕は産業廃棄物になっていました。
処理費用もかかりますし、栄養成分もたっぷりあるので牛の餌には最適ですが、自社だけでは
ルートがありません。
食品リサイクル専門の会社(愛知県の環境テクシス)が間に入って、
コエドビールと2つの牧場のエコフィードの循環の輪がはじまったのです。
 
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世界を飛び回るコエドビール朝霧社長ですが、この日はラッキーなことにお会いしてインタビューすることができました。
コエドビールでは、地元のサツマイモを使ったビールなど、地域の農産物にこだわります。
そもそも、会社の創業当時は、農業なのだそうです。
そして「ビールづくりも農業だ」と語ってくれました。
そうだったのですかーーー@@
地域の循環を活かしたビールづくり!
テロワールを感じますね〜〜〜。
コエドビールのビール粕を食べた牛さんのお肉や牛乳と思うと、なんだかおいしさが増しますよね〜!
ビール見学では、国分牧場のビーフジャーキーを出すなど、
食卓でのマリアージュも実践しているそうです!
 
牧場とクラフトビールがつながるエコフィードの輪‼️
資源が無駄にならず有効に活用されるって、気持ちがいいー!
 
 
いや〜〜〜サスティナブル!
 
 
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というわけで、締めくくりは、おみやげに頂いたコエドビール^^と、
山羊も牛と同じ餌なので、コエドビールのビール粕を食べているというわけ。
なんという循環〜〜〜!
コエドビールの麦芽しぼりかすを食べて育った牛の乳とお肉、ヤギまで〜!
おいしい嬉しい地球にヘルシー!
たのしい輪!
 
プハーー!
 
 
今回の取材の模様は中央畜産会「がんばる畜産」で後ほど公開されます。
 
ベジアナ@ 循環アナあゆみ